ディフェンス

不安しかなかったDB陣が活躍。ジャイアンツが誇る変態 WR#13″オデル・ベッカム”は完全にとめるのはムリですが、レシーブ直後のタックルを外さず決めて好きにさせませんでした。

DB#24″ダレル・リーヴィス”とのマッチアップで、ジャンピングワンハンドキャッチの変態レシーブを見せますが、これはサイドラインの外。リーヴィスのベッカムにピッタリ併走して動きを封じるカバー技術はさすがです。

なんと言ってもD#のMVPは、イーライの2ミニッツO#からPIC6(INTリターンTD)を奪ったDB#31″アントニオ・クロマティ”。レシーバーの背後から飛び出してボールを奪う見事なINTに、イーライの顔が死亡しておりましたな。

CB#20″マーカス・ウィリアムス”は、タックルのさいにボールをかき出し、そのままカバーしてターンオーバーを奪う値千金のプレーを見せます。

 

フロント7のプレッシャーも効いており、DE#91″シェルドン・リチャードソン”はあと1ydでセーフティーを奪えてたサックを見せます。バビンもサックは無かったものの、見事なパスラッシュを見せていました。

前半でTDを奪われたドライブは、ほとんど反則で進まれたものであり、ジャイアンツの1stチームのO#を封じ込めた内容で、これまでのDB陣への不安はほぼ払拭できました。

第2Qにドラ1DT#62″レオナード・ウィリアムス”がロッカールームに下がる事態が発生し、かなり心配でしたがMRI検査によると じん帯に損傷は無く、致命的なケガは避けれたようです。

 

スペシャルチーム

何といってもSTのMVPは、パントリターンTDを決めたWR#18″ウォルト・パウェル”。フィールドを横切りながらヒラヒラとタックルをかわす痛快なリターンは見事でした。

しかし、フォーク様が新エクストラポイントを外す失態を見せます。この人、距離が近いFGだと逆に精度が怪しくなるので新エクストラポイントに心配しておりましたが、まさにそれが的中。レギュラーシーズンでは外さないように頼みます。

 

総評

1stチームが好調で、しかもO#、D#、ST 全てでTDを決めるという素晴らしい内容でした。

なんせ、プレシーズン3試合を通してターンオーバーがファンブルロスト1回だけで、INTは0なのです。あのJETSがですよ!!!

プレシーズン前にアゴを勝ち割られた人がいたら、全く違った内容になっていたでしょう。
フィッツもペティも派手さは無いものの、ミスを犯さないQBであり、D#がウリのJETSならば それで勝てるのです。

さて残す4戦目のイーグルス戦では1stチームはほとんど出ないのですが、サンチェス&ティーボウと対決です。

最後はのんびり2人の凱旋試合を楽しんで、開幕に望みましょう。