自滅の刃

我らがジェッツは開幕2連敗。さらにジェッツはケガ人続出であり、今回の対戦相手コルツも簡単ではない相手ですが、近年のコルツの成績からして勝利できる可能性があると読んでいました。

しかし、予想外の障壁がありました・・・

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

7

0

0

0

7

コルツ

7

10

14

5

36

オフェンス

何といっても、戦犯はQB”サム・ダーノルド”。

オフェンス自体は前半、RB”フランク・ゴア”のランと連携してファースト・ダウンの更新回数が増え、レシーバー不在ながらも改善の兆しはあったものの、ダーノルド君がぶち壊しました。

3INTされ、うち2回はPICK6。1回は相手エンドゾーン内という、全て試合を動かす内容であり、スタッツは17/29回168yd、1TD、3INT、1セーフティー。レーティング47でWeek03最下位です。後半は敵陣にすら入っておりません。

昨シーズンの「ゴーストが見えた」発言を彷彿とさせます。

ダーノルド、霊能力が覚醒か? Week07のマンデーナイト、いわゆる注目の一戦はジェッツvsペイトリオッツの因縁対決。とはいえ、ここ最近勝った記憶がございません。 しかし、QB

 

2INTを記録したのが元バイキングスのCB”ゼイビア・ローズ”。期待通りの活躍にコルツファンはニンマリでしょう。

 

後半のO#不振は、ドラ1LT”メカイ・ベクトン”が肩を負傷してOUTの影響もあった模様。ボロボロのジェッツですが、ベクトンの評価は今年度のルーキーの中でもトップクラスです。

負傷は軽いもので、次戦のブロンコス戦には出場可能のようです。

 

話を戻して、ダーノルドの不振はやはりレシーバー不在も大きく影響しているでしょう。投げあぐねてスクランブルするシーンが多かったです。

そんなレシーバー陣の中で頭角を現してきたのが、WR” ブラクストン・ベリオス”。

175㎝と小柄ながら、この試合では4レシーブ64yd、1TDを記録。前試合でも1TDを記録しており、彼の成長に期待せざる得ません。

ディフェンス

D#は、O#の援護を受けれず常に不利なポジションから開始の割にはそこそこ頑張った感じ。

コルツQB” フィリップ・リバース”は勝負が決した4QにQB”ジャコビー・ブリセット”に交代して温存モードでしたが、この試合の失点の16点は”サム・ダーノルド”のミスなので、D#の失点は実質20点です。

 

ただサックが無いのは物足りないですね。序盤のLB”ジョーダン・ジェンキンス”の負傷も響いていたと思います。

スペシャルチーム

K”サム・フィッケン”の出番はエクストラポイント1回のみ。

O#不振のため、P”ブランデン・マン”の出番が毎回多いですが、普通に頑張っております。

コルツのメガネがごつい新K”ロドリゴ・ブランケンシップ”がFG3回のうち簡単な1本を外しています。

総評

ダーノルドの成長を期待するも、見事に裏切られた結果になりました。レシーバー不足とはいえダーノルドの能力に懐疑的になります。

そして、中3日で行われるサースデイナイトの次戦ブロンコス戦(日本時間:10月2日(金))に負けたらHC”アダム・ゲイズ”が解雇されるという噂が流れているほどの窮地であるジェッツ。

あまりの辛さに私も「今はプレシーズン」という現実逃避を起こすほどです。

もはや今シーズンは「コロナ過」と受け止めてタンクと化し、来シーズンはモズリー復活(もうポンコツだと思いますが)とジャマール・アダムスのトレードでもらった豊富なドラフトPICK権でリブートすべきと思っています。

ああ・・さよなら2020シーズン。