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L.T祭りだワッショイ、ワッショイ
主力を欠きながらライバル3連戦という厳しい日程でしたが、パッツとドルフィンズ相手に2連勝と絶好調。そして3連戦の最後はビルズが相手です。

しかし昨年の悪夢のビルズ戦1回目と同様に今回も雨風吹き荒れる悪天候での試合となりました。

ビルズは先発QBを”ライアン・フィッツパトリック”に代えて、先週はパッツと互角の戦いを繰り広げております。JETSファンとしては、「悪夢が繰り返されるのか」と危惧するようなシュチュエーションです。

ここで勝たなきゃSB制覇なぞできぬ。死んでも勝て!!
(←本日は雨のためかアイシールド無しです)

 

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1stドライブから勢いにのるJETS。RB”ラデイニアン・トムリンソン”のランで敵陣に進み、3rdDown-5ydは頼れるTE”ダスティン・ケラー”へのショートパスで更新。WR”ブラッド・スミス”のワイルドキャットもRB”ラデイニアン・トムリンソン”へトスしてビルズD#を翻弄。
ラストもRB”ラデイニアン・トムリンソン”のラン、レシーブ、そしてランで先制のTD!怒涛のL.T攻めで見事に先制する。

JETSのキックオフはショートキック(K”ニック・フォーク”のミス?)でボールを奪取して、連続で攻撃権を獲得。しかしこのチャンスはK”ニック・フォーク”のFG失敗で終わる。ああ、もったいない。

ビルズの攻撃はシャットダウン。JETSの攻撃はTE”ダスティン・ケラー”のレシーブ、RB”ショーン・グリーン”のランで敵陣に進みFG1本で3点追加の10-0。
次のドライブもRB”ショーン・グリーン”のランが出て敵陣42yd。そこからQB”マーク・サンチェス”はフェイクを1度入れた後に、WR”ブレイロン・エドワーズ”へロングパスを発射!カバーしていたCB”ドレイトン・フローレンス”をするどいカットで釣って引き離し、ワイドオープンでレシーブしTD!!17-0。

しかし前半終了までわずか1:41からビルズが牙をむく。自陣46ydの4thDown-2ydでなんと大胆なギャンブル!
これをRB”フレッド・ジャクソン”のワイルドキャットでなんと1stDown更新。この勢いのままQB”ライアン・フィッツパトリック”はノーハドルでWR”リー・エヴァンズ”,WR”デイヴィッド・ネルソン”へ連続でパスを通す。
最後はブリッツが届く前にTE”デイヴィッド・マーティン”へ山なりのTDパスを通して17-7。折り返す前に精神をつなぐ大事な得点を得る。

だが後半も勢いはJETSにあり。WR”ブラッド・スミス”のリバースで前進し、WR”ブレイロン・エドワーズ”のレシーブ失敗はCB”ドレイトン・フローレンス”のパスインターフェアランスでエンドゾーン目前。
3rd-3ydは意表をつくWR”ブラッド・スミス”へのダイレクトスナップ!走行ルートを塞がれたと思ったらなんとパス!
これをTE”ダスティン・ケラー”が垂直ジャンプでレシーブしTD!奇策も成功し24-7。

ビルズは反撃に転じたいドライブ一発目からRB”マーショーン・リンチ”がファンブルロスト!敵陣23ydからまたもJETSの攻撃となる。
このチャンスにRB”ショーン・グリーン”のランが抜けて一気にエンドゾーン目前。QB”マーク・サンチェス”のパスはまたもTE”ダスティン・ケラー”がレシーブしTD!31-7。RB”マーショーン・リンチ”はベンチでがっくり。(´д`lll)

そして次のドライブでもL.Tが爆発。RB”ラデイニアン・トムリンソン”ランで敵陣26ydまで進む。またもL.TのランはOLが見事に穴を開けて楽々中央突破。飛んできたFS”ドンテイ・ウィットナー”をカットでかわして26ydTD!マイケルポーズを決めて38-7。
ビルズも第4Qに追撃しTDを決めるも時既に遅し。JETSはセカンドチームで時間を潰して試合終了。
不安だらけだったAFC東シリーズは3連勝という最高の結果で終えました!ヘ(゜∀゜*)ノ
38-14

▼総評
とにかくランにレシーブにRB”ラデイニアン・トムリンソン”が大活躍。ランは抜けるわ、わき腹に飛んできたボールを片手でキャッチするわ、トムリンソンで釣ったプレイアクションで結局トムリンソンにパスするわでビルズD#を翻弄。スタッツはラン133yd2TD、レシーブ22yd。
何でもできるRBなので前エース”トーマス・ジョーンズ”みたいなワンパターンにならないのが面白い。

しかしながらランの好調はL.Tが爆発したというより、真ん中にどでかい穴を開けるOLの力が大きいです。
そしてリチャードソンの後継者RB”ジョン・コナー”がいい。以前からSTで相手をブロックするどころかその場に転がす活躍はしていましたが、今回はL.Tの前に立ってビルズD#倒すシーンが目立ちました。なので、これまでそこそこだったRB”ショーン・グリーン”のランもよく出ました。

飲酒運転男WR”ブレイロン・エドワーズ”はCBを引き離し、サンチェスのロングパスを独走状態でレシーブして1TD 。
昨年は同じような完全なワイドオープンのパスを落球していましたが、もはや落球男とは呼べない成長を見せてます。

TE”ダスティン・ケラー”は今回も2TDをマーク。特にWR”ブラッド・スミス”のTDパスをレシーブする時は、カバーされてるのに急に立ち止まり、「ここにいるぞ!」って感じに直立不動になり、後は垂直ジャンプでドンピシャに合わせてレシーブ。これはパスに慣れてないブラスミを考慮しての動きだったのでしょうか。

D#はビルズのランを危なげなくシャットアウトするどころか、リンチのファンブルを誘発しターンオーバーを奪います。
QB”ライアン・フィッツパトリック”へプレッシャーをかけてコントロールを狂わせ、加えて3サック。クロマティもWR”リー・エヴァンス”を十分に抑えました。ルーキーCB”カイル・ウィルソン”はまだまだ発展途上中なので大目に見ましょ。まぁ他にも見所はいっぱいありましたが、ズラズラ書くのがしんどいので以上。

JETSは雨風の中でも大きなミスなく、安定した力を見せてライバル3連勝とノリノリですが、ビルズは悪夢の開幕4連敗。
来週は待ちに待ったWeek05。今でも十分に機能しているレシーバー陣にダメ押しとも呼べるスーパーボウルMVPのWR”サントニオ・ホームズ”が参戦。そして、2年前にJETSを裏切って、バイキングスに復帰しやがったファーブへリベンジする時です。#4のジャージを購入してしまった多くのJETSファンがファーブをボコボコにする時を待っていたでしょうな。 (屮゜Д゜)屮

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:サンチェスの本日のスタッツはパス14/24の161yd獲得、2TD、0INT。
ラン中心のオフェンスだったのですが、今回もミス無くここぞという所でパスを決めて2TDをマーク。

昨年のWeek04なんてセインツにINTされたり、エンドゾーン内でサック食らってファンブルさせられボコボコにやられた男が、今シーズンはなんとこれまでの全試合を通して0INT、0ファンブルです。

エドワーズに1フェイクを入れてから、ロングパスを通すシーンから分かるとおり視野はかなり広く、非常に落ち着きがあります。昨年の運よくチャンピオンシップまで行けた経験が大きな自信となったのでしょう。

多くのドラ1QBが不発に終わる中、大トレードアップで獲得したフロント陣のバクチは見事に成功でしたな。

 

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:毎試合2TDレシーブを決めるTE”ダスティン・ケラー”
ルーキー時代にファーブが認めた才能の持ち主で、ファーブのJETS初TDをレシーブしたのも彼でした。(記念のファーブのサイン入りボールをゲット)

2008ドラフトのゴルストンPICの失敗を補うほどに成長。そういえば彼もトレードアップで手に入れた人材でした。JETSフロント陣の読みは素晴らしいです。(ゴルストンを除いて(´д`lll))

 

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:おまけで今後のビルズを背負って立つ先発QB”ライアン・フィッツパトリック”
前回パッツ戦では素晴らしいパフォーマンスを見せるものの、今回はレシーバーとタイミングが合わないシーンが多かった。加えて終盤ではレシーバーが捕球し損じるシーンも多く、味方に足を引っ張られていました。
それでも2TD、0INTなので、今後に期待できる選手だと思います。

そして今回も意地でもスライディングをせず、D#に体当たりする「魂スクランブル」を多様した結果、なんとQBなのにラン7回74yd獲得でビルズ1位のランを記録。逆にスピラーを2回しか出さなかったのはなぜ??
表情やプレーから気迫は十分に伝わるのだが、ケガが心配。

 

2010/10/03 @Ralph Wilson Stadium

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
JETS   7 10 21 0   38
ビルズ   0 7 0 7   14
 
Game Stats


[引用:NFL JAPAN]

ニューヨーク・ジェッツは現地3日、ランニングバック(RB)ラダニアン・トムリンソンが133ヤード、2TDと活躍。敵地でバッファロー・ビルズに38対14で快勝し、3連勝を飾った。

ジェッツは第1Qにトムリンソンが1ヤードのTDランを決めると、第2Qにはキッカー(K)ニック・フォークのFGで3点を追加。さらにクォーターバック(QB)マーク・サンチェスがワイドレシーバー(WR)ブレイロン・エドワーズに41ヤードのTDパスを通し、17対0とリードを広げ、完全に試合の主導権を奪う。前半終了間際にビルズがタイトエンド(TE)デビッド・マーティンのTDレシーブで10点差に迫るが、ジェッツは第3QにWRブラッド・スミスがTEダスティン・ケラーに3ヤードのTDパスをつなぐトリックプレーに成功。さらにケラーがサンチェスから2ヤードのTDパスを受けた後、トムリンソンが26ヤードのTDランを決めて、38対7とリードを拡大。ビルズは第4QにQBライアン・フィッツパトリックがWRスティーブ・ジョンソンにTDパスをつないだが、反撃はここまでだった。

ジェッツはNFL10年目のトムリンソンが2年ぶり、47回目となるラン100ヤード超えを達成。通算ラン獲得ヤードを1万2,831ヤードに伸ばし、
トニー・ドーセットを抜いてNFL歴代7位に浮上。また、通算25回目となる1試合ラン100ヤード超え、2TD以上を達成し、ジム・ブラウンのNFL歴代最多記録に並んだ。サンチェスは24本中14本のパスに成功し、161ヤード、2TDで勝利に貢献した。

ビルズはフィッツパトリックが27本中12本のパスを通し、2TDをマークしたが、ディフェンス陣が3試合続けて30点以上を献上。2001年以来、3回目となる開幕4連敗となった。