まるで野戦病院
オール・オア・ナッシング 、シーズン5のイーグルス編を見終わったので、簡単な感想文を書きます。
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災難の連続、フィアデルフィア・イーグルス編の見どころ[ネタバレあり]
2年前にスーパーボウルを制覇し、2019シーズンは再度制覇に燃えるイーグルス。
スーパーボウルの立役者であるバックアップQB”ニック・フォールズ”がジャガーズへ移籍し、不安要素が満載ながらも今回の主役であるQB”カーソン・ウェンツ”を中心に3年連続のプレーオフ出場に挑みます。
イーグルスに復帰したスピードスターのWR”デショーン・ジャクソン”、 長身のエースWR”アルション・ジェフリー”、元ドラ1WR”ネルソン・アゴラー”の3人の強力なWR陣、3人の頭文字をとった通称は・・・
DNAボーイズ!
ダサッ!∑(゜ Д゜)
ダサいネーミングとは裏腹に開幕戦から活躍し、期待できるシーズンを予感させます。
しかし、負傷者続出でWeek02のファルコンズ戦ではDNAボーイズが3人とも先発できないピンチを迎え、かつ、ウェンツやその他続々と負傷者を出して敗北。
パッカーズ戦では、ランボーフィールドのクソ狭い入場口にものともせず、イーグルスはディフェンスの粘りによりパッカーズに勝利するも、また負傷者を出して窮地に追い込まれていきます。
そんなイーグルスの大ピンチを救ったのは・・・
我らがジェッツ!
ジェッツはQB”サム・ダーノルド”病気の上に、LB”C.J・モズリー”の復帰目途が立たず”さらにOLがクソすぎてイーグルスはチーム史上2位の10サックを記録し、圧勝!
強い!イーグルス!!じゃなく、ジェッツが弱すぎる。
(´д`lll)
毎度、おなじみのハロウィン回では、前人未到のジャムパンの仮装が登場。
この後、確実に格下であったドルフィンズにトリックプレーを喰らって敗北するなどチームはどん底に叩き落とされるも、シーズン終盤に連勝を重ねて地区優勝を果たします。
ちなみに宿敵カウボーイズに勝利した後でも、地元の子供は残酷。ウェンツのプライドを踏みにじります。
もし私がウェンツなら、ぶん殴ってましたな。
そして、プレーオフ1回戦のシーホークス戦。
今回がプレーオフ初先発だったQB”カーソン・ウェンツ”でしたが、第1Q早々に脳震とうにより離脱という不幸が発生します。
バックアップで長いキャリアを誇るQB”ジョシュ・マッカウン”も実はプレーオフで投げるのは初めて。
イーグルスD#の粘りにより接戦となるも、ウェンツのアウトやDE”ブランドン・グラハム”の負傷、TE”ザック・アーツ”が負傷を推しての出場でパフォーマンスが出ないなど、ここでも負傷が足を引っ張りイーグルスは8点差で敗北して、シーズンを終えました。
この敗戦に己の無力さを嘆き、廊下の途中で顔を覆って座り込んでしまうマッカウンの姿がもう涙なしには見れません。
総評
とにかく最初から最後まで負傷者だらけのイーグルス。もしスタメンに負傷者がいなければ、かなりの戦力だっただけに悔やまれるシーズンだったでしょう。
それにしても心配なのがQB”カーソン・ウェンツ”の負傷の多さと不安定さ。
チームを勝利に導く素晴らしいパフォーマンスを見せる日があれば、酷いパスミスを犯す時もあり、やはりケガへの耐性の無さが目立ちます。
そんなウェンツの弱点をカバーしていたQB”ニック・フォールズ”は移籍先のジャガーズでは振るわず、2020シーズンはベアーズで再起を図ります。
そもそもイーグルス以外では活躍できない選手なので、2021シーズンは3度目のイーグルス入りに期待したいところです。さすれば、イーグルにまたもSB制覇のチャンスが来るかもしれません。
好調のオール・オア・ナッシング ですが来年のシーズン6への期待としては、やはりペイトリオッツからバッカニアーズに移籍した史上最強のQB”トム・ブレイディ”の挑戦を見たいものです。
しかしながら、現状はアメリカどころか世界中で新型コロナウィルスとの戦いは続いており、果たしてオール・オア・ナッシングどころかNFLの開幕もあるのかも分からない不透明な現状です。
いつまでこんなズレたコーチに付き合わされるのか…素人とは見えているものが違うのでしょうけど、日本の政府を見るJETS狂さんの気分ですよ。(矛盾した発言になるけど、だからこそトップは何も知らない外野の意見など無視すればいいのです)
僕もブログで書いているけど、ピーダーソンに常識や一般的な感覚がない、何もかもがズレた人間だからこそ成し遂げられたものもあるのですけどね。
今回、なにがビックリしたかと言えば、ジョシュ・マカウンが「プライベートジェットを使えば…」って所でした。
NFLのQBならマカウンくらい(失礼!)でもプライベートジェットなんですね。