NFL史に名を残す快挙

NFL史においてパス獲得ヤードが5万を突破すると50,000-yard club というカテゴリに入る名誉が与えられます。

現在、そのQBは6人いるのですが、2017シーズン中に一気に3人も増える可能性が出てきました。

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5万ヤード超えは神の領域

まず、既にパス5万ヤード獲得を突破したQBを紹介します。

・ペイトン・マニング

・ブレット・ファーブ

・ドリュー・ブリーズ

・トム・ブレイディ

・ダン・マリーノ

・ジョン・エルウェイ

スーパーボウル制覇&MVP獲得のNFL史に名を残すQBが勢ぞろいです。パス5万ヤード獲得というのが、いかに難しい記録であるか分かりますね。

 

ちなみに現時点で、この中で現役は”ドリュー・ブリーズ”(セインツ)と”トム・ブレイディ”(ペイトリオッツ)の2名だけです。

2017シーズンに5万ヤード突破予定の3人

そして驚くべきニュースが、これまで6名しかパス5万ヤードを獲得した選手がいないにも関わらず、その半数にあたる3人ものQBが2017シーズンにパス5万ヤードに到達する可能性があるのです。

では、その3人を紹介いたします。

ベン・ロスリスバーガー(スティーラーズ)

まずはご存知、スティーラーズを長年支える巨人QB”ベン・ロスリスバーガー”。

2004年ドラフトでスティーラーズが1巡(全体11位)で獲得以後、チームを2度のスーパーボウルを制覇に導いた文句なしの英雄です。

現在のパス獲得ヤードの総数は46814yd。あと11試合ぐらい先発すれば5万ヤードに到達する見込みです。

 

プレーオフでペイトリオッツににボコボコにされたショックで、オフに引退をほのめかす発言した事件もありましたね。

まぁ、どうせ引退するなら5万ヤードは突破しておいた方がいいでしょう。

イーライ・マニング(ジャイアンツ)

引退した兄者”ペイトン・マニング”に続き5万ヤード突破が目前の弟者”イーライ・マニング”。

こちらもロスリスバーガーと同2004年ドラフト組で1巡全体1位でチャージャーズが獲得したのですが、イーライがチャージャーズ入りを拒否してジャイアンツに光速トレードされるという、まさに日本プロ野球のジャイアンツと同じような事件がありました。

 

驚くべき事にこれまでのパス獲得ヤードが48218ヤードであり、ロスリスバーガーよりも5万ヤード突破にかなり近いのです。

インターセプト数リーグ1位のシーズンもありましたが、スーパーボウル2度制覇の実績なダテじゃありません。

それにしてもマニング家は凄すぎる。

”フィリップ・リバース”(チャージャーズ)

ここにきて意外にもスーパーボウルを制覇していないQBがランクイン。

どんだけプレーオフから遠ざかろうが、チャージャーズを長きに渡り牽引し続けるリバースも現時点でパス45833ydを獲得しており、2017シーズンを16試合投げ切れば5万ヤードを達成可能なのです。

 

しかもイーライの入団拒否事件のトレード相手となったリバースも当然2004年ドラフト組。つまり2004年ドラフトはNFL史残るQBを3人も輩出した非常に恵まれた年だったのです。

2004年ドラフト凄い!しかし、リバースのバックアップだったにも関わらず先に5万ヤードを突破している”ドリュー・ブリーズ”の鬼のようなパスはもっと凄い!!

補足

2004年ドラフトにて1巡で獲得されたQBは実はもう一人います。

その名も

J.P・ロスマン(計6211yd)

もし獲得する順番が変わっていたら、ビルズの歴史は変わっていたのでしょうかね・・・。

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