出会いあれば別れあり
リーグ全体で人事関連が動きだしました。
最新のニュースではベアーズがドラフト全体1位をパンサーズに渡してトレードダウンが報じられています。
ジェッツでも例外なく、動きがありました。
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レイブンズのS”チャック・クラーク”(Chuck Clark )をトレードで獲得
レイブンズのS”チャック・クラーク”をトレードにて獲得しました。
対価はジェッツの2024年ドラフト7巡です。
ちなみに、このトレードはNFLの新年度開始となる現地3月15日16時まで有効になりません。
S”チャック・クラーク”は2017年ドラフトにてレイブンズが6巡にて獲得され、2022年シーズン終了の6年間レイブンズし、過去4年は先発を務め2試合しか欠場していない安定性があります。
さらに2019年からD#の無線機を持っている司令塔でもあり、フットボールIQもかなり高いのです。
2020年に3年契約で15Mの契約を結んでいましたが、2022年ドラフト1巡にてS”カイル・ハミルトン”を獲得したので戦力構想から外れようで、1年契約を残してジェッツへトレードされました。
この理由にはレイブンズが2023年のサラリーキャップを9Mも超過しており、クラークをトレードすることで、約4Mを節約できるためにあります。
しかし、昨シーズンはキャリア最高のタックル数を記録し、チーム内でもトータルとソロタックルで2位の好成績、かつアシストタックルはチームトップでした。
こんな良い選手を来年のドラ7でくれるなんてレイブンズはなんと優しいのか。
クラークの離脱にSNS上でレイブンズファンも残念がっています。
ジェッツとしては、Sラマーカス・ジョイナーやSウィル・パークスがFAとなるので、その穴埋めになると思われます。
WR”ブラクストン・ベリオス”(Braxton Berrios)をリリース
なんとジェッツの懐刀的な存在である”ブラクストン・ベリオス”が予想外のリリースとなりました。
ベリオスはレシーバー兼リターナーであり、2021年のレシーバーが枯渇した状況下で頭角を現し、さらにジャガーズ戦ではキック・オフ・リターンTDを決めて勝利に貢献しました。
同シーズンにリターナーのオールプロ・ファーストチームに選出されます。
そして、2022年に2年12Mの契約を結びました。
2022年もジェットモーション系のオフェンスで活躍した印象ですが、ジェッツは優良WRが増えた事に加えてキャップスペースを空けるためベリオスに契約の見直しを要求しており、その交渉が決裂したため、ベリオスをリリースしたようです。
ベリオスは元々ペイトリオッツが2018年ドラフトで6巡で獲得した後にリリースしたところをジェッツがウェーバーで獲得した選手ですが、またペイトリオッツに取られると、かつてジェッツが育ててリリースした後にペイトリオッツで大活躍した”ダニー・ウッドヘッド”がトラウマになりそうでイヤですね。
いずれにせよ、敵に回すとやっかいなのでNFCのチームが獲得してくれることを願っています。
このリリースによってジェッツは5Mを節約する事になりますが、世の中ロジャース獲得の期待が高まっている状況が怖いですね。
高給取りのロジャースいらん派なので。。