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毒を持って毒を制す

優勝候補を次々とどん底に落としてきた春日の呪いの今シーズンのターゲットは、プレーオフと無縁状態のビルズ。
前例が無いケースだけに、もしかしたらマイナス×マイナス=プラスという事になり、ビルズの追い風となるやもしれません。

今週のAFC東はどない?

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ビルズ 29-10 ドルフィンズ

先週2ポゼッション差でパッツを破ったドルフィンズをなんとビルズが3ポゼッション差の大差で撃破し、イルカ狩りに成功。
序盤は、先週の私の予想どうりロースコアで進むものの、第3Qにビルズが爆発!

まず、RB”C.J・スピラー”が102ydキックオフ・リターン・TDを決める!さらに不発かと思われたWR”サミー・ワトキンス”が少々疑惑が残るがパイロンに当てるギリギリのTDレシーブを決めて一気に突き放す。

ドルフィンズは第3Qに10点返すも、ビルズの厚いD#に阻まれシャットアウト!!
ビルズ2連勝で首位に躍り出ました。

ドルフィンズは先週爆発したRB”ノーション・モレノ”が早々に左ひじを脱臼しアウト。これが重症のようで、長期の離脱が予想されます。

 

ペイトリオッツ 30-7 バイキングス

先週、ペイトリオッツはドルフィンズのモレノに走られまくって負けたので、リーグ最強のRB”エイドリアン・ピーターソン”を有するバイキングスに不安がありました。
しかし、そのピーターソンが自身の子供を虐待している容疑がかかったため欠場という、パッツにとったら大チャンスが訪れます。

 

「おいおい、バイキングスはピーターソンだけのチームじゃねぇぜ」と言ったかどうかは知らないが、そう、バイキングスにはかつてパッツでブレイディの代役として11勝を上げたQB”マット・キャッセル”がいるではないか!
(しかし、ペニントン率いるドルフィンズがバカみたいに強かったので11勝してもプレーオフに行けなかった哀れキャッセル。翌年は10勝で地区優勝だったのにねぇ。)

 

そのキャッセルは古巣相手にTDパスを通して先制するも、その後は4INTを献上して大撃沈。
(うち、元JETSのリーヴィスが1INT)

一方、パッツはブレイディの調子が戻るどころか、FGブロック&リターンTDまで飛び出す好調ぶりを見せ、ワンサイドゲームでバイキングスを撃破しました。

 

試合よりも気になるのが息子の虐待容疑で起訴されたピーターソンの現状。
パッツ戦の翌日にチームに合流し、次のセインツ戦に出場すると公表するや否や、世論の批判を受けてチームはこれを撤回し、ピーターソンを謹慎処分としました。
現時点では、謹慎期間は決まっておらず、今シーズンは復帰しない可能性もあります。

このままシーズンアウトすれば非常に残念な話なのですが、JETSとバイキングスが対戦するのはプレーオフ争い真っ只中になるWeek14なので、複雑な気分です。