ディフェンス

前試合よりはパスラッシュが効いて計4.5サックを記録。
特に重要なところでOLB#97″カルヴィン・ペイス”がボールを叩き落として、自らカバーしターンオーバーを奪ったのが大きかった。

さらにCB#20″マーカス・ウィリアムス”が2INTを記録。(1本はリーヴィスがチップして浮いたものを拾った)。

 ついでにボートルスのスローがすっぽ抜けるなど、彼の自滅にも助けられましたね。

 

だがしかし、CB#31″アントニオ・クロマティ”がWR#88″アレン・ハーンズ”のダブルムーブについていけず、2本の30yd超のパスを許しTDレシーブも献上という絶不調。

サイドラインでは足に太いテーピングをし、試合途中でQuestionableとなったので、前試合からの負傷が響いている模様。
次週からクロマティのマッチアップを狙われそうで、早い復調が求められます。

 

あと、マーシャルがTDを決めて少しは楽になるかと思ったら、すぐにボートルスに自陣28ydからパス3本でTDを決められるシーンにはゲンナリしました。

 

スペシャルチーム

勝因となったのがジャガーズのパントリターナーCB#41″ニック・マーシャル”。TD1本でひっくり返る点差の試合時間残り3:30という重要すぎるシーンでJETSのパントをマフり、このボールをJETSがカバーしてターンオーバーを奪いました。

これもP#04″ライアン・クイグリー”がキレキレだったおかげでしょう。
パントは全部強烈なバックスピンがかかっており、全く前に転がりません。短いパントだろうが無駄にバックスピンがかかっておりました。

このバックスピンのおかげでパント9回中20yd内が5本、最長52ydとジャガーズのフィールドポジションを下げるのにかなり貢献しました。

 

しかも、この試合はフォーク様が試合前に大腿四頭筋を痛めたため、クイグリーがエクストラポイントも蹴るという働きぶりです。(FGは蹴る機会なし)

 

総評

終盤のジャガーズの自爆に救われ、予想より危ない試合でした。
フィッツパトリックが左手を負傷しつつも、右手と左手で行ったハンドオフの回数はほぼ半分。手術が必要らしいですが、「来年まで手術しない」と、彼らしい根性を見せております。
とにかくフィッツパトリックの負担を減らすために、出なくなったランO#のスランプをなんとかせねばなりません。

 

そして最悪な事に、フォーク様の大腿四頭筋の損傷が重度で、ある記事では6週間の欠場になるらしく、ビリー・カンディフやギャレット・ハートリーなど4人のキッカーをトライアウトしたとの事。

今回の試合、FGはあえて蹴らず。敵陣25ydの4thDown-3ydの状況でもFGよりギャンブルを選んで成功し、これがTDに繋がったのでラッキーでしたが、毎回こうはいかないでしょう。

次は重要なビルズ戦でしかも時間が無いサースデイナイトなのに、カンディフとかハートリーとか逆クラッチキッカーがJETSに来るなんて、嫌だなぁ~。
( ̄Д ̄;

 

フィッツパトリック、マンゴールド、クロマティに続きフォーク様まで負傷するとは、歳を取るとこういうリスクが高まりますね。
(ミリナーとかドラ1の若手なのに、負傷ばかりで何もしてないアホもいますが)

 

繰り返しになりますが、次は現地木曜日にビルズとの重要な試合。レックス・ライアンと初対戦となります。

HC”トッド・ボウルズ”vsHC”レックス・ライアン”という、アグレッシブなD#で成り上がった似たもの同士の対決でもあり、プライドに賭けて燃えるでしょう。

不安要素ばかり増えていますが、プレーオフ出場のためにも負けるワケにはいきません。