ライオンズファンの気持ちが分かる

3連勝で迎えた怨敵パッツ戦。十分に勝機はありましたが、納得いかない裁定により残念な結果となりました。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

2017年 10月 15日

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ペイトリオッツ

0

14

7

3

24

ジェッツ

7

7

0

3

17

 

オフェンス

QB#15″ジョシュ・マッカウン”が好調で、TE#88″オースティン・セフィリアン-ジェンキンス”とWR#14″ジェレミー・カーリー”へTDパスを決めて、0-14 と2ポゼッション差のリード。

やはりパッツのパスD#は崩壊しており、誰もWR#11″ロビー・アンダーソン”をカバーしていなかったり、CB#31″ジョナサン・ジョーンズ”のミスなど序盤のパッツD#は精彩を欠きます。

しかし、後半からパッツD#は立て直してますが、それに加えてジェッツの「ショートヤードが獲れない」という弱点が露骨に出ました。

3rd-Down 1~2ydというシーンが何度もありましたが、1stDownを更新できずチャンスを潰します。加えて3th-1ydをRB#22″マット・フォーテ”がランで取れず、ギャンブルを仕掛けたパスもINTされる始末。

加えて第3Qに1ドライブ中にタイムアウトを2回も使った事が最後に響きました。追いかける展開になぜ第3Qに2回も使ったのか謎です。これで点に結び付けば良かったのですが、このドライブはギャンブル失敗してターンオーバーで終わるので、まさに最悪の浪費でしょう。

 

そして、疑惑のTD無効問題が致命的でした。24-17で第4QにTE#88″オースティン・セフィリアン-ジェンキンス”がTDを決めて同点となるはずが、レビューでTDが無効になったのです。

以下のリンク先にが問題のシーンの動画があります。

http://www.espn.com/video/clip?id=21033843

TE#88″オースティン・セフィリアン-ジェンキンス”がボールを持ったままエンドゾーンにダイブしてパイロンに当たり、これがTDと判定された後にレビューが入りました。
スローで見てもボールを抱えたまま離さずにパイロンに当たったのでTDは確実だと思われていましたが、なんとレビュー後の判定はファンブルかつエンドゾーン内でフリーボールがエンドゾーンから外に出たのでタッチバックとなり、TDは無効かつ攻守交替となりました。

当然、これは議論の的になりましたが、NFLシニアバイスプレジデントの”Al Riveron”氏によると、「エンドゾーンに入った時は空中でボールが緩んでいる」事が判定を覆す明白な証拠として判定を覆したとコメント。

しかし一方で「私たちはこの判定に同意しかねるかもしれないが、ルールはルールなので強制された。この裁定は今後、協議される可能性もある」と、矛盾した事を言っております。

スローで何度見てもTDにしか見えないのですが、エンドゾーンではダウンした時の状態ではなく空中でもラインを超えた時点でTDが判定されます。その時に手がボールから離れていたということです。

しかし、手からボールが離れたのが一瞬で、エンドゾーンを超えるコンマ数秒間もほぼボールは手に当たっており、ダイブする前も後もボールを抱えてるいるので、一貫してボールをコントロールできる状態であるように見えます。これはTDを覆すほど明白なファンブルなのでしょうか?

当人のTE#88″オースティン・セフィリアン-ジェンキンス”は、当初は困惑して抗議していましたが、その後は「もっとボールセキュリティを高めなければならない」と、紳士的に対応しています。

彼はバッカニアーズ時代は飲酒運転や遅刻でチームから見限られた選手ですが、今シーズンの活躍ぶりは凄まじいです。まさにジェッツのグロンコウスキー。

非常に残念ですが、この借りは再戦するWeek17で返すと誓い、今シーズン頑張ってもらいましょう。

 

あと、蛇足でランO#に関してですが、RB#29″ビラル・パウェル”は出場せず。復帰したRB#22″マット・フォーテ”が予想以上に頑張りましたが、RB#25”イライジャ・マクガイア”と合わせてラン44ydと、相変わらずのラン死亡。
ピーターソン、ジェッツに来れば良かったのにね。