ロジャースにも記録がかかている

NFL2024年シーズンも残り2試合、ジェッツはシーズンが終われど対戦相手はプレーオフに関連する同地区との2連戦になります。

今回は地区優勝を早々に決めて第2シードを目指すビルズとの対戦です。

 

ちなみにQB”アーロン・ロジャース”は現時点でTDパスが499回であり、あと1回でNFL史上5人目のキャリアTDパス通算500回の選手となります。

果たしてロジャースの記録は達成されたのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

0

0

0

14

14

ビルズ

7

5

21

7

40

オフェンス

これがロジャースの限界か

それほど酷いオフェンスでも無かったのですが、ロジャースは無得点でTDパス通算500回の記録はお預けとなりました。

(;´Д`)ノ

 

第4Qの2TDは大差がついてからバックアップQB”タイロッド・テイラー”に交代した後の得点です。

 

ランは出るし、OLは平均点。しかし、またも試合序盤からレッドゾーン付近で4thDown-1ydの不要なギャンブル失敗によるターンオーバーが発生。

ギャンブルの内容も前回と同じ中央へ突撃するのみで何の工夫もありません。

 

ジェッツ今シーズン最大の功罪は2勝3敗で元HC”ロバート・サラー”をカットし、暫定HC”ジェフ・ウルブリッチ”にチームのかじ取りを任せた事でしょう。

 

 

その後、ロジャースは不調。中央へのロングをインターセプト。

 

セーフティー

 

ビルズLB”ボン・ミラー”にサックを喰らう。ボンミラは久々に存在感を見せた感じ。

 

他にもレッドゾーンでディフレクトされたボールをインターセプトされるなど、散々。

 

これが伝染したのかWR”ギャレット・ウィルソン”までファンブルロストして、第4Qで0-40という大差がついて、ジェッツは白旗。

 

そしてロジャースを降ろしてQB”タイロッド・テイラー”に交代しました。

さらに悪いのが、タイロッド・テイラーがいい。

!∑(゜ Д゜)

 

悪スナップからのファンブルはあったものの、動きがキレてて腕の振りも早い。

そしてWR”ギャレット・ウィルソン”も本来の力を出しました。

 

TE”タイラー・コンクリン”へのTDパスも見事。

 

「あれ~?去年ジャイアンツで投げていた時、こんなQBじゃ無かった気が~」というのが率直な感想。

大差がついたのでビルズのディフェンスが手を抜いていたかもしれませんが、ロジャースに交代しなかったら完封負けだった事は想像できます。

 

さて、来週どうしよう・・

(´・ω・`)

ディフェンス

ビルズの本気は後半からなのよ

ビルズのファーストドライブは、CB”ソース・ガードナー”のインターフェアもありチクチクと進まれてTDに終わるも、後はパントとFGに抑えて前半は0-12で終了。

 

この時点では互角に渡り合えてるつもりだったのですが、雑感ビルズは後半からが強くなるパターンが多いです。

第3Qにぐうの音も出ないTDパスを連射で喰らって、一気に21失点。

 

まずWR”アマリ・クーパー”へのロングパスでTD。

 

そして、感動したのがこのTDパス。

 

アレンがジェッツディフェンスに囲まれた状況でエンドゾーンに放ったパスを ドラ2WR”キーオン・コールマン”が競りながら自分しか届かないであろう最高到達点でレシーブ。

 

これはもうWR”ステフォン・ディグス”は不要でしょう。とんでもない逸材が出てきました。

アレンがジェッツのディフェンスに「お疲れさん」と言わんばかりに頭をポンポンするのが小憎らしい。

 

これが今のビルズとジェッツの現在地を現したと言っても過言でない、ショッキングなプレーでした。

今宵も0サック

ディフェンスもライン戦は悪くなかったものの、ビルズQB”ジョシュ・アレン”は逃げ上手すぎる。

スクランブルを全く捉えられずに0サック。

 

私、サック欠乏症にかかっております。

スペシャルチーム

キッカーがいない

この試合、おかしなことにインジャリーリストにも載っていないK”アンダース・カールソン”がINACTIVEに登録。

 

しかし、ロースターに登録されているK”グレッグ・ズーライン”もプレーする事は無く、キックオフを行ったのがP”トーマス・モーステッド”でした。

一度もFGが無かったのでモーステッドがKとPを兼用という形です。

 

カールソンはラムズ戦でのFG失敗により更迭されたようですが、それにしてもキッカー無しで戦う必要はあったのか?

もうFGは蹴らずに全部ギャンブルでいくつもりだったのか、もうチームの方針が読めません。

総評

プレーオフに向けて仕上がったビルズと負け続けて没落したジェッツ。1シーズン通しての両者の力の差が如実に出た試合となりました。

 

ビルズはこれにて第2シードが確定。チーフスと対戦する可能性はAFCチャンピオンシップのみとなります。

ビルズのチーム状態は良いので、今度こそチーフスを倒して夢の舞台スーパーボウル進出に進出できるかもしれません。

(そこで勝てるかは知らんけど)

 

ちなみにQB”アーロン・ロジャース”のTDパス通算500回の記録は達成されませんでしが、被サック記録がQB”トム・ブレイディ”の565回を抜いて、568回に達成し最もNFLでサックされたQBという不名誉な記録を作りました。

(;´Д`)ノ

 

 

ジェッツの来週の最終戦は、プレーオフ進出がかかっているドルフィンズと対戦。

ドルフィンズは自力ではプレーオフに行けませんが、以前より現実味は帯びてきております。

 

ドルフィンズとの最終戦と言えば、2008年シーズンのQB”ブレット・ファーブ”vsQB”チャド・ペニントン”を思い出します。

あの時はジェッツが敗れてドルフィンズが地区優勝しましたが、ここであの時の恨みを晴らすべくジェッツが勝利してドルフィンズの足を引っ張るのも一興でしょう。

 

とにかく最終戦ぐらい勝ってシーズンを終えたいものです。