何かよく分からない試合だった

もはや死に体のジェッツの相手は、2004年から5試合連続で負けている苦手シーホークス。

 

しかし、因縁の”ピート・キャロル”はもう居ない、これまたQBは因縁の”ジーノ・スミス”。

ここで勝利してQB”アーロン・ロジャース”の価値を今一度高めたいところですが、どうなることやら・・

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

シーホークス

0

16

0

10

26

ジェッツ

14

7

0

0

21

オフェンス

やはり合わないロジャースのパスオフェンス

たまに良いパスはあるものの、基本的に合わないパスオフェンス。

今日は2シリーズ目でファーストダウンが取れたもののWR”ダバンテ・アダムス”が振り向く前にボールがアダムスの横を通り過ぎたり、エンドゾーンへのWR”ギャレット・ウィルソン”へのTDパスやロングパスをオーバースローしたり、コントロールの悪さが目につきました。

 

ベテランならではの上手いプレーもありましたが、基本的な部分が不安定。

後半は無得点で完全沈黙。

加えて これまでの試合と同様に、QBの真骨頂とも言える逆転をかけたラストドライブはサックで潰されて終わるのが当たり前です。

 

もう来シーズンは任せられないレベルであるのはたしかです。
 (;´Д`)ノ

ちょっとカレッジのQBのチェックでもしておくか。

良い流れをぶっ壊したDL史上最長リターンのpick6

しかしながら、序盤はシーホークスSTのミスなどで第1Qはジェッツが0-14とリードし、さらにレッドゾーンまで攻め込んで勝利を期待できる良い展開でした。

 

しかし、元ジェッツのドラ1DT”レナード・ウィリアムズ”にレッドゾーンでインターセプトされ、なんと92ydものロングリターンTDされる屈辱のPICK6を喰らいます。

 

巨漢なのにめっちゃ足が早い。

Σ(・ω・ノ)ノ

 

シーホークス公式Xによると、このリターンのTOPスピードが17.84mph(マイル)、これを時速にすると時速28.7Kmという原チャリ並みのスピードが出ていたという嘘のような報告が掲載されていました。

 

ウィリアムズ、この日はエクストラポイントのブロックもしており、1982年以降で1試合で複数サック(2回)、インターセプトリターンTD、ブロックキックを達成した初の選手となりました。。

さらに、ウィリアムズのインターセプトリターンによる得点は、ディフェンスラインマンによるNFL史上最長記録とのことです。

 

TDを取るハズのシーンで逆にTDを取られたのは、かなりショック。

さすがジェッツがドラフトしただけはある選手です!

 

うん、これさえ無ければ勝ってたな!

(´・ω・`)

RBブリース・ホールは本日もラン平均5yd越えだったが・・

RB”ブリース・ホール”は今日もそこそこランが出ていたのですが、ファンブル2回ロスト1回が足を引っ張りました。

 

うん、これさえ無ければ勝ってたな!

(´д`lll)

頑張るドラ1LTオルムイワ・ファシャヌ

LT”タイロン・スミス”がIR入りし、LTの先発となったドラ1LT”オルムイワ・ファシャヌ”。

良いパフォーマンスが話題となりました。

 

もはや先発を任せられる逸材です。とりあえず来シーズンのブライドサイドの心配は無いでしょう。

ディフェンス

エンドゾーン手前での死闘

第3Qで発生したのがエンドゾーン手前での長きにわたる攻防

シーホークスは、敵陣4y~1ydのオフェンスをジェッツの反則もあり8回連続で行ったのですが全部防せがれてターンオーバーしました。

 

プレビュー記事で「シーホークスはレッドゾーンでの決定力が無い」と書きましたが、ここまで決めきらないのはプレーコールのまずさに加えて、ジェッツディフェンスの粘り強さもあったでしょう。

 

まぁ、この試合のジェッツのピークはここまででしたが・・

勝利を呼ぶ強制ギャンブル

この試合で異質だったのがシーホークスのギャンブルの多さ。

シーホークスは第3Qの最後に敵陣44ydにて、6ydも残っている状況でギャンブルを決行します。1ポゼッション差であり通常ならパントを蹴るシーンです。

「ギャンブル狂なのか、新HCは!?」と思ったら、サイドラインでP”マイケル・ディクソン”がひたすら背中をさすられてました。

 

つまりシーホークスは、パンターが背中を痛めてパントを蹴れなくなったのです。

しかし、この6ydのギャンブルを成功させてFGで終わらせます。

 

そして、次のシリーズでは自陣33ydなのに、またも6ydの強制ギャンブル!

!∑(゜ Д゜)

このギャンブルはジェッツ側は当然パントだと思い込んだので、リターナーWR”ゼイビア・ギブソン”がフィールドに残ったままプレーが始り、フィールドに12人いたため反則で5yd前進。

 

それでも1yd残るので、4thDown-1ydでまたもギャンブルをしかけてジェッツは止めたのですが、これはジェッツのインターフェアにより1stDown更新。

(゚ω゚;)

 

さらに敵陣33ydでも4thDown-1ydのギャンブルをしかけてジェッツが止めるも、DL”ソロモン・トーマス”のフォースカラータックルにより、またもギャンブル成功。

( ̄Д ̄;;

 

敵陣13ydでQB”ジーノ・スミス”が投げ損なってファンブルロストしたシーンでは、ディンフェスのオフサイドで無効どころか5yd罰退。

(;´Д`)ノ

 

結局、ジェッツは何度も止めていたハズのドライブを4回の反則により前進され、最後にはTDを決められて これが決勝点になったのです。

 

前試合では反則が0回だったディフェンスが今日は致命的なシーンで反則をしまくって、自滅。

ギャンブルを止めて大喜びした瞬間の反則を繰り返されると、人間は精神に異常をきたすことが分かりました。

(((((((ι゚д゚;)アワワワ

D.K・メットカーフにやられるCBコンビ

ほんとジェッツのDBは弱くなりました。CB”ソース・ガードナー”もCB”D.J・リード”も肝心なところでWR”D.K・メットカーフ”が止められません。

 

メットカーフを9回ターゲット中4レシーブに抑えたのは良かったのですが、止めねばならない肝心な所で止められない。これではシャットダウン・コーナー失格です。

 

ちなみにガードナーは、ハムストリングを負傷。次戦への影響は現在不明です。

スペシャルチーム

ロースター登録したらリターンTD!

ジェッツは試合直前に、かつてドラフトで獲得したRB”イズレイエル・アバニカンダ”をリリースし、RB”ケネ・エンワングウ”をアクティブロースターに登録。

この選手がジェッツ初試合でなんとキック・オフ・リターンTDを決めました。

 

シーホークスにTD喰らった直後にこれは嬉しい。

しかし、これ以降はジェッツは無得点でした。。

シーホークスSTがボールを落としまくる

試合序盤、シーホークスのSTがポロポロボールをこぼしまくり。

2回マフって、1回はジェッツがカバー。リターン時にもファンブルロストし、かなりシーホークスの足を引っ張りました。

 

ジェッツのK”アンダー・カールソン”がめっちゃ笑ってるシーンが映りましたが、彼のキックに何か秘密でもあるのでしょうか?

シーホークスのPマイケル・ディクソンが負傷でパントできない

ディフェンスのコーナーでもお伝えしましたが、第3Qの終盤にシーホークスのP”マイケル・ディクソン”が背中を痛め、サイドラインで寝かされ背中をずっとさすられてました。

 

そのためにシーホークスは4thDown-6ydで強制ギャンブルするハメになりますが、強制ギャンブルのおかげでシーホークスが勝利したと言っても過言では無いでしょう。

まさにケガの光明。

一応、K”ジェイソン・マイヤーズ”もパントの練習をしていましたが、パントを蹴る事はありませんでした。

総評

序盤の展開からして「今日は勝てるぞ!」と思いきや、反則連発により自滅して敗北。

前試合は反則計2回が、今日は12回です。しかも4thDownを止めた後など致命的なシーンが多いのが非常に痛いです。

 

これでシーホークスに6連敗。”ジーノ・スミス”には2連敗という血の涙を流すほど悔しい敗戦となりました。

 

シーホークスの主力にはQB”ジーノ・スミス”、DT”レナード・ウィリアムズ”、K”ジェイソン・マイヤーズ”と元ジェッツの名前が多々あり、3人とも勝利に貢献する活躍をしてるのが非常に歯がゆい。

「ジェッツは選手を見る目がない、ロジャースすら使いこなせない」と思われても仕方ないでしょう。そんなチームである事は分かってます。

 

まぁ、ポジティブに捉えると、既にほぼシーズンエンドしてるのでドラフトの事を考えれば負けて良かったでしょう。

ここにきて来週は今シーズン初のイルカ狩りです。せめてイルカさんの足を引っ張る事に期待します。