虎殺し、現る
サンクスギビングという全米が休日の時にも試合をしなくてはならぬのが、フットボーラーの宿命。
先の試合はパッツがライオンズを下し、ジェッツもスカッとベンガルズを倒して、頂上決戦に臨みたいところですが、ベンガルズは現在2勝とはいえど、負けた試合は僅差が多く決して弱くはないチーム。
そしてジェッツも格下と思われていたチームに大苦戦する決して強くは無いチームです。
またも苦戦が予想されますが、今回こそ快勝してくれるのか??
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ベンガルズQB”カーソン・パーマー”は前半で2度のINTを喫するも、D#がJETSのドライブを止めて事なきを得る。
QB”カーソン・パーマー”の反撃はオチョシンコに連続で通してレッドゾーンへ侵入。一度はTDパスを通すもののギリギリサイドラインを踏んでいたとして無効に。だが、結局WR”ジョーダン・Shipley”に通され逆転を許す。
前半終了43秒から最近得意の時間ギリギリドライブ開始。残り6秒で敵陣26ydに進みFGチャレンジ!!これを決めるもののベンガルズHC”マービン・ルイス”に絶妙のタイムアウトを取られ、これが無効に。気を取り直してのFGをなんとハズして、流れはベンガルズに行ったまま後半へ。
3-7
後半開始早々、自陣47ydからWR”ブラッド・スミス”のダブルリバース炸裂!!ブラスミはなんとサイドライン際をエンドゾーンまで一直線に突っ走りTD!!あっという間に逆転!ヽ(*・ ω・)人(・ω・*)ノ
10-7
サンチェスからINTを奪ったベンガルズの反撃は敵陣9ydまで進みFGチャレンジ。しかしニュージェント不在のベンガルズのキッカーは先発2試合目のルーキーK”アーロン・ペトリー”。なんとこのエクストラポイントにも近いFGがスンゴイ角度に飛んでいき外れてノ~~グッド!同じ外れるにしてもライオンズのスーの方がマシだったな。コレはもうけた( ´艸`)
JETSの攻撃もどうも繋がらずパントで終わるが、ここから一気に流れがJETSに傾く。
JETSのパントは落下中にブロックに向かうWR”アンドレ・コールドウェル”のヘルメットにかすったと判定され、このパントを抑えたJETSは敵陣14ydから再攻撃!!すんごい疑惑の判定にマービンルイスはチャレンジせず。このチャンスにサンチェスはWR”サントニオ・ホームズ”にTDパスを通して突き放す!
17-7
ベンガルズも反撃。JETSのエンドゾーンからのパントをブロッカーを押してパントを狂わせ、敵陣32ydからの攻撃。
このチャンスをFGで終わらせ1ポゼッション差。
だがしかし!、ブラスミまたも爆発!!なんとキック・オフ・リターンを靴が脱げながらもブロッカーをかわして独走!!84ydのリターーンTDでベンガルズに精神的にも大きなダメージを与える。ヘ(゜∀゜*)ノ
24-10
さらにパーマーをエンドゾーン際までおいつめ、新加入のDE”トレヴァー・プライス”がサックしセ~~フティ~~!ヽ(*・ ω・)人(・ω・*)ノ
ダメ押しの2点を追加した後は、グリーンのランで時間を潰して試合終了!!久しぶりに1ポゼッション差以上あけての勝利です。
26-10
▼総評
上に書いた以外に書ききれぬぐらい見所があり、面白い試合でした。
序盤はいつもどうり攻撃が繋がらず、ターンオーバーから得たチャンスもモノに出来ない、いつもどうりの展開。
またもゴルストンが中央からパスプロを抜けて、もうちょっとでサック&セーフティーを決めれるかと思ったシーンは惜しかった。次戦は3度目の正直で決めて欲しいですね。
前半リードを許すものの、後半から爆発したのがWR”ブラッド・スミス”。昨シーズンのベンガルズ戦でもワイルドキャットとピストルフォーメーションでかき回し2タテに大きく貢献しましたが、今回は1人で2TD決めました。ベンガルズ戦で勝負を決定づける強さを見せる、まさに虎殺しです。
あと、もう1TDのきっかけはJETSのパントのさいにWR”アンドレ・コールドウェル”のヘルメットの先っちょにボールがかすったと判定され、パントから絶好のポジションでの 1stDownを奪ったこと。ワタシは触れたようには見えなかったし、チャレンジすべきシーンだったのにHC”マービン・ルイス”はチャレンジせず。 JETS側としては助かりましたが、これはチャレンジすべきだったでしょう。そういえば昨シーズンは逆に無用なチャレンジ失敗を連発して、肝心なところでチャレンジ出来なくなった事がありました。
村田さんも言ってましたがカウボーイズ、バイキングスに続き3チーム目のHC解任となってもオカシクないでしょう。
加えて、パーマーがエンドゾーンでクロマティにINTされるシーンはちょっとムチャ投げすぎやしないかと思いましたね。パーマー降格も近いかもしれません。
あとニュージェントの代役K”アーロン・ペトリー”のキックがヤバイ。簡単なFGはハズすし、キックオフは飛ばずにリターンTDを決められるきっかけを作るし。オチョシンコに蹴らしたほうがいいんじゃないかと思ったぐらいでした。ベンガルズがギャンブルに行かざる得ない理由が納得できます。
だがJETSも決して良かったワケでなく、なかなかドライブを最後まで完成できないハガユイ展開でした。まぁベンガルズも弱いわけではないし、新加入の CB”ジョナサン・ウェイド”が結構反応が早くいいプレーを見せていたので、これはそれほど不安じゃないのです。それよりもっと不安なのはニュー・メドウランズの風は八の字に吹いていており、科学解析に出しているほど風が全く読めず、ホームであってホームアドバンテージが無いのも同然との事です。
K”ニック・フォーク”もタイムアウトでやり直しになった2度目のFGをハズしましたし、最近のフォークのキック失敗はどうやら彼のせいでは無いようです。早くこの対策を立てねば、AFC1位で勝ち上がってもプレーオフが心配です。
次のWeek13は望みどうり因縁のライバルであるペイトリオッツとの頂上決戦。NFL全体で見ても今シーズン最大の山場といっても過言でないでしょう。ここで勝てればSB制覇も夢でない!!!
:ベンガルズ戦に強さを発揮する、まさににベンガルズキラーと化したブラスミ。2TD以外にカバーされながらも高めのミドルパスをナイスレシーブし1stDown更新するなど、本当に今日は魅せた。
リターンTDは途中で止められるじゃないかと思いましたが、加速して見事に逃げ切りました。しっかし、いつ靴が脱げたんだろ?
本日のサンチェスはパス16/28回166yd獲得1TD、1INT。前半ラスト48秒でFG圏内に行くギリギリの強さをまたも見せました。
:ホームズはまたも要所で活躍しTDを上げる。そしてまたもジェット機ポーズ。これを普及させるためにも、もっとTDパスをレシーブせねば。
本当にこのお方がドラフト5巡と交換とは信じられません。ワラシベと豪邸を交換してもらったも同然でしょう。
RB陣ではグリーンが昨年のジョーンズにも似たゴリ押しを発揮。トムリンソンもビッグプレイは無いもののRB兼レシーバーしての幅広さは強みです。
2010/11/25 @New Meadowlands
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | ||
ベンガルズ | 0 | 7 | 0 | 3 | 10 | ||
ジェッツ | 0 | 3 | 14 | 9 | 26 | ||
Game Stats |
[引用:NFL JAPAN]
現地25日、ニューヨーク・ジェッツがシンシナティ・ベンガルズとの感謝祭ゲームを本拠地で実施し、26対10で快勝した。これで4連勝のジェッツは、リーグトップの9勝目(2敗)を記録。一方、敗れたベンガルズは、悪夢の8連敗で今季9敗目(2勝)を喫している。
ジェッツは、前半で3対7と劣勢のまま試合を折り返す。しかし、第3Q早々にワイドレシーバー(WR)ブラッド・スミスの53ヤードTDランで逆転。さ
らに相手パントリカバーのミスにより、敵陣14ヤード地点から攻撃開始のチャンスをつかむと、クォーターバック(QB)マーク・サンチェスがWRサントニ
オ・ホームズにTDパスを通す。これで試合の主導権を握ったジェッツは第4Q序盤にFGを決められるが、直後のプレイでWRスミスが89ヤードキックオフ
リターンTDを挙げて突き放すと、あとは強力ディフェンス陣がセイフティを奪うなど、堅守でベンガルズの反撃を許さず、危なげない勝利を収めた。ジェッツは、WRスミスが50ヤード以上のTDを2つ挙げる大活躍。また、守備陣も計163ヤード喪失と、ベンガルズ攻撃陣を封じ込めた。QBサンチェスは、パス168ヤード、1TD、1INTだった。
ベンガルズは、QBカーソン・パーマーがパス135ヤード、1TD、2INTに終わると、ランニングバック(RB)クリス・ベンソンもラン18回41
ヤードと攻撃陣が沈黙。それでも前半は守備陣の踏ん張りもあってリードを奪ったが、後半に入ってキックオフ、パントの両リカバーでTDにつながるミスを犯
したのが痛かった。また、27ヤードFGを失敗するなど自滅により、番狂わせの好機を逃してしまった。ジェッツのWRスミス、はだしの激走でビッグプレイ成功
ニューヨーク・ジェッツが現地25日、感謝祭ゲームでシンシナティ・ベンガルズと対戦。ワイドレシーバー(WR)ブラッド・スミスが、第3Qに53ヤード
TDラン、第4Qには89ヤードのキックオフリターンTDとビッグプレイを連発し、26対10での快勝に貢献する活躍を見せた。特に、スミスが第4Qに見せた89ヤードのキックオフリターンは、途中で片足のシューズが脱げながらの激走だった。これにはジェッツのレックス・ライア
ンHCも、「スミスはとてつもないアスリートだ」と驚いた様子。そして、「彼は我々が要求することをすべてこなしてくれる」と、スミスの活躍をたたえた。そしてスミスは、はだしでのビッグプレイについて、「よく兄弟とはだしで走り回っていたから、それが今回のプレイにつながったね」とコメントした。
TOYOTA COACHES CLUBで観てきました。
人生でもう二度と行けないかもしれませんが、最高でした。
試合は座席で観ず、ずっとテラスのベンチ裏で観ていたので、わかりにくいプレーが多く(近くにいる選手たちに気を取られすぎていたせいでもあり)、リプレー画面で確認ばかりしてました。
特に前半はじれったい展開でしたが、勝ってよかったです。ブラスミと守備陣が特によかったんではないかと。
目の前一メートルぐらいのところでサンチェスがキャッチボールしてたり、ブラスミをエドワーズとホームズが二人で祝福に行って楽しそうにしゃべってたり、いろんな選手の表情まで観れました。(声まではあんまり聞こえませんでしたが)
セーフティーリードをつけた後のジェッツのドライブが淡白に終わった後、ショッテンハイマーが攻撃陣を集めて怒鳴ってたのも印象的でした。気が抜けてると怒ってた感じでした。
試合前選手ロッカールーム入り口付近で料金に含まれる料理を食べてたんですが、クレメンスがガラス越し50センチぐらいまで近づいてきました。ラウンジにあるテレビのダラスの試合の様子を見に来ただけなのですが、他チームの試合気にしてる場合か?と突っ込みたくなりました。
前半までパッツの試合も観てましたが、後半地力の差がついたみたいですね。
復活の兆しのある守備陣が次節どこまでブレイディを止められるか。試合会場で配られていた集合写真に写っているウッドヘッドも不気味です。
VIP観戦お疲れ様でした。本当に選手と密接な席で普通の観戦では体験できない事が出来るんですね。サンチェスが1m先にいるとは、超超超うらやましいです。ヘ(゜∀゜*)ノ
試合内容も点差には出ないスリルがあり、ビッグプレイありで面白く、観戦する価値は非常にあったと思います。
しかし熱いショッテンハイマーとは逆で、クレメンスは自分の試合中に無関係のNFCの試合が気になるとは、3rdまで落ちると緊張感は無いみたいですね。直接「哀れ!クレメンス!!」と言ってやりたいw。
上り調子で次は天王山のパッツ戦。正直、ここまで楽しみな試合は久しぶりです。