ディフェンス

やはりラックは安定して強い。ターゲットを判断してから投げるまでのスピードはトップクラスですね。
センターのミススナップでFGで済みましたが、これが無ければ確実にTDを奪われていたでしょう。

 

ラックにしろ2番手の”マット・ハセルベック”にしろ狙われたのが右側。リーヴィスのNo24を引き継いだCB#24″ディミトリ・パターソン”側のサイドです。
ラックには”ハキーム・ニックス”にパスを通され、さらによく分からんWRに完全に抜かれてハセルベックにロングゲインを許しました。

しかし逆サイドのCB#27″ディー・ミリナー”は好調で、ハセルベックのエンドゾーンへのパスをINTしかけるシーンもあり、こちらは期待できます。

パスラッシュに関してはサックはILB#52″デビッド・ハリス”のブリッツと、最後に試合を決めるターンオーバーを生んだLB#51″IK・Enemkpali”の2回。

D#に関しては先発よりも、後半を無得点に抑えた2rdチームの厚さが光りました。

 

スペシャルチーム

大きなリターンもミスも無く特筆すべき事が無いのですが、K#02″ニック・フォーク”が51ydのFGを決めますが、競争相手のK#08″アンドリュー・Furney”も51ydの決勝FGを決めてアピールします。

昨年、プレで解雇されたキッカー”ニック・ノバク”が今やチャージャーズの正キッカーですし、ベンガルズの”マイク・ニュージェント”にカーディナルスの”ジェイ・フィーリー”とリーグには元JETSの正キッカーが3人います。
「JETSを出たキッカーは正キッカーになる」のパターンが出来そうで、彼もロースターを空けるべく解雇されたらヨソが速攻で獲得しそうです。

 

そんなことよりコルツのK”アダム・ヴィナティエリ”が簡単なFGを外した事の方が衝撃でしょう。
パッツのSB制覇に大きく貢献し、クラッチキッカーと恐れられた彼もリーグ19年目の41歳。これには時の流れを感じました。

 

総評:[2014/8/9追記]

総評を書くのを忘れておりました。
ロースコアかつターンオーバーを奪ったのが最後だけのインパクトの薄い内容となりましたが、JETSはターンオーバーを犯さなかったのが収穫です。
JETSは昨年はジーノがアホほどINTされても勝率5割。つまりターンオーバーさえなければ、勝てるチームなのです。

ジーノは昨年のプレは酷かった印象があるのですが、コントロールがだいぶマシになり、FGを演出。
ヴィックもベテランの落ち着きを見せてTDドライブを演出と、ビッグプレーは無かったものの、まずまずのスタートを切りました。

次の相手は昨シーズン、ボコボコにされたベンガルズ。
果たしてダルトンにリベンジなるか、D#の真価が問われます。

 

Colts Jets Football:ジーノのスタッツはパス4/6回33yd獲得、ラン10yd。
対するヴィックはパス3/6回17yd獲得、ラン19yd。
ターンオーバーはなく、初戦は互角でした。