またせたな
対AFC北4連戦もいよいよラスト。
現在1勝2敗であり、勝利して勝率を5割にしたいジェッツの相手は、鉄の軍団スティーラーズです。
この試合から、ジェッツの主役というべきQB”ザック・ウィルソン”が復活!
昨シーズンの経験を経てパワーアップした(ハズの)男が、いよいよそのベールを脱ぎます。
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事前情報
QB”ザック・ウィルソン”(Zach Wilson)が今シーズン初出場
プレシーズンのWeek01にて脆弱なバックアップOLの後ろに立たされ、無理なスクランブルで自爆した”ザック・ウィルソン”。
レギュラーシーズン4戦目にしてやっと復活です。
OL”ジョージ・ファント”がIR入り
ベンガルズ戦にて膝を負傷して途中退場したRT”ジョージ・ファント”がIR入りです。
昨シーズンから在籍する数少ない信用できるTであるので、かなり痛いです。
OL“セドリック・オブエイヒ” (Cedric Ogbuehi)と契約
ファントの負傷を受けてジェッツはOL“セドリック・オブエイヒ” (Cedric Ogbuehi)と契約し、OL”マイク・レマース”(Remmers)をPSからロースターへ昇格しています。
OL“セドリック・オブエイヒ”は、2015年ドラフトにて1巡(全体21位)でベンガルズが獲得。
ベンガルズで4年プレーした後は毎年のようにチームを渡り歩き、今シーズンはテキサンズで開幕前にロースターカットされPSに在籍していました。
左右どちらのTも可能な選手ですが、近年の動向からするとあまり期待はできません。
ジェッツでの再起するのを願うばかりです。
ジェッツのOL事情は、元ドラ1OL”メカイ・ベクトン”がキャンプ中に負傷しシーズンエンド。
代わりに獲得したOL”デュアン・ブラウン”までIR入りするという困った状況です。
最初の構想に無かったドラ4OL”マックス・ミッチェル”を先発に引き上げて対応していました。
QB”ザック・ウィルソン”が復帰する前にOLの弱体化が加速的に進んでおり、ウィークポイントとなっています。
インジャリーリスト
最新は以下のリンクを参照
https://www.newyorkjets.com/team/injury-report/
※更新されたら追記します。
どうなるスティーラーズ戦
スティーラーズ事情は、ご存じリーグ屈指のパスラッシャー”T.J・ワット”は負傷のためしばらく休み。
先発QBは現時点で”ミッチ・トゥルビスキー”を続投させるようです。
ミッチの成績はかんばしくなく、3rdDownコンバージョンの成功は33%でリーグ24位。
さらにスティーラーズオフェンスのボールの保持時間は、リーグ最少の平均24:10とのことで、ドライブが続きません。
先週のブラウンズ戦の後半、ブラウンズにボールをコントロールされて敗北したことが響いています。
一方、ジェッツが3rdDownを許す確率は51.3%とリーグ31位。
ジェッツのD#が良く見えるのに報われていない感の正体は、この3rdDownの弱さでしょう。
こればかりは「集中してくれ」と願うしかありませんね。
ミッチを支えるべきランオフェンスに関してRB”ナジー・ハリス”が気になりますが、ジェッツのランD#はそこそこ強いです。
LB”C.J・モズリー”がハリスされ止めれば、おのずとミッチのパスの機会を増やして追い込めます。
改善すべきはパスラッシュ。
タレントは存在し、全く弱くは無いのですが、他のチームと比較したら見劣りするのは否めません。
DL”ビニー・カーリー”がIR入りしたとはいえ、カーリーは2年連続で何もやらずに終わったので、もはや戦力外。
ドラ1DE”ジャーメイン・カース”が覚醒してくれれば、ジェッツのパスラッシュは各段によくなるでしょう。
ジェッツO#に関して、勝敗を分けるのは当然QB”ザック・ウィルソン”のパフォーマンスにかかっています。
プレシーズンは、それほど投げることなく退場したので、正直なところパフォーマンスが未知数です。
昨シーズンはそれほど良い印象が無かったウィルソンですが、シーズン後半から徐々に改善されており、インターセプトなしで連続して156回パスを成功しています。
ここで立ちはだかるのがジェッツの弱体化が進むOL問題。
スティーラーズはT.Jワットが不在ながらも3試合で9サックしており、これはリーグ8位の成績。
ここは優秀なレシーバー陣と最近当たっているプレーコールで乗り切るしかないでしょう。
苦手なスティーラーズとはいえ、QBが頼りないミッチなので勝つチャンスはこれまでよりあります。
勝率5割も夢ではありません!
(低い志だな)
今週の勝利への金言
ザック・ウィルソンの今後を占う大事な試合になるには違いない
以上