これぞフットボールの妙

ジャイアンツに勝利し、プレーオフ進出に前進した我らがJETS。

気になるのはワイルドカード争いの競合相手となるビルズでしたが、パッツにまさかの事態が発生しました。
単純に攻撃力だけで勝敗が決まらないのがフットボールの妙。

今週のAFC東はどない?

[SPONSORED LINK]

ペイトリオッツ 28-35 イーグルス

ちょっと前までパーフェクトシーズンかと言われていたパッツがまさかの連敗。しかも相手は2試合連続で5TDを許した、例えるなら守備力がドラクエの『布の服』なみのイーグルス!
(失礼!)

 

パッツは第2Qに2TDを決めて先制し、虐殺モードかと思いきや流れを自ら壊したのはパッツ。
次のキックオフ時にK”スティーブン・ゴストコウスキー”がボールをDB”ネイト・エブナー”にパスしてドロップキックをする見た事が無いプレーをする。

混乱を狙ったトリックプレーだったが、結局イーグルスに良いフィールドポジションを与えただけで、このドライブでイーグルスがTDを決めたものだから空気がおかしくなる。

イーグルスはさらにパントブロックからリカバーTDを決めて同点に追いつき、前半を折り返す。

 

第3Q、パッツはO#が進まないどころか、イーグルスS”マルコム・ジェンキンス”のINTリターンTDとRB”ダレン・スプロールズ”のパントリターンTDを喰らい、イーグルスのO#以外に連続失点という最悪の展開となる。

 

イーグルスは第4QにもQB”サム・ブラッドフォード”がTDパスを決めて 35-14 の3ポゼッション差に広げ勝利確定かと思われた。

 

しかし、パッツが底力を発揮。ラスト5分にTDを決めて、さらにオンサイドキックを成功させて、ラスト3分にTDという恐るべき破壊力で1ポゼッション差に詰め寄る。これにはイーグルスは凍りついたでしょう。

さらにオンサイドキックは阻止するものの、イーグルスは痛恨のファンブルロストでラスト1分にパッツにO#を渡してしまうものだから、イーグルスファンは寒気が止まらない。
((((;´・ω・`)))ガクガク ブルブル

だがイーグルスD#にも意地がある!!ブレイディのギャンブルを阻止し、見事に逃げ切ってイーグルス勝利!!

 

パッツの敗因はもちろん、イーグルスO#以外に21点も取られてしまったこと。さらにグロンコウスキーとエデルマンという飛車角抜きでは、さすがにブレイディもパスを投げあぐねるシーンが目立ちました。

あと、ドロップキックや ダブルリバースからブレイディへのパスなど奇策をしかけるも、勝利できなかったのは痛いですね。こんなところで見せるカードでは無かったと思います。

この奇策らの影に、思った以上にパッツの苦しい状況を見た気がします。