者のラインに勝て!
プレシーズン3戦目は王者”ニューヨーク・ジャイアンツ”に新生されたラインを試される試合です。
ジャイアンツは昨シーズンNFL史上最強の攻撃力を誇るペイトリオッツの全勝優勝をスーパーボウルで阻止したミラクルチーム。
その原動力はヒヨっ子QB”イーライ・マニング”の成長もありますが、やはりシーズン計50以上のサックを誇る強力なディフェンスライン(DL)が”トム・ブレイディ”を封じた事が大きいでしょう。
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昨シーズンのジェッツは開幕前に11年以上のベテランG”ピート・ケンドール(Peat Kendall)”を契約でもめたため、レッドスキンズへトレードしました。
ケンドールは複数のポジションをこなし、教育係としても優秀である多才な選手。
その抜けた穴は予想以上に大きく、昨シーズンはその箇所を集中的に狙われ、パスの正確性がウリのQB”チャド・ペニントン”もパスターゲットを探す時間を大幅に削られたためインターセプトが増えただけでなく、長いキャリアで初めてとなるエンドーゾーン内でのインターセプトを記録してしまった屈辱的なシーズンでした。

この弱点を重く見て、今シーズンのオフはスティーラーズのプロボウル7度のベテランG”アラン・ファニカ”とライオンズのT”ダミアン・ウッディ”を獲得し、徹底的に補強。
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対するジャイアンツはプロボウル7度のDE”マイケル・ストレイハン”が今期を持って引退しましたが、DE”オウシ・ウメニオーラ”などそのラインは健在で、ジャイアンツの強力DLからファーブを守りきれるかどうかが今期のJETSを占うと言っても過言ではないでしょう。