最高の幕引きです
昨シーズン、スーパーボウルを制覇したニューヨーク・ジャイアンツのDE”マイケル・ストレイハン”が引退するニュースが報じられました。
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無敗の”ペイトリオッツ”をドラマのような逆転劇で倒した、奇跡の一因となった人物ですので、来シーズンも活躍を楽しみにしていましたが、非常に残念です。
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▼”マイケル・ストレイハン”は1993年にジャイアンツに入団し、引退まで15年間ジャイアンツ一筋。
プロボウルに7度選出され、2001年には22.5サックで守備MVPを受賞しました。
昨シーズンも開幕直前まで、引退か続行かで悩んでいましたので、SB制覇が無くても引退はしていたと思います。
しかし、続行したおかげで全米史上2位の視聴率を記録するNFL史に残る伝説のゲームに出場し、見事スーパーボウルを制覇しましたので、最高の幕引きとなりました。
“ブレット・ファーブ”しかり、10年以上もそのポジションで固定であった選手が抜けてしまう事による戦力ダウンは、想像以上のものがあると思います。
“ジャイアンツ”のフロント陣は開幕までにどのようして、この大きな穴を補強するのかで頭を悩ませるでしょうね。
[引用:NFL JAPAN]
ニューヨーク・ジャイアンツのDEマイケル・ストレイハンの引退が明らかになった。現役最多、リーグ史上5位の141.5サックをあげていたストレイハンは、昨季のスーパーボウル制覇を区切りに15年間のプロ生活に幕を降ろす。35歳の彼は、1993年のプロ入りから昨季までジャイアンツ一筋でプレイ。2001年には、リーグ記録となるシーズン22.5サックをあげ守備MVPを受賞。プロボウルには通算7度選出され、昨季も16試合出場で57タックル、9.0サックと未だにリーグトップクラスのパスラッシャーとして活躍していた。ストレイハンは昨オフも現役か引退かで揺れ、最終的には現役続行を決めたが、チームに合流したのは開幕直前だった。彼の代理人を務めるトニー・アグノンは、ジャイアンツがストレイハンに昨季以上の年俸を提示したことを明かしたが、それは彼の去就判断に影響を与えなかったと発言している。
ジャイアンツのジョン・マーラ共同オーナーは、ストレイハンから引退することを電話で聞いた。マーラは、「彼にはジャイアンツの偉大な一員であり続けることを話した。彼はチームが自分に対して行ってくれた事の全てに感謝していた。だから私は彼に『私たちが君のために行った以上に、君はチームに多くの貢献をしてくれた。感謝している』と言ったんだ」と続けている。チームリーダーの引退について、QBイーライ・マニングは「結局の所、彼が引退することは分かっていた。彼は素晴らしいキャリアを送った。もし、彼が現役を続けても、素晴らしいシーズンを過ごしただろう」とコメント。ストレイハンと先発DEのコンビを組んだオウシ・ウメニオーラは、「先週、マイク(ストレイハン)と話した時、彼はまだ分からないと言っていた。彼はこの決断について本当に考えていたが、今日にこの発表を行うとは思わなかった。今日は個人的にはとても悲しい日だ。彼を兄のように慕っていたからね。彼はNFLで15年間も活躍していた。年齢によって不可能なこともあるということだね」と驚いていた。