悪夢

ワイルドカードプレーオフ3戦目は、ホームで16連勝と無類の強さを誇る第2シードのカウボーイズが、ギリギリ第7シードで生き残ったパッカーズを迎え撃ちます。

 

一見するとカウボーイズが圧倒的に有利に見えますが、パッカーズはシーズン序盤で負けこむものの、終盤から連勝を重ねてきた勢いがあります。

かつ、選手の平均年齢がリーグ1若く、若さゆえのケミストリーにも期待できます。

 

果たして、この勢いがどこまで最強カウボーイズに通用するのか!?

 

・・・と、思っていたら予想外な展開になりました。

[SPONSORED LINK]

スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

パッカーズ

7

20

14

7

48

カウボーイズ

0

7

9

16

32

総評

スタートからパッカーズがカウボーイズを圧倒!

パッカーズがオープニングドライブで12プレイかけて攻め込み、RB”アーロン・ジョーンズ”のTDランで先制!

 

カウボーイズも反撃に転ずるも、パッカーズの誇るエースCB”ジャイア・アレキサンダー”が敵陣レッドゾーンでインターセプト!

おっれはジャイア~♪

それはさておき、このチャンスにまたもRB”アーロン・ジョーンズ”がTDランを決めて14-0!

 

まだまだラブは止まらない。堅守カウボーイズ相手にこのTDパスを見よ!

 

これにはカウボーイズの名物オーナー”ジェリー・ジョーンズ”も「おい!どうなっとるんだ!」と部下を叱咤!

 

「まだ前半、ここから反撃よ!」
と、思いきや。今度はQB”ダグ・プレスコット”がCB”ダーネル・サベッジ”にPICK6を献上。

 

プレスコットはこれまでエースWR”シーディー・ラム”に投げすぎた事がアダになりました。

カウボーイズはTD1本返すも、前半は27-7と3ポゼッション差。

 

「後半から反撃よ!」

と、思いきやラブはやっぱり止まらない。

 

この後もRB”アーロン・ジョーンズ”の3本目のTDランで突き放す!

 

返しのダラスのオフェンスでTDを決めて追いすがるも、その返しでパッカーズがまたTDするから、追いつかない地獄。

♪そこに~カバーはいません~、眠ってなんかいません~♪

 

プレーオフで毎回カウボーイズが絶望的状況になると、絶望してるファンがカメラに抜かれるのが名物ですが、今回はコレ。

毎度、いい顔します。

 

この後、パッカーズは2軍を出して時間を潰して終わるハズが、カウボーイズ決死の猛反撃に16点を一気に取られて2ポゼッション差まで詰めらると、慌てて1軍を戻して守り切って勝利。

 

最後は2ポゼッション差なれど、パッカーズがカウボーイズを圧倒した内容で勝利しました。

 

最初にカウボーイズはホームで16連勝と記載しましたが、実はパッカーズはAT&Tスタジアムではこれまで5連勝しており、今回で6連勝となる生粋のカウボーイズキラーでした。
ちゃんちゃん。

 

パッカーズ育成システムの申し子、QB”ジョーダン・ラブ”のスタッツは、パス16/21回272yd獲得、3TD、0INT、QBレーティング99.3(ESPN)。

シーズン序盤はこれほどのQBでは無かったのに、終盤に覚醒した模様。

試合中は心理を表情に出さないポーカーフェイスですが、さすがに勝利すると喜びを爆発させていました。

 

RB”アーロン・ジョーンズ”はラン21回118yd獲得、3TDと爆発。

レシーバーではWR”レメオ・ドブス”が151yd獲得1TDと活躍しました。

 

第2シードで優勝候補のカウボーイズを圧倒しましたが、第7シードであるため次は第1シードの49ersとの対戦になります。

もし、49ersまで撃破する実力であればスーパーボウル制覇の大本命になります。

次の試合も非常に楽しみです。

 

 

一方、昨シーズンの49ers戦と同様に2INTで敗戦となったQB”ダグ・プレスコット”のスタッツは、パス441/60回403yd獲得、3TD、2INT。QBレーティング43.3(ESPN)。

 

上位シードかつホームでありながら大量失点で焦りが出たのか、ここにきてインターセプト病が再発し、試合後のインタビューでも「ただただショックだった」と、語っております。

ラブと逆で心情が顔に出やすいのがなんとも。。

“トニー・ロモ”と同様にプレーオフで勝てないQBになりつつあります。

 

加えて、ディフェンスもサック数0と精細を欠きました。

こんな事ってあるんですね~。