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コロナ感染拡大の中、ネットによるリモート(遠隔)により行われたNFLドラフト2020。

ジェッツのPICKはなかなか良かったのではないでしょうか。ではドラフトをまとめましょう。

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ジェッツ1日目、2日目(1巡~3巡)

・1巡(全体11位):T”メカイ・ベクトン”(Mekhi Becton) from ルイビル大

・2巡目27位(全体59位): WR”デンゼル・ミムズ” (Denzel Mims) from ベイラー大

・3巡目4位(全体68位):S”アシュティン・デイビス”(Ashtyn Davis) From カリフォルニア大

・3巡目15位(全体79位):DE”ジャバリ・ズニガ”(Jabari Zuniga) From フロリダ大学

OLこそ生命線 コロナ感染拡大により、史上初のリモート(遠隔)で実施されたNFLドラフト。 PICKのあいまにHCやGM、さらにはドラフトされる選手たちの家が映るので、各家庭に
魔のドラ2 コロナ感染拡大による史上初のバーチャルドラフトは2日目に突入。 2日目はドラフト2巡と3巡の指名が行われるのですが、ドラフト2巡目はジェッツにとっての鬼門。 20

ジェッツ3日目(4巡~7巡)

4巡目14位(全体120位)RB”ラミカル・ペリン”(La’Mical Perine) from フロリダ大

 

ジェッツの泣き所RB。毎年RBを獲得するも突き抜けて成長するものはなく、FAで大物RB”レベオン・ベル”を獲得するも、期待値をはるかに下回りました。

そして今年もRB”ラミルカ・ペリン”をゲットです。

 

ペリンは低重心で足腰が強く、タックルでD#を突き抜けるタイプのRB。ブロックやレシーブも上手いとのこと。

欠点としてはリズムが単調かつ、緩急をつけた加速力が無い事。

3rdDownショートやパスプロを増やす状況で活躍し、ダーノルドの助けになるでしょう。

4巡目19位(全体125位)QB”ジェームズ・モーガン”(James Morgan) from フロリダ国際大学

 

モーガンはグリーンベイ出身でランボーフィールドの近くで育ち、高校の時は4番をつけていたファーブマニアです。

それだけにロングスローを生む強肩と強靭なリストを持っている事に加え、タフである事が武器なのですが、パスの精度とポケットワークに問題があるとのことです。

 

あまり考えていなかった驚きのQB獲得。たしかにダーノルド以外にろくなQBがいないので、ニーズではあるものの他のポジションを埋めた方が良かったと思うファンは多いでしょう。

そこは彼のヴィジュアルに注目しましょう。

口ひげ!!

これは昨シーズンにブームを生んだジャガーズのミンシュ―ブームに乗っかろうって魂胆か?あざといぜ、ジェッツ!

4巡目23位(全体129位)G”キャメロン・クラーク”(Cameron Clarke) from シャーロット大学

 

OLをFAとドラ1で獲得した上で4巡目でもPICKしました。今シーズンはOLの強化を徹底しています。

クラークは身長190㎝、体重140kgの巨体にも関わらず俊敏性があるドラ1のベクトンと似ているタイプとOL。

カレッジ時代は49試合(35試合スタメン)全てLTとして出場する安定性も兼ね備えています。

 

ベクトンのバックアップとしてスタートして、実力があればスタメンに入れる将来性のある選手です。

このPICKは、It’s Gooooood!

5巡目13位(全体158位)CB”ブライス・ホール” (Bryce Hall) from バージニア大学

 

重要ニーズの1つであるCBを5巡目で獲得。

CB”ブライス・ホール”は本来、2,3巡目で獲得を予想されていた選手ですが、足首の負傷のため2019年シーズンは6試合しか出場できず、5巡目まで落ちました。

しかし、2018年にはオール・アメリカンのセカンドチーム、オールACCのファーストチームに選出される実力があり、5巡目まで落ちたのはアナリストにとって予想外でした。

 

特徴は安定したフットワークとテクニックを兼ね備えた選手とのことですが、足首の負傷からスピードが疑問視されています。

ジェッツでは負傷で失ったキャリアを取り返すべく、頑張って欲しいところです。

6巡目12位(全体191位)P”ブランデン・マン”(Braden Mann) fromテキサスA&M大学

 

昨シーズン、あれだけキッカーに苦しんだのにパンターを獲得しました。「なぜ?」と思うかもしれませんが、ちょっと話を聞いてください。

昨シーズンは、ジェッツのオフェンスが壊滅的なため2016年のドラフトで獲得したP”ラック・エドワーズ”の出番が多かったのですが、飛距離と滞空時間が不足していると分析したのです。

エドワーズは5年目であることに加え、ドラフトの下位で良いパンターが流れてきたので、ここでパンターを変えようという考えなのです。

 

ここまでして獲得するP”ブランデン・マン”の実力は、平均飛距離51ydというNCAA記録に匹敵する長距離を蹴れるパンターで、最高のパンターに与えられる「レイガイ賞」を受賞しています。
(そんな賞があるのね)

 

飛距離のみならずバックスピンでボールをフィールドに止めるパントテクニックも優れており、エドワーズに無いスキルを兼ね備えているとの事。

上記の動画を見ていただく分かりますが、とにかく飛距離が異常です。自陣エンドゾーン内ギリギリの最後尾からのパントで、相手ブロッカー(ガンナー)の到達距離が短い場所にも関わらず、敵陣23yd地点あたりに落下させています。

 

あまりパントを蹴るシーンは見たくないですが、これだけ飛ぶとむしろチャンスをを生むプレーになるでしょう!

今シーズンはパントにも注目です。

トレード from コルツ:CB”クインシー・ウィルソン”(Quincy Wilson)

もう1つの6巡(全体211位)をコルツにトレードし、その対価としてCBを獲得。

CB”クインシー・ウィルソン”は2017年ドラフトにてコルツが2巡目で獲得しました。

しかし、鼠径部や膝など次々と負傷して成績も伸びず、この度JETSにトレードされたわけです。

この後、コルツは怒涛の3連続PICKを見せたので、互いに良い取引でした。

腐っても元2巡。頑張れ。

ドラフト外選手

WR Lawrence Cager, Georgia

WR George Campbell, West Virginia

DB Shyeim Carter, Alabama

CB Lamar Jackson, Nebraska

CB Javelin Guidry, Utah

OT Jared Hilbers, Washington

DL Domenique Davis, UNC Pembroke 

LB Bryce Huff, Memphis

DT Sterling Johnson, Coastal Carolina

→ドラフト外でWRとCBを埋め、DLとLBも確保。

今回はTEがいませんが、昨シーズン活躍し3年契約した” ライアン・グリフィン”や、問題行動と負傷でくすぶっている”クリス・ハーンドン”がいますので、大丈夫でしょう。

 

まだまだ動きがあると思いますが、昨シーズンはGMがドラフト後に交代した事を発端に、OL崩壊を引き起こしたC”ライアン・カリル”の獲得や、LB”C.J・モズリー”の負傷、ダーノルドの病気など、なかなか不幸で難しいシーズンでした。

今シーズンこそ、OLの強化でRB”レベオン・ベル”の復活とパスO#の安定を期待できるので、素晴らしいシーズンになるでしょう。
(という事は、毎年言っている)

 

そして、なんといっても

ペイトリオッツにブレイディがいない!!

加えて、犬にPICKさせるような「新お犬様」に負けるワケにはいかんのよ。

 

なにわともあれ、これは久々のプレーオフ出場のチャンス!!いや、勢いでスーパーボウルも制覇して、JETS狂の宴が終わっちゃうよ~!?

2020シーズン、もろたで工藤!
(工藤って誰?!∑(゜ Д゜))