D#におんぶにだっこ
ロード全敗とか今シーズンBYEあけの勝率が悪いとか、不吉なデータ並べられても勝つしか道は無いビルズ戦。

昨シーズンは2戦とも圧勝(うち1つは消化試合)でしたが、今回はAFC東の首位に君臨する強敵となってJETSの前に立ちふさがります。

はたしてシーズン前半戦の最後を勝利で飾れるのか!?
またも意外な展開となりました。

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▼試合の前にちょっとミニニュース
HC”レックス・ライアン”は2012年公開予定の”アダム・サンドラー”主演の映画「I hate you,Dad」に、弁護士かつ熱狂的なパッツファンとして出演することが決まりました。

ライアン自身、この台本を読んだ時に「おお!なんてこったい!」興奮したとの事。
ツィートから頂いた情報によるとアダム・サンドラーは主演かつこの映画のプロデューサーで、ブルックリン出身のJETSファンなので完全にウケを狙っているようです。

“アダム・サンドラー”は日本では知名度がイマイチなのですが、アメリカでは絶大な人気を誇る俳優。私も好きですので、ぜひこの映画は見たいですね。

▼前半
前回同様にランが出る!パスは通るし順調な滑り出し。
刻んで時間を使いながら順調に前進し、敵陣7yd。これは先制点をもらった!!
・・・と思ったらエンドゾーンで鳥人DB”ジェイラス・バード”にINTされて全部パー。バードはおなじみ勝利のバードポーズ。
(TωT)

JETSのD#はRB”フレッド・ジャクソン”を徹底マークで封じ込めに成功。ビルズO#を沈黙させる。
だがJETSO#は進む事は進むのだが、決め手がない。
D#がOLB”カルヴィン・ペイス”やILB”デイヴィッド・ハリス”がINTしてターンオーバーを得るが、FGがハズれたりサンチェスがファンブルロストしてチャンスを潰すなど、消化不良のまま前半が終了。
3-0

▼後半
後半もD#はビルズO#をシャットダウンして、O#はそこそこ進むが決め手にかく。
FGを追加して6-0。攻めてるのだけど、1本でひっくり返る展開。

ここでやっと試合が動く。
ビルズRB”フレッド・ジャクソン”がファンブル!!これを飛んできたSS”ジム・レナード”がカバーして3度目のターンオーバー!
敵陣19ydからO#開始。これを決めねば男じゃない!!

WR”プラクシコ・バレス”が長身を生かしたナイスレシーブ!倒れながらTDかと思いきや、惜しくも1yd届かない。
そして残り1ydは久しぶりに出た!トムリンソンダイブ!!!人間砲弾を止める術は無く、やっとの事で
TDキタ━━━━━∩(゜∀゜)∩━━━━━!!!!
13-0

こうなるとビルズも時間を気にして、ペースを上げるざる得ない。
3rd-5ydで、さすがのリーヴィスもランを警戒して前に出過ぎたか、WR”スティーヴ・ジョンソン”にロングパスを決められ、敵陣23ydに進まれる。
だが堅守でFGで止める。
13-3

ビルズの追撃を振り切りたいJETSは自陣37ydからWR”サントニオ・ホームズ”へエンドゾーン手前までロングパス!!!
これは決まらなかったが、幸運の黄色いハンカチが飛んできた!
DB”Leodis・McKelvin”のパスインターフェアランスで、敵陣8ydに一気にワープ。ヘ(゜∀゜*)ノ

そしてWR”サントニオ・ホームズ”へD#3人囲まれてるド真ん中にTDパスをヒット!!!
∩(・ω・)∩Touchdown!
サンチェス!お前はまたINTされたいのか!だが結果良ければ全てよし!(°∀°)b
20-3

第4Qに入って3ポゼ差。あとは時間を使って逃げるのみ。
時間をかけてじっくりドライブを積み重ねる。3rd-9ydもRB”ラデイニアン・トムリンソン”のレシーブで1stDown更新。
RB”ジョー・マクナイト”のランも手伝って敵陣18yd。

ここでまたWR”サントニオ・ホームズ”へのパスにDB”テレンス・マギー”がインターフェアをやらかして敵陣1yd。
トドメは裏をかいてFB”ジョン・コナー”のTDランで突き放す。こりゃ勝利内定だ。
27-3

JETSのD#は時間を潰すために、ゆる~~く守ってビルズに時間を使いながら進ませる。
TDと2ポイントを献上するものの、こっちの思惑どうり。

残り3分でビルズのタイムアウトは0。
最後はRB”ジョー・マクナイト”のランで1stDownを更新し、ビルズに反撃の時間を与えず快勝!!
激闘になるかと思いきや、スコア以上の内容で勝利でした。
ヽ(*・ ω・)人(・ω・*)ノ

2011年11月07日 @ラルフ・ウィルソン・スタジアム

1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジェッツジェッツ (5-3-0) 0 3 17 7 27
ビルズビルズ (5-3-0) 0 0 3 8 11

Stats

▼総評
勝因は何といっても一番恐れていたRB”フレッド・ジャクソン”の対策に成功した事。
ILBは当然としてOLBもSもみんなで徹底マーク。SS”ジム・レナード”は後方から飛んできて、フレッド・ジャクソンから今シーズン初のファンブルを奪います。
得意のレシーブからのラン・アフターキャッチも、パスをリーヴィスが恐るべき反応の速さで叩き落とす。これぞリーヴィスアイランド。

ジャクソンが走ったのはスクリーンパスからの独走と、終盤の2回ぐらい。これまで順調に敵を粉砕してきただけに、思いどうりにいかないと顔が苦痛で歪んでました。

これだけジャクソンに注意を割いても守備が崩れないのは、やはりCB陣が1対1でもレシーバーを抑える力があるからでしょう。DB”カイル・ウィルソン”もいい動きを見せていました。リーヴィスもWR”スティーヴ・ジョンソン”に背後を取られましたが、あとは堅守を見せます。

フィッツ対策も万全。リリースが早く被サックが少ない彼に対しては、そんなにブリッツかけずカバーで追い詰めます。これまでの試合で大爆発を見せていたビルズO#を最初から最後まで封じ込めて、D#は100点に近いデキです。

O#は序盤から順調にドライブするもINTやファンブルで、なかなかTDに結びつかない歯がゆい展開が続きましたが、O#が何回失敗してもD#がきっちり抑えるので、「いつかはTD取るだろう」と終始楽観的に見れました。

予想どうり、後半はビルズD#のミスを起点に3TDで一気に突き放す。
マクナイトも期待どうりリターンにランに貢献し、WR”ジェレミー・カーリー”もナイスレシーブを見せます。
もはや”デリック・メイソン”がO#不調の原因の1つだったと宣言してもよいでしょう。カーリーの成長が目に見えて嬉しいですね。

さて来週は怨敵ペイトリオッツとの再戦ですが、前回はボロボロのロード3連戦の最後かつ、マンゴールドは病み上がりで、O#は絶不調と最悪のチーム状態でした。

今は逆にJETSは上り調子でパッツがDBの弱体化が止まらず最悪な状況。
サクッと勝利して4連勝&AFC東首位はもらったぜ!!!(°∀°)b

:本日のサンチェスはパス20/28回の230yd獲得、1TD、1INT。
スナップされたボールをお手玉してファンブルロストする最悪なシーンがあるも、終始落ち着いてました。
OLもサンチェスを守りきり、先週9サックのビルズD#を1サックに抑えます。

TE”ダスティン・ケラー”がタックルを飛び越えるのに失敗し、肩から地面に落ちて前半は下がりっぱなしになる事態もありました。
ケラーがいないとパッツに勝てる気がしないので、危ないプレーは止めて欲しいですね。

:JETSのD#は0サックですが、フィッツ封じのためにカバーに割いたので特に気にしない。

メイビンはかつて苦渋を舐めさせられた古巣に快勝し、この笑顔。
サックは次回のおたのしみということで。

しかし、このニヤケ顔はビルズファンはムカつくだろなぁ。