ロジャースはHCとちちくりあい

プレシーズン2戦目は合同練習を行ったパッカーズとの対戦。

ジェッツQB”ザック・ウィルソン”は、練習中にパッカーズの生ける伝説”アーロン・ロジャース”と会話できて、実りある練習となりました。

この試合で2人が対戦するのかと思いきや、パッカーズはロジャースも2020年ドラ1QB”ジョーダン・ラブ”も欠場という、拍子抜けなロースター相手との対戦となりました。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

3

14

6

0

23

パッカーズ

7

7

0

0

14

オフェンス

先週にまして好調だったQB”ザック・ウィルソン”。低くすぎてインコンプリートとなるパスはあったものの、ほとんどのパスのコントロールが絶妙です。

崩れながらも投げたサイドライン際へのロングパスは、まさにフランチャイズQBの証でしょう。

元タイタンズのWR”コーリー・デイビス”やWR”ジェイミソン・クラウダー”らのベテランWR陣との連携もできており、スタッツはパス9/11回128yd獲得、2TD。レーティングは脅威の158.3 。

この2TDを決めたレシーバーがTE”タイラー・クラフト”。2本ともレッドゾーン手前でレシーブし、彼の個人技でD#をかわしてTDを奪いました。

この選手、去年までビルズに所属しておりラムズ戦でラスト15秒の逆転TD勝利に貢献しています。

なぜこの選手をビルズが手放したか不明ですが、非常に期待できる戦力です。

 

後半、QBはマイク・ホワイトに交代するも途中で負傷し、3rdQBの髭男爵”ジェームズ・モーガン”に交代。

モーガンは、やはりパワーはあるものの精度が悪い。まるでQB”ケレン・クレメンス”の生き写しです。(本人死んでないって)

 

OLの出来は、ホワイトが喰らった1被サックと好調。

しかしランO#がイマイチでした。ドラ4”マイケル・カーター”がラン10回52ydと平均5ydを上回るも、元49ersのRB”テビン・コールマン”ラン4回19yd。期待のRB”タイ・ジョンソン”が6回22ydという成績です。

先週と同じショートヤードをゴリ押しのランで獲りに行けない突進力の弱さが、レギュラーシーズンに響きそうです。

ディフェンス

パッカーズはQB”ジョーダン”・ラブが先週のテキサンズ戦で肩を痛めて休み。

QB”アーロン・ロジャース”も欠場なのですが、ロジャースはサイドラインでHCと仲良く ちちくりあってました。

「このこの~ツンツンしてやるぅ~」「ちょっとヤメてよ~~」と言っていたか定かではありませんが、チームに不満を持っている男の態度で無いことはたしか。

ロジャースはGMと仲が悪いものの、HC”マット・ラフルアー”とはラブラブのようです。

 

そんな話はさておき、GBは3rdQB”カート・ベンカート”ほぼ一人で投げぬくプラン。

このQBがなかなか侮れず軽快にパスを通されます。さらに序盤はランでズルズルいかれて、ランD#に不安を残しました。

LB”C.J・モズリー”が外側のランの反応に鈍くホールディングもありましたが、4タックル1アシストと今日もマジメに働いております。

パスラッシュは1サック2QBヒットと物足りない内容。不要なペナルティで1stDownを与えるのも改善要項です。

 

しかしながら、CB” ブランディン・エコルス”とCB”ラマー・ジャクソン”(紛らわしい名前)がINTを決め活躍。

DB”J.T.・ハセル”が5タックル、1サック、1ファンブルフォースの大活躍。

先週に続きDL”ブライス・ハフ”がQBにプレッシャーをかけて活躍し、後半は無失点で乗り切りました。

無名の選手らの頑張りが目立ち、良い傾向です。

スペシャルチーム

先週、先発Kを務めた”クリス・ナガー”がカットされ、残るKは” マット・アメンドーラ”一人となりました。彼が54ydのロングFGを含めて、FGを3本全て決めて絶好調。

もうレギュラーシーズンはアメンドーラで行くでしょう。

P”ブランデン・マン”も4パント中3回を敵陣20yd内に入れる好調ぶり。

さらにキック・オフ・リターンでDB”コーリー・バレンティニィ”が敵陣30ydまでリターンする激走を見せます。レフリーが邪魔しなければ、もっと走れていたでしょう。

この選手、先週のジャイアンツ戦ではロングパスを立て続けにカットする活躍をしており、貴重な戦力になりそうです。

総評

普段、プレシーズンの試合はそんなに真剣に見ないのですが、この試合は見ごたえがあり面白かったです。

3rdDownでロングパスを当たり前に通せるQB”ザック・ウィルソン”が素晴らしすぎる。

前まで「スパイラルがヤバイな」と思っていたのですが、今日はプレッシャーをかけられても慌てず、早いスローから丁度レシーバーの手もとにストンと落ちる取りやすそうリードパスを投げております。

パスに彼の優しい人格が出てるようにも見えます。

とりあえず「童顔パス」とでも名付けましょう。
(童貞かどうかは知らない)

 

まだプレシーズン2試合やっただけですが、”ザック・ウィルソン”は「当たり」だと確信しています。

レギュラーシーズンでぶつかるであろうドラフト全体1位の”トレバー・ローレンス”や”サム・ダーノルド”先輩の出来栄えを見ていませんが、ザック君は負けはしないでしょう。

 

これほどレギュラーシーズンが待ち遠しいシーズンは久しぶりです。

今シーズンこそプレーオフ、行けそうな気がする~~~。

(と、毎年言って痛い目に見るんだよな~~)
(´д`lll)