こんな事ってあるのね

FA解禁で2015シーズンが正式にスタートとなりました。

そして動向が一番気になるCB”ダレル・リーヴィス”は、なんと再びJETSと契約です!!

夢のスーパーボウルを制覇し、ついでに宿敵シャーマンとも間接的ですが決着をつけ、あと欲しいのはお金でしょ?

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最強CB”ダレル・リーヴィス”、JETSにカムバック!

FA解禁の最初にして最大のニュースです。なんと一度はサヨナラしたリーヴィスがJETSに戻ってきました。

既にキャップ超過のパッツにリーヴィスとの契約延長のオプションを行使する余裕はなく、解禁と同時にFAに。

そこをオーナー自らもリーヴィスの復帰を望んでいるJETSが糸目をつけずにマッハで獲得しました。

 

契約内容は5年70Mの39M保障の大型契約。(最初の2年で16Mと17Mを保障。2017年の15Mのうち6M保障。最後の2年の11Mは未保障)また当分の間、リーヴィスアイランドにお世話になります。

リーヴィスの事を知らない人に彼の経緯を説明すると、、

リーヴィスは2007年ドラフト1巡(全体14位)でJETSが獲得。当時はリーヴィスの地元のスティーラズが獲るつもりだったのに直前でJETSが獲ったので、横取りしたみたいでヒンシュクを買いました。

そして毎年、存在感が増して2009年シーズン。HCに”レックス・ライアン”が就任しライアンの積極的なD#を支えるためシャットダウンコーナーとして、ランディ・モス、レジー・ウェイン、スティーブ・スミスなど一流WRを次々と無力化して一気に名をあげました。

 

 マンカバーの達人どころか、ボールを持った相手への反応が恐ろしく早く、的確な足元へのタックルはまず外さない。その守備範囲の広さが島一個分だという大げさすぎる例えで、リーヴィスの守備範囲をいつのまにか「リーヴィスアイランド」と呼ばれるようになりました。

 

おかげでJETSは2009、2010シーズンの2年連続でチャンピオンシップ出場という好成績を残しますが、2011シーズンからJETSフロント陣の暴走とも思えるアホ人事でO#が一気に死んで、いくらD#が頑張ってもO#が試合を壊す暗黒時代に突入。

2012シーズンのWeek3ドルフィンズ戦でリーヴィスは、左膝の前十字靱帯(ACL)断裂でシーズンエンド。
(詳細は当時の記事で:リーヴィスがACL断裂)

 

そして2013シーズンは、稀代のクソGM”ジョン・イジク”が解雇し、バッカニアーズがリーヴィスを獲得。

が、バッカニアーズは相手WRを無力化するリーヴィスの能力をさらに無力化する「もったいないD#」(今、命名)でリーヴィスを使いこなせず、1年でリーヴィスをカット。

その後、実はリーヴィスはJETSが呼び戻すのを望んでいたが、稀代のクソGM”ジョン・イジク”(2回目)はリーヴィスに興味なしで、リーヴィスはパッツからの誘いで2014シーズンは怨敵ペイトリオッツへ1年契約で移籍。

そしてご存じのとおり、ペイトリオッツにてスーパーボウルを制覇しSBリングをGETしました。

 

そしてパッツとの契約更新はなされず、再びFAとなって古巣JETSに3年ぶりに復帰するのが、これまでの経緯です。

ここまで書いて、いつもの記事1本分ですが、FAの話題はまだまだ続きます。