ディフェンス

DE”シェルドン・リチャードソン”が膝の負傷のため欠場。

この試合での一番のショックがCB#24″ダレル・リービス”がWR#10″デアンドレ・ホプキンズ”にちぎられて、ロングパスTDを許したシーンでしょう。
他にも彼に競り合いに負けるシーンがあり、先週の試合での足の負傷を懸念されていたとはいえ、リーヴィスアイランド陥落です。

加えてリーヴィスはタックルにいったさいに頭部負傷。負傷続きに加えて年齢を感じるところもあり、シャットダウンコーナーとして機能をしなくなっているのはヤバイです。

そのリーヴィスを手玉に取ったWR#10″デアンドレ・ホプキンズ”に関して、2013年のドラ1との事で私は今まで知らない選手だったのですがレベルが高い。スピード+セパレートするムーブに加えて、余裕でワンハンドキャッチをかます器用さもあります。

 

優秀なレシーバーも優れたQBあってのことで、今回のテキサンズの一番の不安要素であったQB#06″T.J・イェーツ”の久しぶりの先発は、パフォーマンスはそれほど無いにしても勝てるQBである事を証明しました。
彼のパス成功率は今日のフィッツパトリックとほぼ同じ50%ぐらいなのですが、的外れなパスが無くて落ち着きがありました。

 

そして彼を支えたのが、奇策ワイルドキャット使いのWR#18″セシル・ショーツ”。重要な場面で彼のワイルドキャットで1stDownを2回許し、さらにイエーツからショーツへのラテラルパスでサイドにD#をひきつけてから、まさかの中央へのフォワードパスというトリックプレーでTDを許します。

昔のJETSで言う”ブラッド・スミス”のような存在で、今のJETSもO#が手詰まりになった時に、こういう意外なプレーも必要である事を思い知らされましたね。

 

復帰したS”カルビン・プライアー”はやっぱり良いです。ゲインを許さない一撃で仕留めるタックルに加えて、TEで登場した”J.J・ワット”へのTDパスを阻止しました。

 昨年までBUST扱いして、ごめんね。

 

スペシャルチーム

今日はCB#31″アントニオ・クロマティ”がリターナーをしましたが、やはり優れており39ydのリターンを見せました。
先発CBなので本来はリターナーをすべきでないのですが、ロングゲインできるリターナーが居ないのは事実。

フォーク様の代役K”ランドール・ブロック”は40ydの1FG。JETSに来てから未だ50yd超や決勝FGを蹴る機会が無いので、彼の実力がまだ見えていない状況です。

 

総評

先週のビルズ戦に続きD#が強いテキサンズとの対戦でしたが、D#がウリのチームとの対戦になると、JETSは競り合いの弱さが見られます。

まず相手に先制されたら勝てず、自慢のD#陣もターンオーバーを量産できなければ、O#力だけではどうにもなりません。第4Qに2:30で1TD返して1ポゼッション差に詰めるシーンもありますが、オチはやっぱりフィッツパトリックのO#を焦るあまりのINTでした。

フィッツパトリックはブレイディやマニングのような大逆転劇を生み出すQBでは無いです。

そして、今のJETSに足りないのはランO#の安定性ですね。アイボリーの好不調次第で勝敗が決まっている感があります。

加えて、今回の試合で感じたのは、やはりここ一番で使う奇策は用意すべきですね。5年前のプレーオフに出場したシーズンも元QBのWR”ブラッド・スミス”がワイルドキャットやピストルを仕掛けて、O#の隠し玉となっていました。

 

リーヴィスは不振に加えて、脳震とうで次の重要なドルフィンズ戦の出場が不透明な状況となっております。

加えてドルフィンズは、JETSからカットされたばかりの元ドラ1OLB”クイントン・コプルス”を獲得しました。つまりドルフィンズはJETSの最新の内部情報を手に入れたのです。

ずっと1勝1敗を続けるイルカさんのスィープは念願でしたが、風向きは怪しいです。