HOME > NEWS > NEWS(2020-2021) > 【NFL 2020-2021:NFCカンファレンスチャンピオンシップ】タンパベイ・バッカニアーズ vs グリーンベイ・パッカーズ
2021年1月27日

【NFL 2020-2021:NFCカンファレンスチャンピオンシップ】タンパベイ・バッカニアーズ vs グリーンベイ・パッカーズ

至高の戦い

NFCカンファレンスチャンピオンシップは、QB”トム・ブレイディ” vs QB”アーロン・ロジャース”というNFLトップに君臨する二人が激突!

特にロジャースは何度も2度目のスーパーボウル出場を一歩手前で阻止されてきたので、このチャンスを逃すわけにはいきません。

会場はパッカーズのホーム「ランボーフィールド」かつ、マイナス7度の厳しい環境での試合であるためパッカーズが断然有利かと思われたこの試合、またもブレイディの凄さを見ることになりました。

[SPONSORED LINK]

スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

バッカニアーズ

7

14

7

3

31

パッカーズ

0

10

13

3

26

総評

ブレイディとロジャース、両者とも序盤からパスの精度がよく、互角かと思われましたが両者の明暗を分けたのがターンオーバー後のオフェンス。

 

パッカーズのターンオーバーはファンブルとインターセプトの2回でその2回とも返しのバッカニアーズのオフェンスでTDを食らっています。

しかし、バッカニアーズのターンオーバーは、ブレイディのインターセプト3回のうち、返しのオフェンスで失点したのは1回。

加えて、同じターンオーバーでもパッカーズが自陣内、バッカニアーズはブレイディがWR”マイク・エバンス”へのロングパスでの3シリーズ連続3INTなので、パントとあまり変わらず、かつバッカニアーズディフェンスが帳消しにするので、同じターンオーバーでも内容に差がありました。

 

かつてからブレイディはターンオーバー後のオフェンスでの得点が多く、勝負どころで決めるQBなのです。

前試合のセインツ戦と同様にレーティングが悪かろうと勝てるQBであることを見せつけました。

 

裏を返すと、今回のバッカニアーズの勝利はオフェンスよりもディフェンスのおかげといっても過言でありません。

特に「花火で契約失敗野郎」のDE”ジェイソン・ピエール・ポール”がガンガンにプレッシャーをかけて2サック。DE”シャキール・バレット”が3サックでチーム計5サックの爆発しました。

ポケットワークがうまく、タックルをかわしまくるロジャースがこれだけサックされるのは珍しいです。

このディフェンスを率いているのが元ジェッツのHCであるDC”トッド・ボウルズ”ですから、ジェッツファンとしては複雑ですね。やはりボウルズはアリアンズHCに使われてナンボか。

 

あと、バッカニアーズはRB”レナード・フォーネット”のランが要所で効いてました。

タックルを切りさらにスピンしてかわす華麗さに、かつてジャガーズ時代にチャンピオンシップに出場した頃の絶頂期のキレを見ました。

何度見ても、カッコイイ!

 

パッカーズに関しては、互角の勝負を繰り広げながらも最後に疑問が残りました。

第4Qで8点ビハインドで残り2:40秒を切っている状況、4thDown & Goal(8yd)でなぜギャンブルせずFGを蹴ったのかが理解に苦しみます。

この後、ブレイディのオフェンスを3&OUTで止めれる自信がどこにあったのでしょう?

昔からこの状況でブレイディは、ウェルカーやエデルマンにパスを通しまくって、相手に反撃の機会を与えずに蹂躙してきたシーンなんて腐るほど見てきましたが。

 

パッカーズの勝機はここでギャンブルしてTD奪い、2ポイント狙いで同点にするしか無かったと思います。

もしTDに成功して2ポイント失敗しても2ミニッツ前にバッカニアーズへオフェンスが渡るのはFGを蹴った時も同じです。また、ギャンブルに失敗してバッカニアーズにオフェンスが渡っても、どうせFG1本で追いつかない1ポゼッション差で同じ。

加えてこの場合、バッカニアーズはエンドゾーンを背負った地点からの開始なのでプレーも限られ止めやすいと思います。

 

この後、当然パッカーズD#がブレイディのオフェンスを止めれるハズがないどころか、”ケビン・キング”がジャージを引っ張って反則取られるし、ディフェンス交代のモタモタを突かれて「Defensive Too Many Men on Field」の反則(通称:多牌)を誘発されるし、簡単に時間を潰されて試合終了。

熱戦でしたが、最後のパッカーズのFGだけはモヤモヤが残りました。

 

 

勝利して10回目のスーパーボウル進出 & 史上初のスーパーボウルホーム開催を決めたブレイディ様のスタッツは、20/36回280yd獲得、3TD、3INT。レーティングは73.8と低調。

原因は3Qから4Qにかけて3シリーズ連続でWR”マイク・エバンス”にヤケクソなロングパスを投げて3INT献上です。

まるで昔のマッデンの「とにかくサンタナ・モスに投げてりゃ必ず通る」戦法のようにも見える雑さでチームを危機にさらしました。一体、どうしたのでしょう?

序盤からパスにキレがあっただけに、ここだけ残念でした。

 

またもチャンピオンシップで敗れたQB”アーロン・ロジャース”のスタッツは、パス33/48回346yd、3TD、1INT。

ランの援護射撃はなく、OLはパスラッシュに圧倒されるの状況でよく戦いましたが、毎度ながらブリーズと同様になぜ2度目のスーパーボウルに行けないのか不思議です。

プレーオフの天敵49ersがいないのでチャンスと思ったら、ブレイディがやってきて邪魔されるとは予想外でした。

もはやキャリア終盤なれど、今シーズンは例年よりも調子が良かったので、来シーズンに期待しましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
  1. ねくすと より:

    詳しい経過をありがとうございます。とにかく、ブレイディがまたスーパーボウルに行けたのを観られて嬉しいです。本来なら、第4Qから無類の強さを発揮する人なのですが、この試合は後半に失速してしまったようです。やっぱりランボー・フィールドの寒さのせいなのかなと思ってしまいました。パッツ時代のジレット・スタジアムでは、寒さを味方につけていましたが、年齢的なものや、本拠地をタンパベイに変えた影響は、ブレイディに出ているのかもしれません。でも、最後の一戦はホームですから、楽しみにしています。

    1. JETS狂 より:

      ねくすとさん>
      セインツ戦と逆で序盤はキレていて、終盤の3INTのギャップに驚きましたね。
      たしかにエバンスに投げれば多少カバーされていても取れると序盤で判断したかもしれませんが、1回INTされたら判断を変える思考も必要だったかと思えます。
      最後は疑惑の采配によるパッカーズの自滅は、「ブレイディが持ってる系」ということで片づけてます。

  2. まっでんののろい より:

    ラフルアーの采配は疑問が残りましたね。
    前半もタイムアウトが結構残っているのに、時間使ってフィールドゴール狙いみたいな感じで、結局INTから逆に取られるっていう、最悪の終わり方でした。
    大舞台に慣れていないとはいえ、ちょっと疑問が残りましたね。

    1. JETS狂 より:

      まっでんののろいさん>
      最後のFGで8点差が5点差でなったところで、残り2:30で相手にオフェンスを抑えた上にTD取らねばならないのは同じなのに、なぜ1回で同点に追いつける8ydのギャンブルに行かなかったのか?
      ライブで見ていてるときもFGを選択した場合のあらゆる可能性を考えましたが、結局は腑に落ちない選択でした。
      おそらく客観的には分からない精神の世界なのでしょう。あそこでギャンブルかつ2ポイントに成功した場合を考えたら、パッカーズの敗戦は悔やまれます。

  3. 匿名 より:

    サンタナ・モスではなくてランディ・モスでは?

    1. JETS狂 より:

      匿名さん>
      ちがうんですよ。ジェッツとレッドスキンズ を行ったり来たりのサンタナ・モスです。
      モスの知名度としてはランディ・モスに負けてますが、凄いレシーバーでした。
      そして、昔のマッデンではとにかくサンタナ・モスにロングパス投げれば取ってくれるチート的な戦法がありまして、私だけの戦法かと思ったら、どこか海外の記事で同じような事を書いてまして「世界の共通認識だったか!」と、感動したという話でした。

  4. パッカーズファン より:

    負けるときのパッカーズ試合という感じで後半追いかけてるときもダメだなあと思いとても辛い試合でした。

    今シーズンの好調は、ランが出ていたこととOLが安定していたことでした。
    バッカニアーズD#はランが強いので仕方ないのはそうなんですが、INT後のO#でランを交えずパス3回簡単に失敗して3&OUTというのは、「ああ、いつもの負け展開だなあ」という感じで、、
    最後のFGの場面も、レッドゾーンO#でパス3回失敗して、ってそれ今年やってきたことと違うじゃん!としか思えなかったので、ある意味FGを蹴ったのには安心しました。もう4回目投げても通る気がしなかったしそのあとの2ptもできる気がしなかったので、、(まあそんな弱気になってる時点で勝てないってことなんでしょう)

    最後パスインターフェアが取られなかったことに関して色々言っている現地ファンもいますが、
    苦しい時にロジャース頼みになりすぎるO#の限界が露呈した試合でした。だからこそランが出ていた今年の期待は大きかったのですが、、
    2014SEAほどの大やらかしではないですが、はっきり言って自滅に近い内容で辛いです。逆にこういった舞台でも淡々と勝ちきれるBrady様はすごいんだなあと。

  5. パルメザン より:

    ブレイディ様の3回目のINTはプレッシャーをかけられての実質パントでしたがその前の1回目と2回目はコントロールがおかしかったですね
    前半は鋭いパスをショートに投げて繋いでいましたがショートを警戒されてランとロングパスによる組み立てになったと思われますが、やはりブレイディ様自身のミスは多かったように思います
    スナップミスから即座にスパイクする等判断自体は冷静でしたが

  6. 江戸川橋博士 より:

    ご無沙汰してます。m(__)m
    個人的には、ディヴィジョナルでセインツへシーズンスウィープのお返しができただけで
    十分だったのですが、まさかの地元開催SB進出とは。。
    長年タンパ2(4-3スキーム)だったD#が、ここまで3-4スキームがハマるとは思ってませんでした。
    全盛時のタンパ2程には失点は抑えられてないかもしれませんが、O#に繋がるD#になってると思います。
    この試合に関しては、グリーンベイのO#LがQBロジャースを守り切れなかったのが敗因と見てます。
    パスにせよ、ランにせよ、ラインの重要性というのを思い知らされました。
    SBは、レギュラーでも対戦があったチーフス、相手は強いので肩の力を抜いて観ようというところです。

コメントを残す

CAPTCHA


Top