Matt Simms, Antonio Dixon

シムズ査定中

プレシーズン最後の試合は恒例の2軍のアピールタイム。しかし今回はちょっと違い、一人のQBの査定タイムとなりました。

その名も”マット・シムズ”。かつてジャイアンツで活躍し、いまは解説をやっているQB”フィル・シムズ”の息子です。

去年からキャンプにいましたが、今年のプレシーズで相次ぐQBの負傷にてまわってきたチャンスに結果を残したため、プレ最終戦にて1試合丸ごとのパフォーマンスを試す事となりました。

果たして2世QBは本物なのか?
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▼ダイジェスト
[dailymotion]http://www.dailymotion.com/video/x13zi22_2013-pre04-phi_sport[/dailymotion]

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
イーグルスイーグルス (0-0-0) 2 3 8 7   20
ジェッツジェッツ (0-0-0) 10 0 3 14   27
 

▼O#
“マット・シムズ”の立ち上がりは連続でサックを喰らい、セーフティーを献上するも、後のドライブでは見事なパフォーマンスを見せます。
脆弱なOLありきの組み立てで、通常のパスは当然として、パスラッシュをギリギリ引き付けてからのスクリーンパスやブーツレッグで走りながらのパスなど、どれを取っても見事なコントロールと弾道でレシーバーに投げ込みます。

加えて、判断力もありレシーバーへの投げ分けも偏りがありません。同じマットでもビルズにてパス11yd、2INTと最悪だった元ドラ1のライナートとは違います。
彼がレギュラーシーズンでも通用するのか非常に気になります。

 

“マット・シムズ”に引っ張られるようにこれまでプレシーズンで活躍しているメンツも活躍。
RB#24″カリル・ベル”はワイルドキャットとドローから2TDを記録。他にも一度タックルされ捕まれた後に振り切ってロスを防いだシーンや、ミドルパスを地面スレスレでレシーブし、パス失敗がレビューで成功に覆ったシーンもありました。結構、器用です。
正直、グッドソンは不要じゃないかと思います。

WRはWR#15″ベン・オブマーヌー”、WR#85″ライアン・スパードラ”、WR#16″マイケル・キャンベル”らドラフト外のレシーバーも奮闘。ファンブルロストが多かったのですが、それはさておき。

WR#09″ザック・ロジャーズ”が非常に微妙です。4レシーブ40yd獲得と活躍したものの、試合終了直前でパントレシーブをマフってターンオーバーとなったのが最悪。
おそらく当落上ギリギリだったので、あのミスでロースター争いが非常に不利になったでしょう。

 

OLはランブロックはそこそこだが、パスプロがダメで簡単に中に入られてサックされまくりました。
まぁ7サック喰らっても最後まで投げきけるシムズの耐久実験にはなりましたがね。
OLは元から大量に獲っていたので、一気にカットとなるでしょう。