特級呪物
毎年発売されるNFLゲームの金字塔「MADDEN NFL 」(以下、マッデン)。
前回マッデン25は、私も久々にプレーして動画も撮って戯れました。
そして、今シーズンの最新作「MADDEN NFL 26」の表紙となるカバープレイヤーが決まりました。
今回は呪いにかかりやすそうなパターンなので、そこもチェックしていきましょう。
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マッデン26のカバープレイヤーはイーグルスRBセイクワン・バークリー(Saquon Barkley)
マッデン26のカバープレイヤーは昨シーズン、イーグルスのスーパーボウル制覇に大きく貢献したRB”セイクワン・バークリー”に決定しました。
Hurdling onto the @EAMaddenNFL cover 🙏🏾Dream come true! Fly Eagles Fly 🦅 https://t.co/zUTwOWHE1U pic.twitter.com/X1xQWIEpk6
— Saquon Barkley (@saquon) June 2, 2025
表紙の撮影風景。表紙は話題となった背面ジャンプでタックルをかわすシーンです。
Phenomenal behind-the-scenes look at the new Madden cover featuring Saquon Barkley.
Congratulations to a great football player and even better person! Nobody more deserving! @saquon 🫡 pic.twitter.com/67ftqltWud
— Jordan Schultz (@Schultz_Report) June 2, 2025
実際のシーンをもう一度
The Saquon Barkley reverse hurdle is insane.#JAXvsPHI pic.twitter.com/09hUPg6Eh5
— Benchwarmer Sports (@bwsportsmemes) November 3, 2024
イーグルスの選手でカバープレイヤーに選出されたのは、2006年(マッデン17)のQB”ドノバン・マクナブ”以来とのこと。
さらにバークリーはマッデン内の総合ステータスが最高値の99であり、名誉ある「マッデン99クラブ」に加入しました。
オフェンスとしては初、全体では3人目(デビッド・エイカーズ、ブライアン・ドーキンスに続く)とのことです。
おめ!
ワーイヽ(・∀・)ノ
発売日は現地8月14日です。
イーグルスファンは心してまてぃ!
どうなるマッデンの呪い?
ここで気になるのが、マッデンのカバープレイヤーになるとキャリアに不幸が訪れると言われている「マッデンの呪い」
近年、QB”パトリック・マホームズ”が呪いを打ち破ってスーパーボウルを制覇し、かつ、一昨年のカバープレイヤーであるビルズのQB”ジョシュ・アレン”がプレーオフでチーフスに負けるのはいつもどおりの予定調和なので、呪いの効果が息を潜めていました。
しかし、昨シーズンの2024年版(マッデン25)では49ersのRB”クリスチャン・マキャフリー”がカバープレイヤーとなり、久々に呪いが直撃しました。
マキャフリーの2024年シーズンは、アキレス腱とふくらはぎの故障によりプレシーズンとトレーニングキャンプを欠席。
さらにレギュラーシーズン最初の8試合を欠場となりました。
その後、復帰して4試合に出場したものの試合中に後十字靭帯を痛めて再びIR入りという不幸な結果で終わりました。
加えて2024年シーズンの49ersは、チーム事体がスーパーボウル出場を果たした2023年シーズンの戦力をほぼ維持し、QB”ブロック・パーディー”を最低のサラリーで使えるため「戦力を保持できるラストチャンス」「最優勝候補」と言われていたにも関わらず、プレーオフ出場すら逃しました。
まさに久々の呪い直撃だったのですが、これまでのマッデンの呪いを振り返ると、RBがカバープレイヤーの時は顕著に呪われています。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
おさらいすると・・・
2003:マーシャル・ホーク(ラムズ)
→ラムズのスーパーボウル制覇に貢献したスーパーRB。
映画「アメリカン・アンダードッグ」では存在が消されてましたが、スーパーボウル制覇は彼の活躍のおかげでもあります。
しかし、カバープレイヤーになった途端、負傷して成績が急降下。ラムズの弱体化も始まりました。
ここで「マッデンのカバープレイヤーは呪われる」というジンクスが始まった呪いの開祖でもあります。
2007:ショーン・アレクサンダー(シーホークス)
→弱小だったシーホークスをスーパーボウル出場に導いたRB。
残念ながらスーパーボウルはスティーラーズに負けるも、知名度を挙げてカバープレイヤーに選ばれました。
が、やっぱり負傷して成績が大幅にダウンし、いつのまにかNFLから消えました。
2012:RBペイトン・ヒリス(ブラウンズ)
「誰やねん」と思われて当然の選手。1シーズンだけ活躍するもプレーオフすら出てません。
そんな彼がなぜカバープレイヤーに選ばれたのかというと、この時のカバープレイヤーは一般からの投票によるトーナメント形式でした。
最初はただの人気投票だったのですが、準決勝で”ペイトン・ヒリス”が当時絶頂のQB”アーロン・ロジャース”を破ったことで空気が変わります。
「これ優勝したら呪われるから、逆に入れなきゃダメなんだ」という認識が一気に広がってヒリスは決勝戦でQB”マイケル・ヴィック”も破って、いわば不人気トーナメントを優勝してカバープレイヤーになったのです。
当然、彼の活躍は続かず自然消滅しました。
参考記事(こういう時にブログ続けてると便利だね)
2013:バリー・サンダース(ライオンズ) & エイドリアン・ピーターソン(バイキングス)
複雑なのがこの年。
この年のマッデンのタイトルは本来「マッデン14」なのですが、25周年なので「MADDEN NFL 25」というややこしいタイトルをつけてしまったのです。
もしかして、当時マッデンというタイトルが2024年まで続かないと思ったのでしょうか。
カバープレイヤーは過去の名RB”バリー・サンダース”がカバープレイヤー投票の決勝戦で勝利し、「引退した選手だから呪われても問題が無い」というオチになったのですが「PlayStation3版」と「Xbox 360版」がサンダースの表紙で、後で当時の次世代機であった「PlayStation4版」と「Xbox one版」のローンチタイトルとして、その決勝戦の相手だった”エイドリアン・ピーターソン”の表紙のマッデンが発売されたのです。
そのピーターソンは2011年に重傷を負い8か月のリハビリを経て復帰。
2012年は大活躍したのですが、表紙となった2013年は最初のランで78ydのTDランを決めて順調に見えたものの、その後は慢性的な足の負傷に悩み14試合の出場に終わり、チームも5勝と低迷。
さらに2歳の息子が母親のボーイフレンドから虐待を受けて死亡。
翌2014年にはピーターソンが児童虐待の罪で起訴されるという不幸が待っていました。
2024:クリスチャン・マキャフリー(49ers)
→先ほどの説明したので、ここでは割愛
総評
つまり、RBであるバークリーに特級の呪いがかかる可能性が大きいのです。
そもそもイーグルスが所属するNFC東は「20年近く連覇が無い」地区であります。
よって確率論ではイーグルスの地区優勝は無し=バークリーが不振 という未来が見えるわけですね。
イーグルスファンにとって、バークリーのカバープレイヤーは不安要素でしかありません。
しかしながら、イーグルスは昨シーズンのスーパーボウルであのチーフスを圧倒的な力で倒した事は事実。
人知を超えたRBであるバークリーがジンクスを打ち破り、イーグルスの連覇を達成することもありえるでしょう。
結局、何が言いたいのかというと・・・
ジェッツは今シーズン、対戦しないから好きにして
です!
バークリーとイーグルスに幸あれ!