メイのバカ！もう知らない！

前回のFA情報２の続きです。

ぼちぼち補強が進むジェッツですが、再契約すべき選手を逃しました。

D#最後の砦であるS”マーカス・メイ”が、なんとセインツと契約です。

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S”マーカス・メイ”(Marcus Maye)がセインツと契約

ジェッツD#の要であるS”マーカス・メイ”と再契約できるかどうかも今FAのポイントの１つでしたが、メイはセインツと3年28.5M(15M保障)で契約したと報じられました。

メイは昨シーズン、フランチャイズタグにより残留しており、ジェッツとしてはこの1年の間で契約延長にこぎつけたかったのですが、折り合いが合わなかったのでしょう。

 

昨シーズンは中盤で負傷によりシーズンエンドしているので、他のチームも獲得に乗り出しづらく、ジェッツと再契約になる可能性があると思っていました。

しかし、セインツがS”マーカス・ウィリアムス”をレイブンズに引き抜かれたので、その代わりにS”マーカス・メイ”を獲得したのです。

 

奇しくも、セインツはマーカスの代役にマーカスを取った形になったのですが、この二人の共通点は名前のみではありません。

S”マーカス・ウィリアムズ”もメイと同じく、昨シーズンはフランチャイズタグでセインツに引き留められていました。

さらに驚くべきことは、ウィリアムズはメイと同じ2017年ドラフトの2巡。かつメイが全体39位でウィリアムズが全体42位と3位差しかない、お互い意識せずにはいられない宿命のライバルなのです！
！∑(゜ Д゜)

 

ついでに説明すると、この2017年のドラフト1巡がシーホークスに移籍したS”ジャマール・アダムス”であり、当時は「ドラフト1巡、2巡でSを取るって、アホなのか！」と思いましたが、結果的にこの2名は近年のドラフトでは大当たりでした。

 

先日、元バッカニアーズのS”ジョーダン・ホワイトヘッド”を獲得しているのですが、理想はパスカバーが出来るメイに最後尾を任せて、もう一人はアグレッシブに前に出て欲しかったので、メイの流出は痛いです。

QB”ジョー・フラッコ”(Joe Flaco) と再契約、QB”マイク・ホワイト”(Mike White)にテンダーオファー

またもジョー・フラッコと契約しました。

一昨年はQB”サム・ダーノルド”のバックアップを務め、昨シーズンはWeek07でQB”ザック・ウィルソン”が負傷したため、緊急でイーグルスからトレードで獲得して再契約しましたが、今シーズンはFA解禁と同時に即キープです。

契約内容は1年3.5Mと報じられています。

昨シーズンのような緊急事態を想定、かつ、QB”ザック・ウィルソン”ら若手との関係が良好のようで、指南役の意味を含めての再契約でしょう。

 

加えて、昨シーズンNFL初先発なのにスーパーボウルに出場したベンガルズをレギュラーシーズンで倒してしまったQB”マイク・ホワイト”は、制限付きFA(RFA)なのでジェッツは彼にオリジナルラウンドのテンダーオファーを出しました。

ホワイトは2018年ドラフトでカウボーイズに5巡目で獲得されているので、彼を獲得するチームはその条件をジェッツに拒否された場合、ドラフト5巡をジェッツに差し出す必要があります。

これにはジェッツと1年2.54Mの契約をした価値があると報じらています。

 

正直なところ、”ザック・ウィルソン”と”ジョー・フラッコ”が居る以上、ホワイトがジェッツに居ても今シーズン出番は無いでしょう。

しかしながら、あのパフォーマンスを見てしまっただけに、このまま3rdQBとして置いておくのはもったいない。非常に扱いに困る選手になってしまいました。

もしも”ザック・ウィルソン”がバスト(期待外れ)だった時の保険として、ずっとキープしたいのは私のワガママでしょうか。

元バイキングスTE”タイラー・コンクリン”(Tyler Conklin)を獲得

元バイキングスTE”タイラー・コンクリン”3年21Mで獲得で獲得しました。

ウゾマを獲得したのに、またTEを獲得とは驚きです。

これによりジェッツのTE事情が劇的に変わり、オフェンスの傾向にも変化がありそうですね。

その他のFA情報

【移籍系】

元49ers G”ラーケン・トムリンソン”(Laken Tomlinson)を3年40M(27M保障)で獲得。

元テキサンズのOLB”ジェイク・マーティン”を獲得

【再契約系】

RB”テビン・コールマン”(Tevin Coleman)と1年1.5Mで再契約

DT”ネイサン・シェパード”(Nathan Shepherd)と1年再契約

G”ダン・フィーリー” (Dan Feeney)と1年再契約

【流出系】

DT “Foley Fatukasi” がジャガーズと契約

RT “モーガン・モス” がレイブンズと契約

【トレード系】

LB”ブレイク・キャッシュマン”をテキサンズにトレード。対価は2023年ドラフト6巡。

 

→OLがシーズン終盤にいい感じになってきたので、流出を防ぎたかったのですが、RT”モーガン・モス”がレイブンズに行ってしましました。

ところで、RB”テビン・コールマン”は要るんでしょうかね・・・。まぁ安いからいいかな。

同地区のドルフィンズに49ers時代に先発の座を奪われた因縁のRB”ラヒーム・モスタート”が来たので燃えくれるでしょう。