子供たちよ見ておくれ、ロジャースが白いジャージで投げておる・・

プレシーズンもいよいよ最終戦。

ジェッツは満を持してファーストチームを出場させ、実戦調整を行います。

ようやくロジャースが投げてくれらしいのですが、フリが長すぎたせいかジェッツのQBをやってくれる実感が今一つ湧いておりません。

本当に緑のジャージで投げてくれるの？

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スコア＆ダイジェスト

ハイライト＆データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

14

0

3

15

32

ジャイアンツ

0

13

3

8

24

オフェンス

RB”ブリース・ホール”、RB”ダルビン・クック”に加えて 先週負傷したドラ5RB”イスラエル・アバニカンダ”ら主力RBはほぼ欠場。

加えてOL”デュアン・ブラウン”、WR”アレン・ラザード”も欠場ですが、それ以外はとうとうファーストチームを出しました。
ヘ(゜∀゜*)ノ

 

QB”アーロン・ロジャース”がジェッツのジャージを着てメットライフスタジアムのフィールドに立ったのを見て「ロジャースが本当にジェッツのQBなんだ」と、やっと実感が出来ました。

 

ロジャース及びファーストチームの出番は開始2シリーズのみ。

ファーストシリーズはパス中心のオフェンスだったので、ジャイアンツのラッシュに苦戦しパントに終わりますが、2シリーズ目はランを混ぜてリズムを作り、WR”メコール・ハードマン”へのパスでレッドゾーンへ侵入。

 

そして新人王WR”ギャレット・ウィルソン”(以下、ギャレソン)へ見事なTDパスをヒットさせます。

 

1vs1を狙った決め打ちのパス。ギャレソンにしか届かないところへ投げ、まさに新ホットライン開通です！

 

オーバースローもあったり、連携に不安を見せたシーンもありましたが、この芸術的なTDパスでジェッツファンの不安は吹き飛んだでしょう。

ロジャースは未だ健在なのです！
( ﾟ∀ﾟ)o彡゜

 

役目を終えたロジャースは第1Qの最後にQB”ザック・ウィルソン”と交代しますが、これがまぁいつも通りの不安定さを見せます。

 

ロングパスをハードマンが落球するなどの不幸もあったのですが、良いプレーを少し見せてもそれは長続きせず、第1Qの終盤から第3Qの終わりまでプレーして得点は3点。

 

不安定さではQB”マーク・サンチェス”と似ているところもあるのですが、サンチェスの場合は一度火が付いたら、それまでが嘘みたいに難しいパスを連射で通して逆転勝利に導く爆発力がありました。

 

しかし、ウィルソンはたまに良いプレーがあるだけで、それが1シリーズも持続できません。

 

「セカンドチームが悪いのか？」という疑問が上がりますが、それを払拭してしまったのが第4Qを任されたQB”ティム・ボイル”。

 

WR” ゼイビア・ギプソン”へのパスでバンバンとファーストダウンを更新。

それに呼応してWR” ジェイソン・ブラウンリー”やランにも勢いが出て、結果2TD＋2ポイントコンバージョンを決め 一気にジャイアンツを突き放して、勝利に導きました。

 

 

2Q以上の時間を与えられてもチャンスを生かせないQB”ザック・ウィルソン”に対して、第4Qのみで2TDを決めたQB”ティム・ボイル”。

どちらをレギュラーシーズンのバックアップにしたいかは明白です。

私も思わず言っちゃいました。

ランス(※49ers→カウボーイズにトレードされたトレイ・ランス)みたいにザック・ウィルソンをどこか買わないか。
3rdQBのティム・ボイルの方が明らかにいい。

 

QB”ザック・ウィルソン”はロジャースとの交流で成長してくれることに期待したのですが、安定力、判断力、パス精度の悪さで得点を期待できるQBではありません。

49ersのように元ドラフト上位だろうが容赦なくトレードするのも英断でしょう。

 

 

話変わって、プレシーズンに目だった選手は、何といってもドラフト外ルーキーWR” ゼイビア・ギプソン”。

STでは毎試合でビッグリターンを見せ、今試合でも20ydのパントリターンを記録。

さらにWRとしても7レシーブ79yd獲得で勝利に貢献しました。

WR”コーリー・デイビス”の引退によって空いた枠に彼を入れるべきでしょう。

 

 

あと、ほぼ2年間休んでいた元ドラ1OT”メカイ・ベクトン”がRTの先発に指名されました。

元はLT専門であり 慣れないRTへのコンバートは気が進まなかったのに、プレシーズンではRTで鉄壁のパスプロを見せています。

 

まさに嬉しい誤算。今シーズンは負傷せずロジャースを守るために尽力してもらいましょう。

ディフェンス

ジャイアンツの先発QBは”タイロッド・テイラー”(まだ居たのか)で、QB”ダニエル・ジョーンズ”はジャージを着用しているものの出番なし。

不満の1年契約となったRB”サクワン・バークリー”は欠場でした。

 

ジェッツはディフェンスもファーストチームが先発出場。

退団したLB”ノウ・アレキサンダー”の代わりにLBの先発に入ったのは去年のドラ1LB“ジャーメイン・ジョンソン”。

 

昨シーズンは目立った活躍が無く、同期のドラ１の2名が新人王になっため、「忘れられたドラ１」になってしまいましたが、今シーズンはかなり目立っています。

本日はテイラーにサックを決めました。

 

 

さらにテイラーはCB”ソース・ガードナー”にカバーされたレシーバーにパスを投げるという愚行も。

通るわけないでしょw
( ´艸｀)

 

テイラーは2シリーズだけプレーするもののジェッツのファーストチームが相手では荷が重く、終始 安定感の欠いたプレーでした。

 

その後から最後まで投げたQBが今年ドラフト外でジャイアンツに入ったQB”トミー・デイビット”。

彼が意外に良い！！判断力がありリリースが早い。

 

ブレイディを思い出させるドロップバックと思いきや、スクランブルで加速力を見せます。

 

エンドゾーンの隅にロングパスを決める制度も持っています。

 

まぁ結構、ジェッツのパスラッシュに捕まるんですけどね。

DL”ブライス・ハフ”がプレシーズン絶好調

 

 

さらにCB”ブランディン・エコールズ”の超人的なPICK6!!

これはデイビット君の責任では無い。エコールズのINTがバカ過ぎた。

 

 

なにわともあれ、計5サックで今宵もパスラッシュは絶好調。

この調子でレギュラーシーズンも頼みます。

スペシャルチーム

3試合連続でWR” ゼイビア・ギプソン”がビッグリターンを決めます。

今日は途中でサイドラインを踏んでしまい、リターンは20ydでしたが、踏んでいなければあと10ydは走っていたでしょう。

レシーバーとしても優秀で、開幕前に予想外の伏兵が追加されました。

 

その他P”トーマス・モーステッド”が5回のパントのうち3度も20yd内に落とす好調ぶり。

STも仕上がってきました。

総評

正直、「ロジャースがダメダメだったらどうしよう」という心配を抱えて見た試合でしたが、WR”ギャレット・ウィルソン”との素晴らしいホットライン開通に未だロジャースは健在である事を確認できました。

これが今回1番の収穫です。マジで安心しました。

これに今日欠場のRB陣が加わったら、簡単にオフェンスは止まらないでしょう。

 

それにしてもプレシーズンを通して相手の控えQBらが良すぎますね。ビズリーチにでも紹介してもらっているかのような優秀ぶりです。

特に今試合のデイビット君がドラフト外ルーキーというのは信じられませんね。

彼にチャンスが回ってきて活躍する事を祈っております。

 

 

それはさておきプレシーズンマッチが終了し、開幕は約2週間後となりました。

我らがジェッツは開幕戦からマンデーナイトでビルズと対戦です。

 

強敵に違いないですが、昨シーズンは2戦とも接戦で、オフェンス力がUPした今回は勝利する可能性はかなり高いと思います。

こんな楽しみなシーズンは久しぶりですよ。

ジェッツファンはプレーオフ、いやスーパーボウルまでシーズン丸ごと楽しみましょう！！

おまけ

大阪でのジェッツの人気度は0でした。

お前ら、乗り換えるなら今のうちだぞ！
ヽ(`Д´)ノ