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NY決戦!
昨年に続き、またもNY対決となったプレシーズン3。
 ヒヨッコのルーキーながらも先発の座を射止めたQB”マーク・サンチェス”にさっそく試練が立ちふさがる。

相手はかつて天才の兄貴と比較され「ヒヨッコ イーライ」とも呼ばれていたが、2007シーズンのロードで覚醒。Super Bowl XLII(42)にて奇跡のパスを見せてペイトリオッツのパーフェクトシーズンを阻止し、NFLを代表するQBとなった”イーライ・マニング”の率いるジャイアンツ。

ジャイアンツの強烈なパスラッシュに勝てるかサンチェス!?

 

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▼第1Q
[ジャイアンツ]
初っ端からQB”イーライ・マニング”が敵陣に入りノーハドル連発をしかけて、JETS守備陣を崩壊させる。
最後はRB”Brandon Jacobs”に8ydのTDパスを通して先制。サンチェスに格の違いを見せ付ける。
0-7

[JETS]
サンチェスの1stドライブは負けじとショットガンを使うものの1stDown更新できずにパントで終了。

[ジャイアンツ]
このままイーライに調子づかせてはイカンと鬼守備が発動!パスをカットし、弾かれたボールをLB”デヴィット・ハリス”がキャッチしインタ~~セプト!!

[JETS]
敵陣27ydからの絶好の攻撃ターンをもらったサンチェス。これは決めねばならん!
WR”ジェリコ・コッチェリー”のランアフターキャッチで敵陣5ydに前進。
そして敵陣1ydからプレシーズン1でも決めたRB”トーマス・ジョーンズ”のダイブでTD!!!
7-7

[ジャイアンツ]
ロングパスをCB”リト・シェパード”が阻止するもののパスインターフェアラスで一気に敵陣28ydに攻め込まれる。このドライブをFGで終了して第1Qはジャイアンツがリード終了。
7-10

▼第2Q
[ジャイアンツ]
イーライのノーハドルとRB”アーマッド・ブラッドショー”のランでジャイアンツが敵陣9ydに入るもののTDは阻止して、FGで終了。

7-13

[JETS]
サンチェスがこのドライブで魅せる!
パスラッシュに追われながらもWR”チャンシー・スタッキー”に29ydのパスを通して、敵陣31ydに進入!
そしてまたもパスラッシュに逃げて囲まれながらも、WR”チャンシー・スタッキー”にパスを通す!スタッキーは補給後、立ちふさがるD#をスピンとステップで2人抜き去りタッチダウン!逆転!!!
こりゃ新ホットラインの誕生か!?
14-13

[JETS]
RB”レオン・ワシントン”のビッグゲインで敵陣26yd。やぱりお前が必要だ!
このドライブはFGで終了。
17-13

▼第3Q
[JETS]
RB”レオン・ワシントン”のランとファイスマクスの反則で一気に敵陣38yd。
ここからサンチェスがさらにWR”ジェリコ・コッチェリー”パスを通してFGに結びつけるドライブを演出。
20-13

第3Q残り3分で、クレメンスが登場。しかし1stDown取れずに攻撃終了(T_T)。

▼第4Q
[ジャイアンツ]
QB”David Carr”似交代。
時間を使いながら着実に前進して、最後はWR”Hakeem Nicks”へ見事なTDパスを決める!
しかし逆転の2ポイント狙いに失敗し、未だJETSリード
20-19

[JETS]
QB”Erik Ainge”に交代。自陣30ydからいきなり新加入のWR”Aundrae Allison”へロングパス!
マークしていたCB”DeAndre Wright”の足がもつれて転んだスキにエンドゾーンまで走りこんでTD!!
エインジが一発逆転を演出し、猛烈アピール!!
もはやクレメンスに居場所はないのか!?
27-19

[ジャイアンツ]
こっちもまけじとQB”David Carr”がロングパスをとおして速攻でTD!!
しかしまたも2ポイントに失敗し、試合終了。
プレとはいえ、各上のジャイアンツ相手に初勝利です。
27-25

▼総評
最終調整で両チーム先発QBが第3Qまで出ずっぱりだったこの試合。
開幕先発が決定後のサンチェスの成績は
パス13/20の149yd獲得,1TD,0INT
と好調。ジャイアンツの強烈なパスラッシュに追われながらロングパスを通すシーンは見事でした。
それを捕球したWR”チャンシー・スタッキー”も相手D#を2人連続で抜く好プレーを見せて、開幕先発を不動のものに。
コールズの穴を埋める選手になってくれそうです。

対するジャイアンツQB”イーライ・マニング”の成績は9/21の91yd,1TD,1INTと以外にもパス成功率が低い。
これはバレスが抜けた影響でしょうか。

守備陣はイーライのパス成功率を半分以下に抑えましたがCB”リト・シェパード”が2回パスインターフェアランスを記録したり、ランが止められないなど課題もあります。
それにしてもLB”ヴァーノン・ゴルストン”は今試合も1タックルのみでプレシーズン未だにこれといった活躍を見せてません。
こりゃ今年もスペシャルチーム要員かい?

2009/08/29 Giants Stadium

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
ジェッツ (0-0-0) 7 10 3 7   27
ジャイアンツ (0-0-0) 10 3 0 12   25
 
Game Stats

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→ランは出なかったものの、またもダイブで1TDを決めるRB”トーマス・ジョーンズ”
人間削岩機から人間核弾頭となりました。

※今週の「哀れ!クレメンス(T0T)」は写真が一枚もないのでお休みさせていただきます。(それが哀れ)

 

[引用:NFL JAPAN]

現地29日のプレシーズン第3週、ともにニューヨークに本拠を置くジェッツとジャイアンツが対戦。ジェッツは、新人クォーターバック(QB)マーク・サンチェスが先発出場。攻撃陣をしっかりと指揮して、27対25の勝利に貢献した。

すでにレギュラーシーズン開幕先発が決まっているサンチェスは、パス20回中13回成功、149ヤード、1TDを記録。パス8回中3回成功、43ヤード、1TD、1INTと乱調だった先週の試合からしっかり修正し、周囲の評価をさらに高めた。

サンチェスと対照的だったのが、ジャイアンツの先発QBイーライ・マニング。ワイドレシーバー(WR)陣のミスもあったが、パス21回中9回成功、91ヤード、1TD、1INT。プラキシコ・バレスが抜けたレシーバー陣の人材不足を露呈した。

ジェッツでは、先発ランニングバック(RB)のトーマス・ジョーンズがラン12回16ヤードと精彩を欠いたが、2番手RBレオン・ワシントンがラン9回62ヤード。また、今季から先発WRに昇格するチャンシー・スタッキーがレシーブ4回69ヤード、1TDをあげている。

ジャイアンツは、低調だったWR陣の中にあって新人ハキーム・ニックスがレシーブ6回144ヤード、2TDと孤軍奮闘。また、昨季リーグ1位のラン攻撃は、ブランドン・ジェイコブスがラン6回24ヤード、アーマード・ブラッドショーがラン8回47ヤードだった。