NFLイメージ 界初のこころみ
以前のニュース「JETS:2014
年スーパーボウル開催地に立候補

」でお伝えしたとおり、JETSとジャイアンツは新スタジアムでのスーパーボウル開催に立候補し、5月25日のオーナー会議にて結果が出ました。

2014年のスーパーボウルは初のニューヨークに決定です!!

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▼初の極寒スーパーボウル
NFLはこれまでスーパーボウルの開催地を原則、開催時期の平均気温が華氏50度(摂氏8度)以上、もしくは屋根つきのスタジアムに限定してきました。頂上決戦なので、やはりベストのフィールドコンディションで行うべきだというのは納得できる理由です。しかし、これは慣例的なもので絶対条件ではありません。
ニューヨークで開催するメリットは新スタジアムであることに加えて、アメリカ一の大都市であり、かつNFLの本部があるお膝元での開催という事です。

他の候補にはタンパ(過去10回)と南フロリダ(過去4回)などが上がっておりましたが、4回の投票の末にニューヨークに決定いたしました。
コミッショナーの”ロジャー・グッデル”は「NFLの歴史に新たな一歩を踏み出します」「ファンとNFLのために素晴らしい経験となるだろう」とコメントしております。

確実に寒くなるので観客にハンドウォーマーを配ったり、雪かき用シャベルを大量に用意したりと、雪対策を計画中。JETSのオーナー”ウッディ・ジョンソン”は「ワタシは初じめての事が好きだ。雪が降ってくれることを願っている」とコメントし、天候に対して心配無用のようです。

ニューヨークの新スタジアムで開催する経済効果は実に5億5000万ドルとの事。さらに昨シーズンのスーパーボウル直前にドルフィンスタジアムの命名権が売れたように、この新スタジアムの命名権も売れる可能性があり、スーパーボウルはニューヨークに巨額のマネーをもたらします。

さらに極寒の地でスーパーボウルを開催した前例を作ると、当然ランボーフィールドやジレットスタジアム、シーホークスの本拠地のシアトル(これはメリット無さすぎだろ)でも開催できるということで、ニューヨークでの開催はまさにNFLの歴史に新たな一歩を踏み出します。