ハーバード大の名にかけて
ヨソのチームも非常に動きが気になるFA戦線ですが、JETSは待望のQBをゲットしました!!
その名も”ライアン・フィッツパトリック”!!え?微妙!?
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ハーバード大QB”ライアン・フィッツパトリック”(Ryan Fitzpatrick)を獲得
CBやWRの補強についで、最大ニーズであるQBもトレードで獲得しました。が、微妙な”ライアン・フィッツパトリック”です。
テキサンズに支払うトレードの代償は2016年ドラフトの7巡目で、プレー回数によって6巡目にUPします。
彼はJETSファンなら説明不要でしょう。ご存知、元ビルズでフランチャイズQBになりかけたNFL初のハーバード大出身QBで、QBの知能を測るワンダリックテストで48点(50点満点)という好成績を残した一般で天才と呼ばれる人種です。
元々はラムズが2005年ドラフトで7巡目に獲得。そこからベンガルズを経て、2009年にビルズ入り。
その年は先発QB”トレント・エドワーズ”の負傷で8試合出場。2010年は”トレント・エドワーズ”の脳震とう事件もあり13試合に出場し、2011年は先発昇格。
そこからフィッツの快進撃が始まり、パッツをも倒す勢いでWeek8で5勝2敗(bye=Week7)とビルズはAFC東首位に立ち、待ちに待ったフランチャイズQBの誕生にビルズもシーズン途中ながら6年59Mという大型契約を結びました。
が、ここからが地獄の始まりでした。Week9の相手は我らがJETS。HC”レックス・ライアン”の仕掛ける予測不能のD#に混乱し、ハーバード大の頭脳は破壊され、この試合は敗北。
それがトラウマになったのか、それ以降はパフォーマンスがどん底に落ちて7連敗し、結局その年のビルズは6勝でした。
ポンコツと化したフィッツは、翌年も6勝どまりで2013年にタイタンズへ移籍。そして、2014年はテキサンズに移籍して、12戦に出場し6勝という成績でした。
そして、この度は自分を破壊したと思われるJETSにやってきた次第です。
JETSが彼をトレードで獲得した理由は、2010-2012年の間、ビルズのHCは現JETSのOC”チャン・ゲイリー”であること。
もう1つは、GM”マイク・マッカグナン”が前年までテキサンズのスカウト部門のディレクターであった事もあります。
これでJETSのQBは”ジーノ・スミス”、”マット・シムズ”に加えて3人。
フィッツはキャリア11年の32歳のベテランなので、指南役とバックアップとしての存在でしょう。
HC”トッド・ボウルズ”のジーノに対する評価は分かりませんが、JETSがドラフトでQBを獲得する方向が強くなってきました。