魔のドラ2

コロナ感染拡大による史上初のバーチャルドラフトは2日目に突入。

2日目はドラフト2巡と3巡の指名が行われるのですが、ドラフト2巡目はジェッツにとっての鬼門。

2017年のS”マーカス・メイ”以外は10年ぐらいバストを引きまくっております。

例えばクリスチャン・ハッケ・・・ああ、思い出したくない!!

2巡目27位(全体59位) WR”デンゼル・ミムズ” (Denzel Mims) from ベイラー大

 

FAでエースWR”ロビー・アンダーソン”を失い、ロングパスを狙えるレシーバーが不可欠となったので2巡目で理想のWRを獲得しました。

 

WR”デンゼル・ミムズ”は、身長191cmを誇る長身WRで、40yd走4.38秒を記録するスピードもありロングパスのターゲットに加えて、レッドゾーンでの競り合いにも強くルートランも優れているとのこと。

弱点としてはフィジカルが弱く、レシーブ技術に向上が必要であること。

 

昔、ドラ2で同じようなタイプのWRを獲得して大失敗した事が2回ほどあった気がしますが、今回こそ頼むぞ。

3巡目4位(全体68位)S”アシュティン・デイビス”(Ashtyn Davis) From カリフォルニア大

 

CBが欲しかったのだが、お眼鏡にかなう選手がおらず、DBを厚くするという事でSを獲得。

S”アシュティン・デイビス”は、スタミナと運動能力に優れた選手で、守備範囲が広くシングルハイをまかせられるS。

ランD#に問題があるのですが、カバー能力とバックペダルの上手く、既にSが埋まっているジェッツではCBとして起用される可能性があります。

3巡目15位(全体79位)DE”ジャバリ・ズニガ”(Jabari Zuniga) From フロリダ大学

 

パスラッシュの弱さもジェッツの欠点。2回目の3巡でDE”ジャバリ・ズニガ”は、を獲得しました。

DE”ジャバリ・ズニガ”は本来、もっと上位でPICKされてもおかしくない選手ですが、2019年シーズンに足首の捻挫により離脱したため、評価を下げました。

 

特徴的はスナップした瞬間に飛び出してギャップを破壊する俊敏性があり、緩急をつけてOLを突破するテクニックも併せ持ちます。まだ伸びしろがあるとのことで、今後の成長に期待できます。

欠点としてパワーとスタミナの不足あげられ、かつ、負傷した足首は100%もとに戻る事はない事。

 

かつてからパスラッシャーを獲得しても、全く大成しないジェッツのパスラッシュ事情。そろそろサックを量産できる選手が欲しいぞ。

ビル・ベリチック、PICKは犬にまかせる?

イーグルスがQBを獲得したなど、ドラフトの結果に関する話題は他のブログまかせておいて、今回もドラフトの本筋とは関係ないところに注目します。

 

今回のドラフトでペイトリオッツは1巡目のPICKは無かったため、2日目で初のPICKを行います。

今回のドラフトは自宅からPICKを行うため、NFL最強のHCであるベリチックの自宅の映像には誰もが注目したでしょう。

そしてペイトリオッツの初PICKの番となり、映し出された映像がこちら。

左がベリチックの部屋の映像ですが、なんとベリチックの姿はなく犬がPCの前に!

ベリチックは犬の権化だったのか!?なんとファンタジー!!

 

かと、思ったらベリチックが飼い犬を座らせているだけでした。

この映像、よく見るとベリチックはわざわざディスプレイを犬の見えやすい角度にし、犬になにか喋りかけて立ち去っています。

ツィッターのコメントには「多くの人は犬にお手やお座りを教えますが、ベリチックは2巡目では、犬に目立たないディビジョン2のDBを教えます」とのことで、なんとペイトリオッツの今ドラフト初PICKはベリチックの飼い犬によって行われたようです。

犬にPICKされたS”カイル・ダガー”君の心境はいかに?
(※いわずもがな、犬がPICKするはずない)

 

もう一つ気になったのが、スーパーボウルをDCで2度、HCで6度も制覇し、スーパーボウルリングを8個も持っているNFL最強のHCの家にしては普通すぎる事。

まだ5勝しかしていない、カーディナルスHC”クリス・キングスベリー”の家と比較すると天地ほどの差があります。

戦跡以外は家も服装も地味なベリチック。一体、お金は何に使っているのか気になるところです。