レベオン・ベルはいません

いよいよ2019シーズン開幕に向けての試運転、プレシーズンマッチがスタート。

HCもジャージも一新したジェッツの新たな船出です。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

6

9

0

7

22

ジャイアンツ

7

10

7

7

31

オフェンス

QB#14″サム・ダーノルド”がINT未遂の危ないパスがあるものの、ファーストシリーズのみの出番でパス4/5、68yd獲得、1TDの活躍。

右へのパスばかりでしたが、フランチャイズQBとしての資質を十分に見せました。

 

しかし、後のQB陣が悪い。

2番手のQB”トレバー・シーミアン”のプレーはキレが悪く消極的。パス・インターフェアランスで26ydもらって4thDownギャンブルからTDに結びつけるも他のドライブがダメで、ジャイアンツのファンブルロストから得た敵陣16ydからのO#をFGで終わらせるのはもったいない。

元ジャイアンツのバックアップQB”デービス・ウェッブ”に関しては2INTを献上。

これは喝だ!

 

ランは目玉のRB”レベオン・ベル”とRB”ビラル・パウエル”が欠場で、先発のRB”タイ・モンゴメリー”とRB”トレントン・キャノン”がぼちぼち頑張るも、総じて抜けきるランが1本も出ず不発。

まぁ、ベルとパウエルが出てくりゃ大丈夫でしょう。

 

WR陣では元レッドスキンズの”ジェイミソン・クラウダー”が光っており、2レシーブ36yd 獲得、1TD。4試合欠場予定のTE”クリス・ハーンドン”も1レシーブ36yd獲得でダーノルドのTDドライブに貢献しました。

 

OLでは引退を撤回したC”ライアン・カリル”は欠場するも、一貫して良いパフォーマンス。

しかし、G”ブライアン・ウィンタース”がまたも肩を負傷しロッカールームに下がりました。

ディフェンス

S”マーカス・メイ”、DL”レナード・ウィリアムズ”、DL”スティーブン・マクレンドン”の主力が欠場。

先発のQB”イーライ・マニング”はファーストドライブのみの出場でパスを1回投げただけ。

何しに出てきたんでしょうか??

 

しかし、ドラ1QB”ダニエル・ジョーンズ”がとんでもねー奴で、パスラッシュをかけても落ち着いてパスを通し、あっというまにTDを奪います。特にカバーされているWRにギリギリ通したTDパスが見事。

成績は1ドライブのみでパス5/5回67yd獲得、1TDの活躍で、イーライに引退の2文字を叩きつける完璧なパフォーマンスでした。

 

ジャイアンツのWRで注目すべきがWR”オデル・ベッカム Jr”のNo13を引き継いだWR”レジー・ホワイト Jr”。

父が元NFLのDT”レジー・ホワイト”で、No13の「ジュニア枠」を引き継ぐキレキレのラン・アフター・キャッチを見せて4レシーブ60ydの活躍。

 

ジェッツのD#に関しては、ジャイアンツのO#の良さもありますが、懸念していたDB陣の弱さが全面に出ました。

2018年ドラ6のCB”パリ―・ニッカーソン”がまずアカン。TDを許したタックルミスが致命的すぎます。この人は開幕ロースターに残すべきでないかもしれません。

S”ダグ・ミドルトン”も最後の砦のクセにモタモタと何をやってんねん。

 

その他も酷いプレーがあり、サガミオリジナルよりも薄そうなDB陣のバックアップ層が足を引っ張る予感がしています。

パスラッシュもなかなか届かず、2サックと物足りない成績でした。

スペシャルチーム

ある意味で最大の反省材料を残したST。

K”チャンドラー・カタンザーロ”がエクストラポイントを2本連続で外しました。

今シーズンは、昨シーズンにプロボウル選出されたK”ジェイソン・マイヤーズ”を引き止めれなかった失敗がモロに出そうな予感がします。

アンドレ・ロバーツ ジェッツ
昨日の友は今日の敵 モズリー、ベルと次々と大物がやってきて盛り上がるジェッツ。 しかし、来る者のいれば去る者もいるのがFAです。

総評

悪天候で1Q終了後に試合が1時間中断する事態が発生。こういう状況になるとスタジアムに屋根が欲しくなります。

 

この試合でジェッツのQB”デイビス・ウエッブ”がWR”ティム・ホワイト”へ投げたロングパスが、ジャイアンツCB”コーリー・バレンタイン”に阻止されるシーンがありました。

これに対してHC”アダム・ゲイズ”がパス・インターフェアランスが発生していたとしてチャレンジ。

VTRで確認すると、バレンタインはホワイトの腕を掴んでいた事が発覚しパス・インターフェアランスがコールされました。

これは新ルール「パス・インターフェアランスに対してのチャレンジが可能(2ミニッツ以外)」において、判定が覆った第1号になります。

 

それはさておき、ダーノルドは期待どおりのパフォーマンスを見せて合格点。2試合目、3試合目でさらなるステップアップに期待です。

 

問題はそれ以外。ドラ1とはいえルーキーのQB”ダニエル・ジョーンズ”にあっさりやられるD#陣。

セカンドチームの煮え切らぬO#陣に加えて、STはエクストラポイントを2連続で外すという、課題が多く残る内容になりました。

 

特にCBは”モリス・クレイボーン”と”バスター・スクライン”が抜けたのが痛いです。ここは誰か成長にしてくれることに期待しましょう。

負けはしたもののプレシーズンなんて負けてなんぼ。レギュラーシーズンで勝てれば問題なし!
(勝てたらね・・)