今シーズンこそ地区優勝
FA解禁からやく2週間経過して、ドラフトまでもう大きな動きは無いと思います。
ここらでAFC東の動きとPFFでの評価を確認したいと思います。
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AFC東、PFFによるFA獲得の評価
ニューヨーク・ジェッツ :FAグレードB
- CB アイゼイア・オリバー (49ナース)
- DE ソロモン・トーマス (ジェッツ)
- DT ジャボン・キンロー (49ナース)
- DT レキ・フォツ (カーディナルズ)
- G ジェイク・ハンソン (ジェッツ)
- G ジョン・シンプソン (レイブンズ)
- LT タイロン・スミス (カウボーイズ)
- P トーマス・モーステッド (ジェッツ)
- QB タイロッド・テイラー (ジャイアンツ)
- WR マイク・ウィリアムズ (チャージャーズ)
最初の動きはQB”タイロッド・テイラー”を獲得することで、QB”ザック・ウィルソン”に別れを告げる一手でした。
カウボーイズの重鎮LT”タイロン・スミス”の加入は大きいでしょう。
伝統的に堅牢なカウボーイズOLのテクをOL全体に波及させてほしいところ。
G”ジョン・シンプソン”は、”ランケン・トムリンソン”の代わりとして安価で獲得。
ランオフェンスにおいてRB”ブリース・ホール”のルートを空けてくれると見ています。
DTキンローは元49ersの選手であり、HC”ロバート・サラー”と再会。
イーグルスに移籍したDT”ブライス・ハフ”の代わりにパスラッシュに期待します。
PとKとも再契約し、STにもぬかりなし。
WR”マイク・ウィリアムズ”を最後に獲得し、”ギャレット・ウィルソン”一択だったWRの補強もバッチリ。
ただ、FA解禁直後の出足の鈍さは気になりました。PFFもそれを見てのB評価でしょう。
バッファロー・ビルズ:FAグレード B-
- C ウィル・クラップ (チャージャーズ)
- CB キャム・ルイス (ビルズ)
- DE A.J.エペネサ (ビルズ)
- DE ケイシー・トゥーヒル (コマンダース)
- DT オースティン・ジョンソン (チャージャーズ)
- DT ダクワン・ジョーンズ (ビルズ)
- OLB ニコラス・モロウ (イーグルス)
- QB ミッチェル・トゥルビスキー (スティーラーズ)
- RB タイ・ジョンソン (ビルズ)
- S マイク・エドワーズ (チーフス)
- WR カーティス・サミュエル (コマンダース)
- WR マック・ホリンズ (ファルコンズ)
いきなりプロボウラーCB”テレデイビアス・ホワイト”やS”ジョーダン・ポイヤー”、CB”シーラン・ニール”など長年ビルズを支えてきたベテランを含めた一斉リリースは驚きました。
例年、D#が強いビルズですが、ここで新陳代謝をすべきと判断したようです。
しかしながら、ポイヤーとニールは同地区のドルフィンズと契約したのだから、なかなか痛い。
その一方で、DL陣をがっちりキープしています。
バックアップQBに”ミッチェル・トゥルビスキー”を呼び戻しており、万が一の場合の備えもOK。
しかしながら、PFFの評価はB-と低め。たしかに出す方にインパクトはありましたが、入れる方のインパクトには欠けた感はあります。
ドルフィンズ:FAグレード B+
- ILB アンソニー・ウォーカー Jr. (ブラウンズ)
- C アーロン・ブリュワー (タイタンズ)
- CB ケンドール・フラー (コマンダース)
- DE ダショーン・ハンド (ドルフィンズ)
- DT ジョナサン・ハリス (ブロンコス)
- DT ネビル・ガリモア (カウボーイズ)
- DT ベニト・ジョーンズ (ライオンズ)
- FS ジョーダン・ポイヤー (ビルズ)
- G ジャック・ドリスコール (イーグルス)
- LB ジョーディン・ブルックス (シーホークス)
- OLB シャキール・バレット (バッカニアーズ)
- RB サルボン・アーメド (ドルフィンズ)
- S シラン・ニール (ビルズ)
- T アイゼイア・ウィン (ドルフィンズ)
- TE ジョヌ・スミス (ファルコンズ)
- TE ジョディー・フォートソン (チーフス)
- WR リバー・クレイクラフト (ドルフィンズ)
- WR ブラックストン・ベリオス (ドルフィンズ)
激しく動いたイルカさん。
ビルズがリリースしたDBを2人も獲得。その一方でCB”ゼイビア・ハワード”をリリースしました。
LBに”アンソニー・ウォーカーJr”や”シャキール・バレット”を獲得し、ぬかりなし。
2020年のシーホークスのドラ1だったLB”ジョーダン・ブルックス”もおります。
ジェッツファンとしてはWR”ブラクストン・ベリオス”と再契約したのが、残念。
ジェッツに帰って来いよ~。
しかしながら、G”ロバート・ハント”がパンサーズに行ってしまったのは痛かったかでしょう。
プレッシャーを受けると著しくコントロールが狂うQB”トゥア・タゴバイロア”のパスプロの維持は大丈夫か?
そういえば、キャップ超過していた問題はどう解決したのか、気になるところです。
ペイトリオッツ:FAグレード B+
- DT アーモン・ワッツ (スティーラーズ)
- G ニック・レバレット (バッカニアーズ)
- LB シオン・タキタキ (ブラウンズ)
- OLB アンファニー・ジェニングス (ペイトリオッツ)
- OLB ジョシュ・ウーチ (ペイトリオッツ)
- QB ジャコビー・ブリセット (コマンダース)
- RB アントニオ・ギブソン (コマンダース)
- RT マイク・オンウェヌ (ペイトリオッツ)
- S ジェイリン・ホーキンス (チャージャーズ)
- T チャクウーマ・オコラフォー (スティーラーズ)
- TE オースティン・フーパー (レイダーズ)
- WR ジェイレン・リーガー (ペイトリオッツ)
- WR K.J.オズボーン (ヴァイキングス)
さぁ、ある意味で今シーズン一番の注目のチームである、24年ぶりにベリチックのいないペイトリオッツ。
最近、ペイトリオッツの選手って良く分かりませんが、RTの”マイク・オンウェヌ”と3年57Mで契約延長したので、彼は良いOLらしいです。
元ブラウンズから2年契約のLB”シオン・タキタキ”という名前が、何かそそりますね。しらたき が脳裏に浮かびました。
キャップスペースが潤沢にあるハズなのですが、大胆な獲得はせず。
ジャガーズにトレードしたQB”マック・ジョーンズ”の代わりに入ってきたのが、数多きブレイディの後釜候補の一人だった”ジャコビー・ブリセット”。
ここにきてペイトリオッツに帰ってくるなんて本人が一番、驚いているのではないでしょうか。
もうジャコビーは若手のメンターという事で、ドラフトはQB狙いでしょう。
その他TE”オースティン・フーパー”と1年契約。いつのまにかジャーニーマンになったのね。
今シーズン未知数のチームだけに、油断大敵です。
総評
となりの地区ではQB”ラッセル・ウィルソン”やRB”デリック・ヘンリー”など大物の移動があったり、エースRBが玉突き事故のように入れ替わっているだけに、AFC東は他の地区に比べて、地味な印象を受けます。
今年の注目も、やっぱりジェッツの”アーロン・ロジャース”でしょう。
昨シーズンは試運転に失敗して4プレーでシーズンエンドしましたが、今シーズンはFAでOLを補強し、ドラフトでもOLを入れてくれると期待しています。
そして、“ザック・ウィルソン”が売れるかどうかも不明です。開幕までに3rdQBとしてチームに残って、もしも出番が回ってきたら最悪ですね。
(前の2名が倒れたという意味で)
個人的にジェッツが動きが少ないながらも、実は一番良い補強が出来たのではないかと自負しています。
今から開幕が楽しみになってきました。