レベオン・ベルはいません
いよいよ2019シーズン開幕に向けての試運転、プレシーズンマッチがスタート。
HCもジャージも一新したジェッツの新たな船出です。
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スコア&ダイジェスト
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
ジェッツ |
6 |
9 |
0 |
7 |
22 |
ジャイアンツ |
7 |
10 |
7 |
7 |
31 |
オフェンス
QB#14″サム・ダーノルド”がINT未遂の危ないパスがあるものの、ファーストシリーズのみの出番でパス4/5、68yd獲得、1TDの活躍。
右へのパスばかりでしたが、フランチャイズQBとしての資質を十分に見せました。
しかし、後のQB陣が悪い。
2番手のQB”トレバー・シーミアン”のプレーはキレが悪く消極的。パス・インターフェアランスで26ydもらって4thDownギャンブルからTDに結びつけるも他のドライブがダメで、ジャイアンツのファンブルロストから得た敵陣16ydからのO#をFGで終わらせるのはもったいない。
元ジャイアンツのバックアップQB”デービス・ウェッブ”に関しては2INTを献上。
これは喝だ!
ランは目玉のRB”レベオン・ベル”とRB”ビラル・パウエル”が欠場で、先発のRB”タイ・モンゴメリー”とRB”トレントン・キャノン”がぼちぼち頑張るも、総じて抜けきるランが1本も出ず不発。
まぁ、ベルとパウエルが出てくりゃ大丈夫でしょう。
WR陣では元レッドスキンズの”ジェイミソン・クラウダー”が光っており、2レシーブ36yd 獲得、1TD。4試合欠場予定のTE”クリス・ハーンドン”も1レシーブ36yd獲得でダーノルドのTDドライブに貢献しました。
OLでは引退を撤回したC”ライアン・カリル”は欠場するも、一貫して良いパフォーマンス。
しかし、G”ブライアン・ウィンタース”がまたも肩を負傷しロッカールームに下がりました。
ディフェンス
S”マーカス・メイ”、DL”レナード・ウィリアムズ”、DL”スティーブン・マクレンドン”の主力が欠場。
先発のQB”イーライ・マニング”はファーストドライブのみの出場でパスを1回投げただけ。
何しに出てきたんでしょうか??
しかし、ドラ1QB”ダニエル・ジョーンズ”がとんでもねー奴で、パスラッシュをかけても落ち着いてパスを通し、あっというまにTDを奪います。特にカバーされているWRにギリギリ通したTDパスが見事。
成績は1ドライブのみでパス5/5回67yd獲得、1TDの活躍で、イーライに引退の2文字を叩きつける完璧なパフォーマンスでした。
ジャイアンツのWRで注目すべきがWR”オデル・ベッカム Jr”のNo13を引き継いだWR”レジー・ホワイト Jr”。
父が元NFLのDT”レジー・ホワイト”で、No13の「ジュニア枠」を引き継ぐキレキレのラン・アフター・キャッチを見せて4レシーブ60ydの活躍。
ジェッツのD#に関しては、ジャイアンツのO#の良さもありますが、懸念していたDB陣の弱さが全面に出ました。
2018年ドラ6のCB”パリ―・ニッカーソン”がまずアカン。TDを許したタックルミスが致命的すぎます。この人は開幕ロースターに残すべきでないかもしれません。
S”ダグ・ミドルトン”も最後の砦のクセにモタモタと何をやってんねん。
その他も酷いプレーがあり、サガミオリジナルよりも薄そうなDB陣のバックアップ層が足を引っ張る予感がしています。
パスラッシュもなかなか届かず、2サックと物足りない成績でした。
スペシャルチーム
ある意味で最大の反省材料を残したST。
K”チャンドラー・カタンザーロ”がエクストラポイントを2本連続で外しました。
今シーズンは、昨シーズンにプロボウル選出されたK”ジェイソン・マイヤーズ”を引き止めれなかった失敗がモロに出そうな予感がします。
総評
悪天候で1Q終了後に試合が1時間中断する事態が発生。こういう状況になるとスタジアムに屋根が欲しくなります。
この試合でジェッツのQB”デイビス・ウエッブ”がWR”ティム・ホワイト”へ投げたロングパスが、ジャイアンツCB”コーリー・バレンタイン”に阻止されるシーンがありました。
これに対してHC”アダム・ゲイズ”がパス・インターフェアランスが発生していたとしてチャレンジ。
VTRで確認すると、バレンタインはホワイトの腕を掴んでいた事が発覚しパス・インターフェアランスがコールされました。
これは新ルール「パス・インターフェアランスに対してのチャレンジが可能(2ミニッツ以外)」において、判定が覆った第1号になります。
“In #NYJvsNYG, the defender significantly hinders the receiver’s opportunity to catch the ball. The ruling on the field is changed because there is clear and obvious visual evidence of defensive pass interference.” – AL pic.twitter.com/DPiORSHdMd
— NFL Officiating (@NFLOfficiating) August 9, 2019
それはさておき、ダーノルドは期待どおりのパフォーマンスを見せて合格点。2試合目、3試合目でさらなるステップアップに期待です。
問題はそれ以外。ドラ1とはいえルーキーのQB”ダニエル・ジョーンズ”にあっさりやられるD#陣。
セカンドチームの煮え切らぬO#陣に加えて、STはエクストラポイントを2連続で外すという、課題が多く残る内容になりました。
特にCBは”モリス・クレイボーン”と”バスター・スクライン”が抜けたのが痛いです。ここは誰か成長にしてくれることに期待しましょう。
負けはしたもののプレシーズンなんて負けてなんぼ。レギュラーシーズンで勝てれば問題なし!
(勝てたらね・・)
プレシーズンゲーム、ざっとハイライト見た限りでは。。。
みんな(?)大好き、被インターセプト王のネイサン・ピーターマンが
レイダーズに再就職して爆走していましたね
TEにコンバートもありなんじゃあないか、と。。。
そのレイダーズ
せっかく獲得したアントニオ・ブラウンが
・凍結治療で適切な保護をしてなかったため凍傷で練習欠席
・愛用していたヘルメットが新規定にパスしなくて使えなくなったから引退示唆
とNFLネタウォッチャーにとって見逃せない状況になっていますね。。。
ジェイケル尊師さん>
ピーターマン、まだ生きていたんですね。貴重な情報、ありがとうございます。落ち目のカーから先発を奪う事もありえる?
アントニオ・ブラウンは変な方向に行ってますし、レイダースはラスベガスに行く前にSB制覇することは難しそうです。
>JETS狂さん
その試合のスタッツ見ると
Mike Glennon 17/25 200YARDS 0TD 2INT
Nathan Peterman 9/12 66YARDS 1TD 0INT
なので、
まだまだ3番手っぽいですね
あれ?グレノンだったらすぐ抜かせる?
フィッツ”マジック”パトリックも
初年度8INTで2~3年目は時間つぶし要員から
通算30000ヤードに届こうか、という
今のキャリアを積み上げたので
ピーターマンもまだあきらめないでほしいものです
JETS狂さんといえば、と思ってピーターマンのこと書いたら
思わず、レイダーズの話になって
ついついスレの本題にレスし忘れていました
失礼しました
サム・ダーノルド、昨シーズンは
“史上最年少”とか
“サザン・カリフォルニアはオレンジカウンティ出身”とか
いう肩書きを裏切るおっさん臭というかレッドネック感というか
むにゃむにゃ。。。な感じの外見だったのに
今シーズンの会見見ると相当かっこいくなってますね
ベアーズのトゥルビスキーも1年目から2年目で
外見、成績ともに大きく飛躍した感があるので
NFLのフランチャイズQB(候補)ともなると
外見も相当専門家による徹底的なアドバイスが
あるんでしょうか
ダニエル・ジョーンズは
ドラフト時の(ファン・解説者)のがっかり&ぶち切れ
→ミニキャンプあたりで一部の解説者が認めはじめる
→この試合で一気に大絶賛
の流れが「いかにも」なNYマスコミ&ファンな感じで
はたから見てると楽しいですね♪
ドラフトクラスは違っても
1997年生まれ同士で
ニュージャー。。。
じゃなかった。失礼しました
ニューヨークのフランチャイズを支えて
切磋琢磨してほしいものです
(そう考えるとダーノルド君、
ライバルというか比較されやすい対象が多いのは、
いいのか悪いのか。。。)
ジェイケル尊師さん>
ダニエル・ジョーンズはドラフト時に多くのジャイアンツファンから批判を浴びましたが、この試合で評価が一気に覆りました。
まさに実力で騙さらせたという感じです。
しかし、イーライが引退するのも寂しいですね。マニングみたいにジャイアンツをカットされて他のチームでSBを制覇するというドラマも見たい気がします。
(まぁイーライじゃ、無理かな。)