よもやよもやの大復活
NFL2025年シーズンも佳境に入りましたが、ここで驚くべきニュースが報じられました。
なんと殿堂入り目前だったQB”フィリップ・リバース”がコルツに緊急で復帰し、次戦シーホークス戦の先発を務めるとの事です。
今シーズンのコルツをけん引してきたQB”ダニエル・ジョーンズ”がIR入りしたとはいえ、元ドラ1のQB”アンソニー・リチャードソン”はそんなに信用ならんのかい?
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フィリップ・リバース(Philip Rivers)とは?
先週の記事で紹介しましたが、リバースを知らない方は以下の引退時の記事を参考にしてください。とんでもねぇ名物QBが生き返る事が分かります。
フィリップ・リバースがコルツに復帰し次戦先発
少し前から話題になっていた”フィリップ・リバース”の復活。
コルツの事情としてはこれまでジャイアンツから移籍した元ドラ1QB”ダニエル・ジョーンズ”(以下、ダニジョン)が先週のジャガーズ戦でアキレス腱を負傷してIR入り。
現状のコルツはシーズン序盤の快進撃に陰りが見え、ジャガーズに1勝差で首位を奪われてテキサンズと同率8勝の3位に転落しました。
コルツの今シーズンの地区優勝に賭ける思いは並みならぬもので、11月の初旬にジェッツへ2026年と2027年のドラフト1巡を渡して、CB”ソース・ガードナー”を獲得。
しかし、このトレードの後からなぜかコルツは失速しており、ガードナーも次戦は背中の負傷で欠場の予定ですw
(;´Д`)ノ
ここで賢明なNFLファンならば、「ダニジョンがいなければ、前年まで先発を務めた元ドラ1QB アンソニー・リチャードソン がいるじゃない?そんなに信用できないのかい?」
と思うでしょうが、じつはリチャードソンも11/30に眼窩(がんか)負傷のためにIR入りしていました。
コルツに残るQBは2025年ドラ6”ライリー・レナード”とジェッツにも所属したことがある7年目の”ブレット・リピン”。
ドラ1を2個も出して賭けたシーズンの残りをザコQBに任せるわけにはいかず、緊急で殿堂入り目前のQB”フィリップ・リバース”にダメ元で連絡を取ると、「ええよ~!」と返答がありプラクティススクワッドに登録。
しかし、本来リバースの復帰には1週間の準備がかかると思われていたのですが、練習すると「あれ!?いけるじゃん!」となり、ロースターに加えて次戦のシーホークス戦で先発出場する運びになったわけです。
当然、NFLから引退して5年もブランクがある44歳のQBが打診から1週間以内、しかもプレーオフ出場を賭けた地獄のような空気の中で復活するなんて、NFLどころかスポーツ業界全体でも前代未聞の出来事でしょう。
明日に試合を控えた日本時間 日曜日の早朝にすでにコルツのデプスチャートのQB1に登録されており、マジのマジでリバースが投げるのです。
ちなみにNFLの殿堂入りは引退から5年経過しないと権利を得られないので、今回の復帰でリバースの殿堂入りは最低でも5年先となりました。
総評
44歳で5年のブランクがあり、さらにプレーブックなど全て覚えれるワケがなく、現レシーバー陣のみならずオフェンス全体との連携も取れていないだろうリバースが、NFC西で首位争いをしているシーホークス相手に勝てるとは到底思えません。
が、NFLファンとしては勝利して欲しいです。相手がQB”サム・ダーノルド”だけに。
( ゚∀゚)o彡゜
もしコルツがプレーオフに出場できれば ロジャース vs リバース というカードもありえるだけで、ファンにはロマンしかありません。
しかしながら、このような復活劇が成功すると、「トム・ブレイディもまた蘇ってくるのでは?」と思う方がいるでしょうが、ブレイディは現在レイダースのマイノリティオーナーの立場であるので、復活は無いらしいです。
リンク:コルツQBリバースの現役復帰を受け、48歳の今でも“プレーはできる”とトム・ブレイディ(NFL JAPAN)
なにわともあれ、あり得ない事などないのNFL。リバースのパフォーマンスが楽しみです。


















すげー!一度引退しても、生涯先発人生継続ですか!?
まだ嘘じゃないかと思えるようなネタですが、どうやらマジみたいです。
これで勝ったら、銅像が立ちますよ。