【NFL】2017シーズンの新ルール まとめ

ベリチック 女性審判 jugdge woman
常に改善できるリーグ

NFLの良いところは、ルールの抜け穴や不満を常に話し合って修正が入る事です。
未だに審判の誤審を放置しているサッカーや 疑惑の判定が付きまとうボクシングとは違います。

昨シーズンも大量にルールが変わりましたが、どこまで覚えてますでしょうか。

熱くならないように気をつけろバッカニアーズからLBが来ましたが、な~んか後でまとめで書いていいかなぁ~って思いまして、別の話。2016年シーズンからの新ルール、覚えてます?

そして、今年も多くの改定がありましたので、おさらいしておきましょう。

[SPONSORED LINK]

Unsportsmanlike conduct/leaping

フィールドゴールやエクストラポイントの時にスクリメージラインを飛び越えるブロックは、『アンスポーツマンライク・コンダクト』 の反則になります。

近年はこのブロック手法が目立ち、昨シーズンは3回もありました。この行為は危険のため今後は出来なくなります。

Intentional fouls/unsportsmanlike conduct

スーパーボウル47や昨シーズンもあった時間を潰すための複数の反則行為は、『アンスポーツマンライク・コンダクト』を取られた上に、時間が戻ります。

スーパーボウル47でレイブンズが49ersに反撃の時間を与えないために、エンドゾーン内でスナップを受けたレイブンズのパンターがパントをせずにエンドゾーン内に留まり、STはホールディングをしてまでパンターが捕まる時間を稼ぎます。
そして、最後はパンターがエンドゾーンからサイドラインに逃げてセーフティーの反則となり、レイブンズは2点を49ersに与えつつも反撃の時間を削り、スーパーボウル制覇に大きく貢献。この新戦略は、リーグに衝撃を与えました。

Brother 「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、2012シーズンも例年のごとくまるで脚本があるかのような驚きの展開ばかりでした。 NFLは本当に終わりのないドラ

昨シーズンも最後に全員でホールディングして時間を潰すというシーンがあり、ルールの抜け穴を突いた見事な戦略だったのですが、2017シーズンから使えなくなります。

Stronger enforcement of penalties for “very egregious” hits

悪質なヒットへの罰則が強化されます。

ルールの変更ではないのですが、審判は選手を退場させる権限を持っているため、頭部への悪質なヒットがあった場合、退場させることを推奨するとの事です。

見せしめのために9月には退場者が出るのではないかと、記者は推測しています。

Centralized replay review

リプレーのレビューやチャレンジ成否の最終決定は、ニューヨークのコマンドセンターに一任し、その結果は現地の審判へワイヤレスヘッドセットかタブレットによって送られます。

恐らく、NFL名物のプリクラのような判定マシーンが無くなるのです!

これにより試合時間を1分30秒ぐらいは短縮できるとの事です。

Overtime shortened to 10 minutes

オーバータイム(延長戦)が15分から10分になります。

昨シーズンは10分を超えるオーバータイムが6回発生。(最高記録は2002年の7回)。

代表的なのがシーホークスとカーディナルスの試合。泥沼のロースコアでオーバータイムに入り、さらに決めたら試合終了のFGを互いに外してドローで終わるという、最悪な試合を見せました。

多く発生しないケースですが、試合時間が短縮されます。

Tweak in anti-celebration rules

セレブレーションに対する反則の判定が緩和されます。

昔はTDレシーブを決めた”チャド・ジョンソン(オチョシンコ)”が毎回おかしなセレブレーションを見せて名物となったり、ランディ・モスがケツをポストに擦り付けたり、TOがカウボーイズのロゴを踏みつけたりなど セレブレーションは自由でしたが、目に余る行為が多すぎて過度なセレブレーションには反則を取るようになりました。

今でもサルサを踊ったり、スーパーマンポーズやランボーリープなど許されていますが、それほど迷惑をかけていないセレブレーションで反則を取るシーンもあり、面白みにかけていました。

 

しかし2017シーズンからは、セレブレーションに対して寛容になるとの事で、これはファンにとっては嬉しい限りです。

だからと言って、相手を侮辱したり挑発するセレブレーションにはペナルティがあるでしょう。

おまけ:セレブレーション事故集

試合以外のルール変更

IR Rules

2012年からIR入りした選手でも1名指定していればシーズン中に復帰可能となりましたが、2016年からはどの選手でも1名は復帰可能となりました。

そして2017シーズンからは2名が復帰可能となります。

しかし厳しい条件があり、6週間以上IRにいる選手が限定され、公式戦8試合経過後になります。つまり、キャンプ中に負傷してIRに入った選手の場合2名がWeek9から復帰できるわけです。

 シーズン後半に強力な戦力が復帰し、形勢逆転という事もあるかもしれません。

ROSTER CUTS

ロースターに関して、オフシーズンは90名がロースターに登録可能で、プレシーズン第4週までに75名までカットし、開幕までに53名までカットするという流れでした。

それが今回からは75名へのカットが無くなり、開幕前に90名から一気に53名にカットする事になりました。

たしかに効率はいいのですが、大量の選手が開幕前に一気に放出されますので、カットされた選手を拾うスカウト部門が荒れそうです。

MEDICAL TENTS

医療用テントがサイドラインに設置されます。

脳震とう問題など選手の健康に対する改善で、素早く適切に医師の診断が受けれる事が可能になります。

昨年はカレッジで設置されたようです。

SUPER BOWL

ロサンゼルスに建設予定のラムズとチャージャーズのスタジアムが降水量の増加により完成を2020年に延期せざる得なくなりました。

この影響で2021年(2020シーズン)のスーパーボウル55の開催地をこのスタジアムからタンパベイ・バッカニアーズのレイモンド・ジェームス・スタジアムに変更。ロサンゼルスの新スタジアムでのスーパーボウル開催は、2022年のスーパーボウル56になります。

 

新スタジアムが完成するまでのチャージャーズの仮の本拠地は3万人しか入らないスタジアムとのことで、経営的にも非常に厳しい状況。

これでチャージャーズがプレーオフで第1シードを取ろうものなら、プレミアチケット化しますね。

総評

個人的にOLを飛び越えたり、反則で時間を潰す行為が禁じ手となる改正には賛成です。

特にOLを飛び越える行為は、最初に見た時(おそらくシャーマン)は感動ものだったのですが、これが増えてくると考えが変わりました。
(追記:コメントにて最初にやったのは、カム・キャンセラー という指摘を頂きました。)

これをやられるとOLもキッカーも防ぎようがありませんし、タイミングをズラす対策を立てたとしてもキッカーの集中を切る事になるので、やめて欲しいと思っていましたので、このようにファンが望む改正を入れるNFLはさすがです。

 

セレブレーションに対して寛容になるのも歓迎ですね。

レビューがニューヨーク本部に一括されて短くなるのも歓迎なんですけど、プリクラマシーンが無くなる(たぶん)のは何か寂しいです。せめて、あのマシーンの中で本部と連絡を取るとか 無駄に残してくれないか。。

と、いうことで2017年からのルール改正でした。開幕前にもう1回見直すといいかもしれません。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
  1. ヌル吉 より:

    最初にやったのは恐らくチャンセラーではありませんでしたか?

    1. JETS狂 より:

      ヌル吉さん>
      シーホークスまでは正解でしたが、キャンセラーの方でしたか。
      惜しかったです。ありがとうございます。

  2. GENO より:

     ちなみにそのシアトルのワグナーはルールが変わったのならば、別の手段を考えるとか言っていたので要注目です(笑
     プリクラマシーンを今知りました(笑、観てきた試合の中でマシーンが映っているシーンを観たことがなかったもので、自分はG+と今は亡きGAORAで観ていたのでそのせいかもしれませんけど。

    1. JETS狂 より:

      GENOさん>
      ルール変えたら、またルールの穴を突く戦法を考えてイタチごっこですね。
      どんな戦法を思いつくのかも楽しみです。
      プリクラマシーン(仮)の存在は昔から当たり前のように思っていたのですが、「今知った」との事で、ひょっとしたら最近はTVに映ってなかったかもしれませんね。
      確かに最初にコレを見た時は笑いました。なぜか。

  3. Kazu より:

    レイブンスのスーパーボウルでの時間稼ぎ面白いと思ったんですが、ルールの抜け穴ですし仕方ないですね。
     最初の写真女性審判ですね。ねちっこそうな相手に毅然した態度。これも面白いです

    1. JETS狂 より:

      Kazuさん>
      スーパーボウルの時は許容したとして、昨シーズンもこの戦法で時間を潰した影響が大きいでしょうね。最後は反則で勝利するなんて、やっぱりダメでしょう。
      写真はベリチックがあまりに女性審判と近いので採用しましたw。

  4. スパイガラス より:

    ルールの抜け穴ホールディングのおかげで(?)SB47に勝てましたが、てっきりその時点でルール改正されたものと思っていました。
    ところが去年、また見ることになって、あれ、まだOKなんだ、と。修正が当然ですね。

    しかし数年前に比べて明らかに稼ぐ時間が長くなっていたので、レイブンズのSTはこのプレイをしっかり練習していたものと思われます。
    あんな隠し玉みたいなプレイをレギュラーシーズンで使ってしまったあたり、最近のレイブンズの底の浅さを感じましたとも。

    1. JETS狂 より:

      スパイガラスさん>
      ハーボウの秘策もパーですね。まぁ、SBでも「ここしかない!」ってタイミングで出しましたし、SB観戦会では「こんな秘策が!!」と驚愕しましたので、もう役目を終えたということでいいのではないでしょうか。
      予想通り、フラッコはSB獲った後に大型契約を手にしてからダメになりました。
      いやはや、レイ・ルイスが抜けた事の方が大きかったか。とにかく今シーズンはパッツの次に憎い「鉄」をギタギタにしてほしい所です。

  5. 江戸川橋博士 より:

    OTが15分から10分に短縮ですか・・・。
    一発でエンドゾーン、とまでは言わないまでも、
    高い確率でレッドゾーンあたりまで持って行けるリターナーがいればなあと。

    2021年のSBタンパ開催、その頃までにはバッカニアーズもSBを
    狙えるチームになってるはず。

    1. JETS狂 より:

      江戸川橋博士さん>
      むしろ1発負けを防ぐD#力が重要と見ますね。いずれにせよ、先攻後攻どっちを取るにせよSTの能力がまず問われます。
      NFC南の首位争いはめまぐるしいので、そろそろバッカニアーズが来るかと思いますが、なんせフィッツパトリックがねぇ。。

コメントを残す

CAPTCHA