ディフェンス

こちらもSS#25″カルヴィン・プライアー”が欠場でD#が大崩壊。昔から、”ジム・レナード”の時といい先発Sが欠場した試合は大崩壊する法則があります。

まずFS#21″マーカス・ギルクライスト”のカバーワンが大失敗。彼の反応が鈍く、20yd以上のロングゲインされるシーンが目立ちました。特にRB#22″タイワン・ジョーンズ”にサイドラインを激送されTDを奪われたシーンでは、彼を含めて4人もかわされ情けない。

なんせレイダースのパンターが初めて登場したのが、第4Q半ばというD#崩壊ぶりです。

実に19回もタックルミスがあり、クロマティが2度もTDを許すというリーグ最強とも言われたD#に見る影も無く、これにLB”デビット・ハリス”は「こんな酷いことは、2度と起こらないように約束する」とコメントしております

 

JETSのD#が酷かった事もありますが、レイダースQB#04″デレク・カー”の成長も理由でしょう。

昨シーズンの開幕戦で対戦したときは、JETSのDBが酷くともカーはプレッシャーを与えたら何も出来なくなるQBでした。しかし、今回はプレッシャーにも負けず、各レシーバーがルートを変えてセパレートするベストのタイミングでベストなパスを投げ分けて、JETSのD#を手玉に取りました。

結果、カーのスタッツはパス333yd4TDと大爆発。ホットラインであるWR”アマリ・クーパー”は46yd獲得に抑えるも、クーパーがダメならあっちこっちに投げ分ける技術があり、WR#15″マイケル・クラブツリー”に102yd1TDを許し、WR#18″アンドレ・ホームズ”に関しては、2レシーブ2TDとTDパスだけ投げるという状況。

特に肩が強いとか足が速いわけではないカーの上達ぶりに、彼のこれまでの鍛錬と努力を見た気がしました。

 

あとRB#28″ラタビアス・マレー”に113ydも走られた事も敗因でしょう。プライアーが欠場でなければ、これだけ許さなかったと思います。BUSTだと思っていたプライアーが今やJETSには無くてはならない存在となりました。

 

スペシャルチーム

先週は謎の負傷から復帰した    P#04″ライアン・クイグリー”は平均44yd、最長52ydで20yd内を1回。41ydのリターンを許すものの彼自身に問題は無い様子。

フォーク様も2/2本決めて、ぼちぼち安定しているSTなのですが、欲しいのは目の覚めるようなビッグリターン。

 かつてのJETSは、リターンの鬼”レオン・ワシントン”や”ジョー・マクナイト”など、STにリターンTDが期待できる能力がありました。

しかし、近年のJETSにはそれがまるでありません。私のようなぼちぼち昔から見てるJETSファンにとって、これは寂しいでしょう。
(まぁ、キックオフの位置が変わりリターンが減った事もあるでしょうが。)

 

総評

またプレビュー記事で舐めた事を書いたら、コテンパンにやられました。
これが「呪い」の部類に入るなら、プレビュー記事はネガティブな事ばかり書かないとダメですね。

 

そんな事よりQBがいなくなるという大問題が発生しました。
後日のニュースによると、QB”ライアン・フィッツパトリック”の左手は手術が必要との事。そして”ジーノ・スミス”も肩を負傷し、次週のジャガーズ戦の先発が不透明な状況です。

これに関して、フィッツパトリックが手術を先延ばしにしてまで投げるとか、ドラフトで獲得したQB#09″ブライス・ペティ”が先発するとか、はたまた49ersにて降格したばかりのキャパニックをGETするとか、いろんな説が飛び交っており、これまでのプレーオフ出場ムードが一転して地獄に突き落とされた感じです。

 

余談ですが私、”ジーノ・スミス”がフィールドに出てきただけで、気が抜けて うつ状態におちいり、試合を見る気力が全くなくなりました。
本当に私はジーノが嫌いなんだと、改めて実感できた試合でもありました。
(ノДT))