勝敗を左右するビッグプレー(※エイプリルフールネタです。)

NFLはオフには昨シーズンで問題となったプレー等を見直し、常にルール改正を積極的に行います。

今シーズンはかなり大きな改正が入ります。

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セーフティー(自殺点)の得点が2点から12点へ。

ディフェンス側が相手エンドゾーン内でオフェンス側の選手をダウンさせると「セーフティー(自殺点)」となりディフェンス側に2点が入り、さらにオフェンス側がセーフティーパントを蹴って、相手に攻撃権を渡すのがこれまでのルールでした。

しかし、相手エンドゾーン内でダウンさせるという稀にしか起こらないビッグプレーであるにも関わらず、「2点はおかしい」という議論は長年にわたり行われてきました。

 

そして、満を持して今シーズンは「セーフティー(自殺点)」が改正がされることになりました。

まず、大きく変わるのが得点です。

「自殺点」にも関わらず2点という微妙な得点だったのが、なんと・・・

12点になります!!
∑(゜ Д゜)

 

理由は「ディフェンスがオフェンスを自陣でダウンさせる。」というケースの解釈を「ディフェンスのTD + オフェンス自陣での失点」 という事で2倍ボーナス的にとらえるそうです。

これにより1シリーズで取れる最大得点が8点から12点となりました。

 

ただし、オフェンスがスナップを取り損ねて後逸したなど、ボールがエンドゾーンから出た場合のセーフティーは従来通りの2点です。

あくまでディフェンス側がオフェンス側をエンドゾーン内でダウンさせたプレーが12点となる対象になります。

つまりセーフティーには「2点セーフティー」と「12点セーフティー」の2種類がある事になります。

 

これまで「自殺点」のわりにかすり傷程度だった失点が、試合の流れを大きく変えるビッグプレーとなるわけです。

「救済ルール」を追加

ニョッキ

しかしながら、あまり得点に関するルールを大きく変える事に反対の声もありました。

このルールが決定した要因にコミッショナー”ロジャー・グッデル”が提案した「救済ルール」があります。

 

「12点セーフティー」が発生したさいに、審判が両手を合わせて手をあげるジェスチャーを取る瞬間にオフェンス側の残り10人全員がそれに合わせて、審判と同じジェスチャーをとると「失点無し」となります。

※イメージ
ニョッキ

つまり、「12点セーフティー」が発生した際にチーム全体の連携が試されるわけです。

 

このアイデアは”ロジャー・グッデル”が来日した時に参加した「GOUKON(合コン)」で行った

「たけのこニョッキ」

から着想を得たそうです。
(いつの合コンだよ。)

 

ゆえに10人の選手が審判と同時に手を合わせて上げなくてはならず、早く上げれば「フォルス・ニョッキ」、遅ければ「ディレイ・オブ・ニョッキ」の反則を取られて12失点するだけでなく、セーフティーパントも5yd下がって自陣エンドゾーン内から蹴らなくてはなりません。

 

このルールが今シーズンの勝敗を左右する事は確実。それゆえに、オフェンスコーチは練習でニョッキの全体練習を取り入れなければなりません。

なにわともあれ、今シーズンからは選手もファンもセーフティーが発生しそうな状況になるとニョッキをめぐって盛り上がる事は間違いないでしょう!!

おまけ:セーフティーまとめ動画