これが実力差

2回戦のディビジョナルプレーオフから、最強の第1シードらが登場し、下位シードを迎え撃ちます。

 

第1試合から、AFC第1シードのレイブンズが登場。

プロボウラーを6人も排出し、ディフェンス力はリーグ最強ですが、QB”ラマー・ジャクソン”のパフォーマンスが気になる所です。

 

それに対するは最年少プレーオフ勝利記録のQB”C.J・ストラウド”率いるテキサンズ。

果たしてアップセットはあるのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

テキサンズ

3

7

0

0

10

レイブンズ

3

7

7

17

34

総評

前半はテキサンズのディフェンスがパスラッシュ攻勢でレイブンズQB”ラマー・ジャクソン”を封じ込めに成功。

徐々にQB“ラマー・ジャクソン“のボールの保持時間が長くなり、パスラッシュに捕まる回数が多くなります。

 

一方、レイブンズディフェンスも超強力。

CB”マーロン・ハンフリー”が欠場してるとはいえ、パワーもスピードもレベルが違うプレッシャーにテキサンズQB”C.J・ストラウド”が苦戦。

 

前試合ではLT”レアミー・タンシル”がブラウンズLB”マイルズ・ギャレット”を封じていたものの、今回はDE”ジャスティン・マダビケ”やLB”ジャデベオン・クラウニー”らの圧力に、サックは無かったもののコントロールを狂わされました。

 

スイングやスクリーンに逃げてもS”カイル・ハミルトン”らDBの集まりが早く、ゲインさせません。

 

加えてプレッシャーとクラウドノイズに翻弄されてフォルススタートやディレイ・オブ・ザ・ゲームの反則が頻発し、苦境に立たされます。

 

しかし、WR”スティーブン・シムズ”パントリターンでTDを奪い、前半を終了。

 

 

このリターンTDにヒューストン市民は大盛り上がり。

 

 

第1シードと互角にわたりあうテキサンズの後半の巻き返しに期待がかかります。

 

だがしかし!

極悪カラスのレイブンズ、そんな甘い奴らでは無かった。
!∑(゜ Д゜)

 

「さて、そろそろ本気だしますか」

と、言ったかどうかは知りませんが、マンガみたく前半は手を抜いていたのだ!!

というか、アジャストできない後半まで手の内を隠していたという方が正しいのか。

 

後半からレイブンズの真骨頂である地獄のランが牙を向きます。

 

もう反則でいいんじゃないかと思うぐらいエグいQB”ラマー・ジャクソン”のTDラン!

 

 

ギャンブルだってこのとおり。

正面からRB”ガス・エドワーズ”やRB”ジャスティス・ヒル”のランが来るかと思えば、外からラマーのラン。

 

バリエーション豊富なランだけでなく、そこからパスもある。

 

前半は当たっていたテキサンズディフェンスのブリッツ攻勢は、多彩なランやスクリーンにかわされて、ディフェンス崩壊。

 

どうやら前半はラマー・ジャクソンになるべくポケットパサーに徹する策を与えて、本来のオフェンスは封印していた模様。

 

前半の展開に期待したテキサンズファンを地獄に落すような、イジワルだ!

 

点差がついたところで、慣らし運転かジェッツから獲得したRB”ダルビン・クック”にもボールを持たせて、ロングゲイン。

 

ジェッツ時代にこんな動きはしなかったのになぁ・・
( ̄Д ̄;;

 

「脳あるカラスは爪隠す」といった感じで後半のレイブンズは、3シリーズ連続でTD、最後にダメ押しのFGを決めてパントなし。

第1シードの強さを見せつけて圧勝でした。

 

 

QB”ラマー・ジャクソン”のスタッツはパス16/22回、152yd獲得、2TD。

ランで11キャリー100yd獲得2TDの活躍。

 

多彩なランが主力ですが、WR”ゼイ・フラワーズ”らへのパスもあるので、非常にやっかい。

なによりスクランブルが強力なので、それも封じる必要がありディフェンス側のやることが多く、的を絞れません。

 

チャンピオンシップ進出で、久々のハインズマン受賞者のスーパーボウル制覇が現実味を帯びてきました。

 

 

一方、テキサンズQB”C.J・ストラウド”のスタッツは、パス19/33回、175yd、0TD。

 

オカンが会場で祈るも屁のツッパリにもならず。

これは相手が悪かったとしか、言えないでしょう。

 

とにかくルーキーながらプレーオフで1勝した経験は貴重です。

来シーズンに期待しましょう。