新たな時代に爪跡残す、それがWWEだ!

2020年2月頃に中国・武漢から始まったコロナウィルスのパンデミックは、「夏には終息するだろう」という予想を覆し、8月後半の未だ猛威を振るっております。

世界最大のプロレス団体WWEも、練習場であるパフォーマンスセンターにて無観客(最近はレスラーが周りで応援)で興行を行うスタイルを貫いてきましたが、さすがに飽きられてピンチに陥っています。

そこで新たな手を打ちました。その名も「サンダードーム」!!

え?サンダードームってこれ?

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WWEの新会場「サンダードーム」完成!

WWEは2020年4月にバッカニアーズの本拠地であるジェイ・レイモンドスタジアムで開催するハズであった一大イベント「レッスルマニア」を無観客で実施。

史上初の試み 以前にロブ・グロンコウスキー絡みのニュースでお伝えしてきたWWEのスーパーボウル「レッスルマニア36」(Wrestlemania36)が開催されました。 今回はコ

 

レッスルマニアの規模を縮小した分、夏の一大イベント「サマースラム」はボストンにて大規模で行う予定だったのですが、コロナが終息しないため、またもパフォーマンスセンターで開催されると思われていました。

 

しかし、予想以上に延々と続くパフォーマンスセンターでの興行にさすがにファンにも飽きがきており、録画でドラマのような試合を挟むアイデアも使い古された手法となってしまいました。

この状況下でWWEが何の手を打たないまま終わるわけがありません。

 

WWEはアムウェイセンターに場所を移し、最先端のセット、ビデオボード、パイロン、ライティング、グラフィック、ドローンカメラなどありとあらゆる演出とテクノロジーを搭載したスタジアムを「サマースラム」目前に完成させました。それが・・・

WWEサンダードームです!

 

動画を見てもらえば分かると思いますが、その美しさに圧倒されます。

常に演出を追求するWWEの電飾(LED)技術は世界一と言っても過言でないでしょう。私もレッスルマニア33にて現地で実際にWWEの電飾を目の当たりにしましたが、見た事が無い圧倒的な巨大さと細かさ、そして煌びやかさに圧倒されました。

wrethremania33 レッスルマニア33
遊びではない。あくまで視察です。 ブログを放置してアメリカへ赴いたロード・トゥ・レッスルマニアの旅(略してRTW)。第3回目はいよいよ世界最大のプロレスの祭典、いわばプロレス業界

 

話を戻して、このサンダードームは日本時間8月24日(月)開催の夏の祭典「サマースラム」直前の日本時間8月22日(土)の「スマックダウン」から使用開始します。

観客はオンラインで会場に顔を出す事が可能です。ただ今、サマースラムのバーチャル観客席も受付中です。

https://www.wwethunderdome.com/register/summerslam?eventID=summerslam08232020

 

WCWに潰されかけようとXFLが2度も失敗しようと、不屈の闘志とアイデアで立ち直り進み続けるWWEの挑戦を今後も見逃せません。

追記