死闘オーバータイム

Week3で同地区ドルフィンズを倒し勢いに乗りたいジェッツ。次の相手はロンドンにて強豪レイブンズを44-7の大差で倒したジャガースです。

果たしてジェッツは連勝して、勝率5割に戻せるのか?予想外の展開の末にオーバータイムの死闘、とくとご覧あれ。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

2017年 10月 1日

 

1Q

2Q

3Q

4Q

OT

TOTAL

ジャガーズ

7

3

0

10

0

20

ジェッツ

7

3

10

0

3

23

 

オフェンス

「ランO#がアカン」と言い続けてきましたが、この試合の2TDはなんとRB#29″ビラル・パウェル”の75ydのTDランと、RB#25″イライジャ・マグワイア”の65ydのTDラン
(※マグワイアは先週からNoが35から25に変わったもののNFL.comで、まだ訂正されず)

1試合に65yd以上のTDランが2本出るのは2002年以来らしく、ランがダメなハズなのに記録的なロングTDランを量産しました。

 

しかしながら、RB#29″ビラル・パウェル”のTDランに関しては、完全にジャガースD#のミスです。
パウエルが密集地帯を抜けた後にスッ転んで倒れたのをDB全員がダウンだと思い込んで、気を抜いて足を止めた瞬間にパウエルが立ちあがてダッシュ!そう、後にレビューされましたがパウエルはD#の誰にも触れられていなかったのです。

RB#25″イライジャ・マグワイア”のTDランに関しては文句なしでOLと彼の仕事でした。

 

この2本のロングTDランが出た原因は、RB#22”マット・フォーテ”が欠場して二人の出番が増えたおかげでしょう。フォーテはベアーズ時代にNFL記録を作るくらいレシーブしたRBなのに、最近はスピード、フィジカル、アジリティ、得意のハズのレシーブまで全てが中途半端なレベルのRBになりました。ボールを持たせても抜ける雰囲気が全くありません。

逆にドラフト時から私が「こいつはいい!」と目をかけ続けてきたパウエルは、ずっとバックアップに甘んじてきながらも、ここにきてようやく記録に残る活躍が出来て感無量です。

 

が、しかし!この試合で苦戦する原因となった2度のターンオーバーに絡んだのもパウエル。

1つ目がQB#15″ジョシュ・マッカウン”のパスがクイックすぎて、パウエルがほぼボールを見てない時に彼の体にボールがあたり、弾いたボールをOLB#44″マイルズ・ジャック”にPICK6される不幸。

2つ目は試合終盤に、またもQB#15″ジョシュ・マッカウン”がパスをパウエルがずっこけてる時に投げてしまい、その後ろにいたCB#21″A・Bouye”にINTされ、これをきっかけにジャガースに同点FGを決められオーバータイムに入ります。

この2つの不幸なターンオーバーが無ければもっと楽に勝っていた試合でした。

しかも、PICK6のシーンはレビューも入ってINTが成立したのですが、正面からのスロー映像を見ると先に地面にボールがついているような・・・

まぁ、結果的に勝利したので、忘れましょう。

[追記:コメントから、INTではなくラテラルパス(バックパス)によるファンブルリカバーという指摘がありました。JETS狂は皆さんに支えられて運営しております。]

 

QB#15″ジョシュ・マッカウン”に関してパス22/31回224yd獲得、0TD、1INT、1ファンブルロストと2度の不幸なターンオーバーが計上されましたが、ジャガースの近年、大型補強を続けるDLの強烈なパスラッシュに4サック喰らいながらも、よくぞO#を引っ張ってくれました。

今日もWR#11″ロビー・アンダーソン”へ41ydの絶妙なロングパスを成功させ、3rdロングを数回成功させる腕を見せます。

彼にはこれまでのジェッツにあった「O#の停滞」というのが無いですね。ずっと3凡のパントが続くということはありません。しかしながら、やはりレッドゾーンO#が弱い。これが改善できれば、最高でしょう。

あと、OLは反則が多すぎ。今日もホールディングの嵐でした。しかし、LT”ケルビン・ビーチャム”は反則しない上に左からのパスラッシュをよく止めています。LTは交代成功っぽいです。