JETSファンは みな熱い

NHK BS1で「スーパーボウル50年「いま語ろう!伝説の名場面」という番組を録画し、それを最近見たのですが、そこで特集されていた ある日本人カメラマンの話に感動しました。

その名も 『タック牧田』さん。 この人、そんじょそこらのただのカメラマンではありません。

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タック牧田 とは?

『タック牧田』さんは現在83歳のNFL公式の現役カメラマン。日本の取材陣でもなかなかもらえないフィールドに降りて写真を撮るパスを持っています。

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このとおり、サイドラインでJETSファンからも声をかけられる有名人。同業者の間でも「口数は少ないが写真で表現している」と言われるほどの腕前です。

タック牧田

 

なぜそんなに特別かというと、第1回スーパーボウルから現在まで写真を撮り続けているカメラマンは、もはや4人しかいないのですが、その中の一人なのです。それが日本人って、凄くないですか?

 

元々はアメリカ生まれで、日本で大学のアメフトチームのRBをやっていたのですが、スター選手にはなれず。しかし、アメリカンフットボールにずっと関りを持ちたいという熱意から、カメラマンになるべく28歳で単身で渡米しました。 これも凄くないですか?

 

最初は自腹でチケットを買ってスタンドから撮った写真を新聞社やNFLのチームなどに持ち込みましたが、当然 門前払いで苦労をしました。

しかし、渡米から4年後にJETSの事務所に写真を持ち込んだところ「あなた、フットボールを分かってるね」と言われ、JETSのスタジアムのフィールドに降りるパスをもらうという転機が訪れます。

半世紀も前に、無名の日本人を偏見なく認めるJETSって、心が広すぎて凄くないですか?
(これが言いたかった)

 

そこからJETSで写真を撮り続け、当然、第3回大会でJETSがスーパーボウルを制覇した現場にもいました。
ネイマスの写真はもちろん、当時のHCともツーショットを撮っています。

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しかし、そんな牧田さんも現在83歳と高齢で2年前に心臓発作を起こして体調を崩しました。
それでも情熱ある限り、フィールドで写真を撮り続けているのです。

 

そして取材の最後に「ジェッツに幸運をもたらしてくださいよ。スーパーボウルに出れるように」と話しかけられ、その答えが・・

「私は第3回からずっと待っているんだよ。」「だからまだ死ぬわけにはいかないんだ」
(T0T)

タック牧田

もう、泣けてくる!!ブログ8年書いたぐらいで「このまま死ぬまでJETSがSB制覇しなかったら、ヤバイよね」とか言ってる自分が恥ずかしい。。

というか、JETS!早くSB制覇しろ!!時間がないぞ、マジで!!!

 

しかしながら、タック牧田さん といい、ファイヤーマン・エド といい、JETSを取り巻く熱い人間像は素晴らしいですね。そんなJETSの不思議な魅力に私もとりつかれたのかもしれません。

そして「魂をゆさぶるようなゲームを見たい」と、スーパーボウル50にも期待しているタック牧田さん。
2年前のような事にならないように期待してるぞ!ブロンコス!!。