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だまだ補強します
JETSはレイブンズのRB”ムーサ・スミス(Musa Smith )”と契約しました。
昨年の汚点は徹底的に改善します。

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▼”ムーサ・スミス”は2003年のプロ入りからレイブンズ一筋で6年目。
しかし、2004年にダラス・カーボイズの”ロイ・ウィリアムズ”の得意とした危険ワザ”ホース・カラータックル(Horse-collar tackle)”で右の脛骨の複雑骨折し、2シーズンを棒に振りました。

この”ホース・カラータックル“とはショルダーの開口部・襟の部分を後ろから掴んで相手を倒すタックルで、現在では禁止となっています。(彼がこのタックルの規制を厳しくしたので「ロイ・ウィリアムズ・ルール」とも呼ばれているようです。)

しかし、見事に復帰し2006年は12試合、2007年シーズンは16試合に出場しラン75回
264ヤード、2TDの成績を上げました。

RBは昨シーズンは映えなかった”トーマス・ジョーンズ”、No1リターナー”レオン・ワシントン”、今期FA獲得の元ドルフィンズ”ジェシー・チャットマン”と先発争いをする事になりますが、今期FA獲得の元バイキングスFB”トニー・リチャードソン”のバックアップ代わりにスミスを起用する狙いもあるようです。

[引用:NFL JAPAN]

ニューヨーク・ジェッツが、RBムーサ・スミスを獲得した。25歳のスミスは、昨季ボルティモア・レイブンズで先発1試合を含む16試合出場、ラン75回264ヤード、2TDをあげている。プロ6年目の彼は、2003年のプロ入りから昨季までレイブンズに所属していた。ジェッツにとって、スミスは今オフにFAで獲得する3人目のバックフィールドの選手となる。チームは、3月6日にプロボウル3度出場を誇るミネソタ・バイキングスのFBトニー・リチャードソン、その3日後に昨季マイアミ・ドルフィンズでラン515ヤードを稼いだRBジェシー・チャットマンと契約を結んでいる。

ジェッツは昨季エースRBのトーマス・ジョーンズが、ラン310回1,119ヤード、1TDをあげたが、ラン1回平均3.6ヤードはここ6年間で最低の
数字。チーム全体のランオフェンスも昨季リーグ19位に終わっており、今オフは積極的なラン強化を行っている。リチャードソン、チャットマン、スミス以外も、Gアラン・ファニカ、Tダミエン・ウッディの獲得と攻撃ライン陣も補強している。