斬鉄

今日の相手は、第6シードのスティーラーズ。

スティーラーズ的にプレーオフに行くためには、既にシーズン終わったジェッツに負けている場合ではないのですが、個人的にあんまり好きなチームでないスティーラーズの足をジェッツが引っ張るのも一興。

いっちょ、無駄に頑張りますかぁ!

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

スティーラーズ

0

10

0

0

10

ジェッツ

7

3

3

3

16

 

オフェンス

リーグ1位のサック数を誇るスティーラーズD#の前にOLが頑張り、被サック2回に抑えた事がまず勝因でしょう。連携が光っておりました。

まずファーストシリーズで、RB”レべオン・ベル”の粘りのラン攻勢から、WR”ロビー・アンダーソン”へのロングパス一閃で先制!

※WR”ロビー・アンダーソン”がTDレシーブの後、ファイヤーマンエドにハグされ微妙な感じ。

 

しかし、ファーストシリーズ後は、攻めきれずTDが取れませんでした。O#全体では褒められた内容ではありません。

特にINTで得たセカンドシリーズを得点に結びつけていれば、もっと楽な試合運びができていただけに残念です。

 

QB”サム・ダーノルド”のスタッツは、16/26回183yd獲得、1TD、0INT。

0INTだったのは奇跡で、相変わらずのムリ投げはヒヤヒヤします。INTされかけたのをWR”ビンセント・スミス”がカットして阻止して、味方に助けられたシーンもありました。

今日のTDパスのようにギリギリを通すビッグプレーと引き換えに、敵だらけのところにぶち込むリスクの背負ったパスも多々あり、もうちょっと視野が広くなることを望みます。

 

古巣との対決となったRB”レベオン・ベル”は、ラン25回79yd獲得(平均2.9yd)。レシーブ4回21回。

ファーストシリーズのTDに貢献しますが、その後は失速。この試合こそ、これまでの「がっかり」を帳消しにしてくれることに期待していましたが、それは叶いませんでした。

来シーズン、ベルはどうするんでしょ?トレード先はある?

ディフェンス

S”ジャマール・アダムス”が復活。スティーラーズのファーストシリーズにて、セーフティーブリッツを入れてQB”デルビン・ホッジス”にプレッシャーを与え、DE”タレル・バシャム”のINTを誘発しました。          

しかし、今回は相方のS”マーカス・メイ”の方がTDパスのINTなどで勝利に大きく貢献。

かつてドラフトで1巡と2巡で連続してSをPICKした時は「アホなのか」と思いましたが、近年のドラフトで唯一、成功したPICKとなりました。

 

ドラ1DE”クイネン・ウィリアムズ”も背後からサックを決めて活躍。D#全体で計4サックを記録し、スティーラーズO#を圧倒。

しかし、よく分からない人たちばかりのCB陣が問題。イリーガルコンタクト等で、相手O#をけん引し得点されるきっかけを作ります。

若手ばかりなので来シーズンまでの成長に期待です。

 

スティーラーズは第2QにQBを”デルビン・ホッジス”から”メイソン・ルドルフ”に変えて同点に追いつきますが、後半は無得点。

QB”ベン・ロスリスバーガー”不在で、O#力が死んでいるからこそ勝てた試合でした。もしロスリスバーガーが健在だったら、確実に負けていたと思います。

スペシャルチーム

最大の勝因はST。うれしい誤算で、K”サム・フィッケン”が念願の全キック成功です。

しかも54ydのロングFGを含め3本のFG決める大活躍。弾道は危なっかしいが入れば良し!!

予想通りのロースコア勝負だっただけに、FGを決め続けてモメンタムをスティラーズに渡さない事は重要でした。

まぁ、来シーズンはチームにいないと思いますけどね。。。

総評

ジェッツが勝利し、第6シードのスティーラーズの足を見事に引っ張りました。

スティーラーズと同率のタイタンズも負けたのですが、タイブレークによりタイタンズが第6シードに上がり、スティーラーズがプレーオフ圏内から脱落しました。

AFCの残るイスは第6シード1つで、最終週はスティーラーズとタイタンズに加え、なんとレイダースにも可能性が残り、3チームでの争いとなります。

 

ジェッツの最終週の相手は既にプレーオフ進出を決めたビルズ戦。

振り返ると、開幕戦でビルズに大逆転負けを喫した事が、今シーズンの命運を左右したように思えます。

最後はスカっと勝利して終わりたいところです。