低限は知っておく
前回に続き、ドラフト勉強会の後編です。
獅子吼さんと、びるずだいなすてぃさんのモックに参加しているものの、相変わらずドラフト関連にうとい私。
恥をかかぬように最低限に納得感のあるPICをするべく、ちょいと勉強です。

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DT:ニック・フェアリー(Nick Fairley)
出身校:オーバーン大
QB”カム・ニュートン”とともにオーバーン大を全米王者に導いたDT。ランストップ&インサイドパスラッシュともに高い運動能力をみせる。
だが、オーバーン大には編入して入り、活躍したのは実質2010年シーズンのみ。テクニックも荒削りで発展途上中であると共に性格面にも問題があるようで、あえてスルーするチームもあるだろうとの事。
しっかし、オーバーン大って問題児ばかりなのか?

WR:A.J. グリーン(A.J. Green)
出身校:ジョージア大
高校時代から高い成績を残し注目され続けてきた、エリートWR。
マンツーマン・ゾーンカバーともに対応し、高い運動能力のみならず緩急をつけた動きでマークを外すテクニックに加えて、背面でキャッチするなど高いレシーブ能力も持つ。
比較対象がモスやフィッツジェラルドというぐらいパーフェクトなWR。
正直、JETSに欲しい。

RB:マーク・イングラム(Mark Ingram)
出身校:アラバマ大
「イングラム」と聞いて某ロボットマンガを思い出す人は、おそらく30代。
そんな話はさておき、2009年ハインズマン賞受賞のRBだが、2010年は膝の負傷でそれほど成績を残していない。
175cmと小柄だが、傑出したボディバランスとクイックネスを持ち、ルートを見つける嗅覚も鋭く、加えてレシーブ能力も高い上にパスプロも優れている器用さがある。

ちなみに父”マーク・イングラムSr.”は、1987年ドラフト1巡でジャイアンツに入団し、1990年シーズンにスーパーボウル制覇を経験している。
いわば彼は「イングラム2号機」である。(しつこい(´д`lll))

DE:ロバート・クイン(Robert Quinn)
出身校:ノースカロライナ大
こやつがクセもの。なんせNCAAの規律の違反で2010シーズンを丸ごと出場停止なのだから。
だがしかし、2009シーズンの評価からブロッカーを一瞬で抜きさるパスラッシュ能力は、今ドラフトでトップとも言われている。
この1年のブランクにはチームも考えさせられるだろう。

QB:ブレイン・ギャバート(Blaine Gabbert)
出身校:ミズーリ大
後編の最後もQBです。前回紹介した”カム・ニュートン”と今ドラフトQBトップの座を争うのは”ブレイン・ギャバート”。
パスが正確でIQも高いポケットパサー。スピード、クイックネスもあわせ持ち、改善点はフットワークぐらいだと言われている出来たQB。

つまり、ニュートンとは反対のタイプと見れます。
QB採りを狙うチームに取ってはニュートンとギャバートのどちらを採るのか悩むでしょうな。

前後編合わせて10人しか紹介していないですが、他にも”J.J.ワット”や”キャメロン・ジョーダン”など注目の選手は多数います。
なんせJETSは前年同様に中途半端に勝ち上がったため、今回は30位。この順位まで来ると、誰をPICするのか全く予想がつきません。
(昨年もクロマティをトレードで獲得した後に、さらにCBを採るなんて想像できませんでした)

現在びるずだいなすてぃ さんのブログで投票形式のモックドラフトをやっておりますので、そちらのほうが予想の参考になるでしょう。

「ドラフトの予想して何が面白いねん?」って思う方もいるでしょう。私もそうでした。
しかし、事前にどんな選手がいて、それを採る事によってチームがどう代わるかを予想し、その結果が期待はずれ(BUST)だったり、逆に下位で採った選手が予想外に爆発するなど、「サカつく」のような育成ゲーム的な面も注目していくと、シーズンをより一層楽しめますよ。