イメージ けたらJETSにはおれんな
悲運のQB”ケレン・クレメンス”
昨年は3年目にして先発をつかみかけた瞬間、ファーブの登場によりバックアップに逆戻り。

今年はローズボウルMVPのスーパールーキーQB”マーク・サンチェス”と先発を争う事となりました。

暫定で先発QBは”ケレン・クレメンス”ですが、HC”レックス・ライアン”は開幕戦の先発QBについて「可能であれば早く決定したい」と語る一方で、「まだ準備はできていない。理想はプレシーズン3試合目までに決めること」と語り、キャンプ&プレシーズンでの結果=開幕先発となります。

一度、先発が決定して結果を出すと、バックアップは日の目を見ないのがQBという過酷なポジションの運命。開幕までのわずか約一ヶ月で人生が決まるようなものです。
なんとしても勝たねばならぬクレメンスに対して、サンチェスは結果を出して徐々に差を詰めております。

 

[SPONSORED LINK]


▼クレメンスを上回るサンチェス
6100人のファンが見守る練習でサンチェスはクレメンスを上回るパフォーマンスを見せて、先発を猛アピール。
フルコンタクトのスクリメージ練習にてサンチェスは、パス15回中9回成功、70ydを獲得。一方、暫定先発のクレメンスは、パス7回のうち5回成功、26yd獲得という成績。
しかもサンチェスのパス失敗は4本はレシーバーのドロップ。うち2本はドラフト外から獲得したWR”ブリット・デービス”だったので、もしレシーバーが1軍ならばこれをキャッチし更にサンチェスは成功率を伸ばしていたと考えれます。

サンチェス自身「私ははっきりと見えて、冷静にコントロールしていた」「自身のパフォーマンスに満足です。」とコメントし、このパフォーマンスはマグレで無く、実力あることをアピールしています。

やはり努力しても天才には勝てないか?どうなるクレメンス??

▼WR”オンドレイ・アリソン(Aundrae Allison)”を獲得
ジェッツはWR”オンドレイ・アリソン”を獲得しました。アリソンは2007年のドラフトでパンサーズが5順目に獲得。
その後バイキングスへ移籍し、リターナーとして104ydのキックオフリターンTDのチーム記録も作りました。このたび、解雇されたところをJETSがすかさず獲得しました。

変わりにこの間、獲得したばかりのWR”マリオ・ウルティア(Mario Urrutia)”を解雇しました。

[引用:NFL JAPAN]

4年目のケレン・クレメンスと先発クォーターバック(QB)の座を争っているニューヨーク・ジェッツの新人QBマーク・サンチェス。現地6日の練習で、そのライバルを上回るパフォーマンスを見せた。

この日行われたフルコンタクトのスクリメージ練習に備えていたというサンチェスは、パス15回のうち9回成功、70ヤードを獲得。一方、トレーニングキャンプ開幕時点での先発QBに指名されていたクレメンスは、パス7回のうち5回成功、26ヤード獲得という成績だった。

サンチェスはこの日、4度のドロップパスがあったが、そのうち3回はサードダウンでのプレイで犯したもので、そのうち2本はドラフト外のフリーエージェントで加入したワイドレシーバー(WR)ブリット・デービスによるものだった。それがなければより強い印象を与えられたはずだ。

レックス・ライアンHCは、この日のサンチェスを見て、「冷静さ、正確なプレイを期待していたが、彼はそれを見せてくれた」と絶賛。また、試合さながらの雰囲気を感じていたというサンチェスは、「投球した感覚はすごく良かった」とコメント。オフェンスでハドルの時間はなかったが、良いランニングも見せていた。「ボールの回転も良かったし、自分のパスはうまくいっていた」と、サンチェスは手応えを口にしている