ディフェンス

QB#17″ライアン・タネヒル”をパス19/44回198ydに抑え、さらにドルフィンズの3rdDownもギャンブルも成功率0%の堅守を見せます。

・・というか、タネヒルが今シーズンは明らかにおかしいですね。プレッシャーが厳しいとはいえ、オーバースローやミスが多く彼自身が絶不調です。

下手したらタネヒルよりドルフィンズ歴が長いバックアップの”マット・ムーア”に出番がまわってくるシーズンかもしれません。

 

圧倒的有利に見えたこの試合で、D#が苦戦したのは反則の多さ。JETSはペナルティ14回で163ydも損失しています。つまり、アイボリーが頑張って走った分は、ほぼ無かった事になります。
(´;д;`)

特にTDを取られたシーンでは、2回連続でロングパスをパスインターフェアランスの反則で自陣34ydから敵陣8ydまでワープされる完全な自滅。

その1回目はCB#24″ダレル・リーヴィス”が犯したのですが、抜かれた時にジャージを掴んでいたようで、純粋なスピードではレシーバーに負ける「老い」を露呈しました。
しかしながら、エンドゾーン内でINTし、ピンチを無失点に抑える活躍はさすがです。

 

なんと言っても一番の収穫はランD#が良くなった事ですね。ドルフィンズのランを59ydに抑えております。

 

スペシャルチーム

リターンをWR#11″ジェレミー・カーリー”がやるようになって、平均8yd最長15ydと毎回出るようになりました。ミスはしませんし、今後のパントリターンTDにも期待できる好調ぶりです。

しかし、FGでフォーク様の悪いクセが出た。52ydのFGは簡単に決めるくせに、41ydを外すバクチキッカーぶりを発揮。
もう40yd前後のFGは、わざとディレイして下がったほうが入るんじゃないかと思うぐらいの、短いFGに弱さを見せております。
(;´Д`)ノ

 

総評

初の日本時間プライムタイムのLIVE中継でしたが、JETSのみならず視聴者にも最大の敵は反則でした。
JETSのみならずドルフィンズもエンドゾーンで疑惑のパスインターフェアランスを取られ、とにかく黄色い旗が飛びまくる。

さらに試合終盤にJETSのD#が痛みまくり、どんどん試合時が伸びて、さすがに私も最後はダレてきました。
今シーズンはリーグ全体の統計でも反則が多く、審判の目の厳しさが目立ちますが、それに比例して試合時間が延びるので、ここをNFLには一番に改善してほしい部分です。

 

それにしてもドルフィンズの不振ぶりはかなりのものです。何かチグハグしており、画面を通してでも各選手の動きから士気の低さが伝わってきます。

試合後のニュースで、なんとHC”ジョー・フィルビン”が解雇されたとのことで、早くもシーズンエンドの空気をかもしだしております。

不振の理由は、問題児にかかわらず巨額で獲得したスーさんが役に立たない事に対する選手達の不満も少なくは無いと見ます。

 

あと、スーさんといえばライオンズ時代は、倒れてる敵に頭をグリグリやったり、ストンピングしたり凶悪な面を見せておりましたが、今試合でもフィッツパトリックの頭をわざと蹴ったのではないかという動画が出回り、物議をかもしております。
(以下、そのシーンの動画)

ガチで恐ろしいヤツです。
((((;´・ω・`)))ガクガク ブルブル

 

逆に朗報といえば、なんと言ってもファイヤーマン・エドが復活したことです。よく現地のTVクルーも広い会場内で見つけたものです。
firemanEd_london_2015_week04-rs

エドが帰ってくるなんて、他のファンには分からないでしょうが、JETSファンにとっては涙ものです。

なんせ彼を最後に見たのは、パッツに1分間に21点取られた伝説のバットファンブルの時でしたから。あれはLIVEで見ていて夢かと思いましたよ。

Fireman-Ed

参考:1分間に21点取られて、地蔵のように固まるエド。

エドは今シーズンのJETSはやってくれると感じての復活なのでしょう。

こりゃ無様なシーズンには出来ませんな!今シーズンこそ打倒パッツだ!!