おはようございます、放談の時間です。
みなさん、映画は好きですか?私は好物です。

昨日、名映画監督の”トニー・スコット”がLAの橋から飛び降り自殺したという、衝撃的かつ悲しいニュースが流れました。


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[リンク:ヤフーニュース]
「トニー・スコット」の悲報では「トップ・ガン」や「デイズ・オブ・サンダー」というトム・クルーズ出世作の監督として紹介されていますが、私にとってトニー・スコットの名作はこれしかありません。

ずばり「クリムゾン・タイド 」です。
「好きな映画を10本上げろ」と言われたら、迷わずコレが入ります。


話の内容は冷戦時代にミサイルを積んだ潜水艦がトラブルにより、中途半端な命令を受信したまま地上と交信できなくなります。
そこでジーン・ハックマン演じる艦長は「ミサイルを撃つ」と判断しますが、副官のデンゼル・ワシントンは「ミサイルを撃つべきでない」と判断。潜水艦の中でトップ同士の判断が決裂してしまいます。

真実を追いながらも互いに優位に立つために、部下を巻き込んでの頭脳戦が行われます。これが狭い潜水艦の中だけの話なのに、展開が二転三転と非常にスリリングです。
CGやら爆破など無いどころかずっと同じ場所。それを脚本と俳優、そしてもちろん監督の力でこれだけ面白くできる事に、映画の奥深さを感じました。

この映画で非常に面白いのが潜水艦の命令の受け方。通信読んでから、二つの鍵で金庫を開けたりカプセルみたいなの割ったり、ごちゃごちゃ面倒くさい手順を踏まないと命令が読めないのです。
こういう知らない世界を知れる事も映画の魅力ですね。

最近のトニー・スコットの映画はイマイチでしたが、他にも「ビバリー・ヒルズコップ2」「ザ・ファン」「エネミー・オブ・アメリカ」と、誰もが知っている映画を監督しております。

自殺の原因等は、現時点では分かりませんが、心からご冥福をお祈りします。そして、ありがとうございました。

 

話は変わりますが、トニー・スコットとよく勘違いされるのが 「エイリアン」や「ブレードランナー」、「グラディエイター」の監督である「リドリー・スコット」。有名すぎる話ですが、この2人は兄弟です。

ヒット作を生む監督としての力はリドリーの方が上で、元広告業界出身だけあって、人をひきつける広告のような美しいカット割や景色が得意技です。
リドリーといえば、現在上映中の「プロメテウス」の監督ですが、私にとってのリドリーの名作といえば「グラディエイター」と、神経質な詐欺師を描いた「マッチスティック・メン」ですね。

こういう記事を書いていたら映画を見たくなってきました。今晩は久しぶりに映画でも見ましょうかね。
とりあえず「鉄板スポーツ伝説」を・・・ ∑(゜ Д゜)