20080410-newsjpg.jpgャップがキツくなってきた
JETSは2009年にFA権を得るS”ケリー・ローズ”と5年の契約延長に合意しました。
金額は2,000万ドル(約20億2,000万円)の保証を含む、総額3,350万ドル(約33億8,300万円)。
優秀な選手を引き止めるためとはいえ、また恐ろしい出費をせざる得ないJETSはこの契約によりドラフトの計画が狂ってきたようです。

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▼S”ケリー・ローズ”は2005年ドラフトで4巡目に獲得。その年から3年間で48試合ほぼ全試合出場しているまさにJETS最後の砦です。
3350万ドルという契約額はセーフティーとしては高い水準に入ります。現最高額がコルツ”ボブ・サンダース”が昨年12月に契約した5年3750万ドルですが、25歳の若さでこの額は相当なものです。

そして。FAで獲得したアラン・ファニカ、カルバン・ペイス、ダミアンウッディ、クリス・ジェンキンズの合計保証額が6300万ドル。
立て続けの高額出費がドラフト戦略にも影響を及ぼす可能性が出てきました。

それは本来の6番目をトレードダウンして10番目~15番目を得る事でルーキーに払う保証額を押さえ、7番目~15番目には残ると予想される”レオディス・マクケルビン”か”ドミニクロジャーズ・クロマティ”のCB(コーナーバック)狙いに変更するという計画。

勝手にドラフトを予想する”モックドラフト”ではアナリストがペイトリオッツを出し抜くために4番目にトレードアップするとも予想していましたが、大胆なFA獲得がここにきてアダになり、アップするどころかダウンせざる得ないかもしれません。

[引用:NFL JAPAN]

ニューヨーク・ジェッツが、Sケリー・ローズと5年の契約延長に合意した。金額は2,000万ドル(約20億2,000万円)の保証を含む、総額
3,350万ドル(約33億8,300万円)と見られている。25歳のローズは、昨季全16試合先発で67タックル、2.0サック、5インターセプトを記
録。2005年にドラフト4巡でジェッツに入団した彼は、プロ1年目から昨季まで全試合に先発出場している守備バック陣の主力で、現行の契約を1年残す状況だった。プロ通算では48試合出場で270タックル、8.0サック、10インターセプトをあげている。

今オフのジェッツは積極的な戦力補強と行っており、プロボウル7度出場を誇るGアラン・ファニカをFAで、プロボウル3度出場のDTクリス・ジェンキンスをカロライナ・パンサーズとのトレードでと大物2人が加入。他にもFAでLBカルビン・ペイス、TEバッハ・フランクス、Gデミオン・ウッディーら、実績十分のベテランを獲得している。一方でLBジョナサン・ヴィルマ、LBビクター・ボブソン、Sエリック・コールマン、WRジャスティン・マッケアリンズらがチームを去っている。