大胆、ドラフト斬り!
開幕目前で盛り上がってまいりました。プレシーズンでのパフォーマンスを元に、ロースターを53人以内に絞らればならないのですが、ドラフト組を大幅に削減する意外な結果となりました。
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▼ドラフト獲得を半分カット!
今シーズンを戦う53人をお伝えするまえに、カットされた選手の話から。
なんと2012ドラフトで獲得したRB”テランス・ギャナウェイ”、OL”ロバート・グリフィン”、WR”ジョーダン・ホワイト”、S”アントニオ・アレン”の4名をカット(wave)しました。
ドラフト組とはいえシーズン前に切る事はそりゃありますが、4人も切るのは予想外でした。
しかも私も期待していたRG3と共に活躍したベイラー大のO#コンビをカットするとは驚きです。
特にRB”テランス・ギャナウェイ”は、プレシーズン唯一のTDパスをレシーブした選手。ドラフト&TDレシーブの選手を切る理由は、やはりそのシーン意外でのパフォーマンスがマズかったからでしょう。
OL”ロバート・T・グリフィン”に関しても、ギャナウェイとワンセットでゴリ押しランに貢献するかと思っていたのですが、動きが何かぎこちなく、最悪にもパスラッシュをもらしてティーボウがサックされるシーンが致命的となりました。
本来はGなのにRTに入ったため、不慣れだったかもしれないのですが、それを差っぴいても悪かったのでしょう。
WR”ジョーダン・ホワイト”に関してはやっぱり落球です。私がガッカリするくらいですから、そりゃJETSのフロント陣のガッカリは数倍でしょうな。
S”アントニオ・アレン”はそこそこやるかと思ってたのですが、最後の最後でカット。苦渋の選択だったんですかね。
しかし、ホワイトとアレンはプラクティススクワッドとして契約。ギャナウェイはウェーバーでラムズに引っかかったようです。本当に今シーズンはラムズ行きが多いです。
あと、ラグビー界のスター、”ヘイデン・スミス”もプラクティススクワッドに残りました。
・プラクティススクワッドで復活組
OT”Paul Cornick”
LB”Marcus Dowtin”、”Ricky Sapp”
CB”Donnie Fletcher”
WR”Royce Pollard”、”Jordan White”
TE”Hayden Smith”
S”Antonio Allen”
▼現時点での暫定ロースター
・O#
QB:
(6) Mark Sanchez, (15) Tim Tebow, and (14) Greg McElroy
RB:
(23) Shonn Greene, (25) Joe McKnight, (29) Bilal Powell, FB: (38) John Conner
WR
(10) Santonio Holmes, (84) Stephen Hill, (11) Jeremy Kerley, (88) Patrick Turner, (85) Chaz Schilens
TE
(81) Dustin Keller, (86) Jeff Cumberland, (83) Dedrick Epps
OL:
(74) Nick Mangold, (68) Matt Slauson, (65) Brandon Moore, (62) Vlad Ducasse, Tackles (60) D’Brickashaw Ferguson, (77) Austin Howard, (63) Jason Smith、(76) Dennis Landolt
・D#
DL:
(96) Mo Wilkerson, (98) Quinton Coples, (94) Marcus Dixon , (91) Sione Po’uha, (70) Mike DeVito, (93) Kenrick Ellis and (71) Damon Harrison
LB:
(97) Calvin Pace, (58) Bryan Thomas, (51) Aaron Maybin, (50) Garrett McIntyre, (57) Bart Scott, (52) David Harris, (53) Josh Mauga, (54) Nick Bellore and (49) Demario Davis (expect he will be assigned new number)
CB:
(24) Darrelle Revis, (31) Antonio Cromartie, (20) Kyle Wilson, (26) Ellis Lankster, (35) Isaiah Trufant
S:
(30) LaRon Landry, (37) Yeremiah Bell, (33) Eric Smith, (32) Josh Bush
・ST
K:(2) Nick Folk,
P:(4) T.J. Conley
LS:(46) Tanner Purdum
→変動しまくりで、まだ正式なロースターが出てないので、53人より少ない状況です。
一番最後に抜けたS”アントニオ・アレン”に関しては、すぐにロースターに戻るであろうと言われています。
▼マクナイトがUSC時代に不正な受領
今シーズン期待のRB”ジョー・マクナイト”がUSC(カレッジ)時代に不正な金品の授受があったと伝えられています。
ニュースによると、マクナイトはUSC時代にシボレー・モンテカルロ(車)と飛行機のチケット625ドル分を受け取ったとか。
この話が本当となると、NCAAの規則違反となります。USCといえば大先輩の”レジー・ブッシュ”もカレッジ時代の不正受給が発覚して、ハインズマン賞を剥奪されております。
マクナイトに関してはどのような処分が下るか分かりませんが、序盤から出場停止になると、非常に厳しいです。
▼ゴルストン、クレメンス。ラムズからカット。
ラムズと契約し、見事にNFLに復活するかと思った”ヴァーノン・ゴルストン”ですが、開幕ロースターに残れませんでした。
正真正銘の本物のBUSTだったようです。
あと、同じく昨年ラムズに移籍した、QB”ケレン・クレメンス”も新人に競り負けてカット。
OCにショッテンハイマーがいるとはいえ、基本的には実力の世界。ゴルストンもクレメンスも、もうNFLからサヨナラですかね。。。(´д`lll)
ショックのあまり自分がギャナウェイにはまるきっかけになったアラモボウルを見返しているYM5ですこんにちは。
RG3がマークされていたため自由になり、先制の独走TDを見た時はNFLで活躍すると信じて疑わなかったんですけどね。
ドラフトも下位になると欲しい選手がいないからという理由で行われるネタ目的のギャグピックは少なからずありますが、カレッジで活躍した奴は警察のお世話になるかケガでもしない限りドラフトされるので実力があるのは当たり前です。
ただ、超実力主義なNFLの世界なので能力と才能だけでは通用しないと覚悟はしていましたが、この一年間ギャナウェイの活躍を見てRG3以上に惚れ込んでいただけに無念です。
日本人でドラフト前からギャナウェイに注目していた人は多くないと思いますが、新天地での活躍を期待したいですね。
あと、初めてメイビンのプレーを見ましたが、サックする気満々なのが画面からでも伝わって来るし、恐ろしいほど速いですね。
故・ジョー・パターノも喜んでいると思いますが、そのメイビンを抑えてBIG10カンファレンスの最優秀DLに輝いてるゴルストン……。
エイプリルフールには、来年からBIG10の最優秀DLに贈られる賞はバーノン・ゴルストン賞になったというネタもいいかもしれませんね。
ゴルストン・トロフィーを貰う選手は複雑でしょうけど。
わたしもギャナウェイのビデオ見て、「こいつはグリーンよりもゴリ押せる」と思ったんですけど、JETSのお眼鏡にはかなわなかったようです。
ゴルとクレメンスを切ったラムズが拾ったので、そこで期待します。
メイビンは背後にダッシュや切り返しなど超人的に早いのですが、プレシーズンではOL抜けなかったり、あと1歩届かなかったり、活躍できませんでした。本番に期待ですね。
ゴルストンは2年連続でロースターに残れないとなると、もはやNFLから消えますね。クレメンスもチャンスを再三与えられて結果が出せないので、もうダメでしょう。
2軍や、マイナーリーグが存在しないNFLの生存競争は過酷です。